2012年5月頃、TV番組「噂のケンミンSHOW」で、尾道の子供達の駄菓子屋で売られている定番おやつとして、「若鶏の手羽」なるものが紹介されていた。それがこちらだ。
唐揚げしたものに企業秘密の特別なスパイスを絡めて製品化したそうだが、この放映以後、大人達の大人買いのせいで品切れ状態が続き、子供達が買えなくなったそうだ。会社は製造していた月3万本から5万本に数を増やして販売しているという。子供のおやつに、Beerのおつまみに、やみつきになるほど美味いと言うのでどんな味だろうと興味を持っていた。
日曜日の昼前に、昼食の買い物をしようとヤマザワの山居町店に行ったら、これがあった。子供のおやつにしては、ちと高いなと思いながら、数袋を買った。それで、食べての感想なのだが、驚くほどの味ではない。自分でスパイスを調合して焼いた方が、もっと美味くなると思う。尾道在住方のブログを見ると、なるほど番組のための企画なのだなと頷ける。ケンミンSHOW常連の山形県でも、「それはないよな。」と思う企画があるからだ。たとえばムキソバなど。酒飲みのシメで食べる物ではない。高級な一品の部類に入る筈だ。番組自体、当然やらせはあるだろうと思いつつ、面白い番組だとこれからも楽しみにしている。