無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

発見!酒田みなとの探検隊

2013-07-28 21:06:47 | 建築・都市・港

7月28日(日)、「発見!酒田みなとの探検隊」が開催された。当日の天気と連日の豪雨による水(川から流れてくる浮遊物など)を心配したが、時折ぱらつく小雨も上がり、絶好の探検隊日よりになった。晴の場合と雨天の場合とで、2つのプログラムを用意していた。例年なら、とっくに梅雨があがる時期なのだが。

旋回する船は海上保安庁の船だ。

日曜日なのに、浚渫船は作業をしている。酒田本港の浚渫は船上に土砂を積み込んでいる。

海洋センターの3階で、開会式を行った。主催者の挨拶の後、国交省の酒田港湾事務所長さんのご挨拶をいただく。また探検隊が開催された当初から、子供達の体調や怪我などがあった時の為にと、水戸部ドクターにメンバーとして加わっていただいている。酒田市の休日診療所とも連携をしていて、すぐに対応して貰える手筈は整っている。

今回の「港で働くおじさんの話」は、(株)みなとの石井専務さんから潜水士のお話を伺う。潜水士は国家免許だそうで、石井氏自身も潜水士だった。免許証を見せていただいたが、写真がお若い! NHKの朝ドラのあまちゃんに出てくる南部潜りの話しも出てきたよ。

海の中で、どんな仕事をしているのかをパネルで説明して貰った。

その頃、舞台裏では我々スタッフが危険な(?)イカスミカレーの準備をしていた。子供達はお握り弁当にした。

この日は「良い形のが上がったよ。」と言う海鮮市場から岩ガキを運んだ。でっかいカキだった。

表舞台では、子供達が潜水夫のヘルメットを被っている。

潜水服の道具は一つ一つがとても重い。全部でどのくらいの重さになるかを、体重計に載せて計ってみた。載せているのはブーツだ。床の左に置いてあるのが重りだそうだ。1個が14Kgで、それを前と後ろに着けると言う。

潜水服に触ってみる。潜水服と重りの全部の重量は、50kgを超えていた。

昼食後、探検隊は2班に分かれ、一班は県立鶴岡加茂水産高校の実習船鳥海丸に乗せて貰う。

実習船の中では、高校生達が用意してくれたタッチプールで、魚や海の生物たちを触る体験をした。

もう1班は国交省の調査船みずほに乗船し、酒田港の中から港の機能を説明して貰った。魚群探知機のような海底を撮すモニターを見ながら、施設を港内から観察した。これを交互に繰り返し、全員が体験した。

今度はみんなで大浜海岸へ集合した。浜辺ではカヤックを2艇準備し、どうやって漕ぐか実際に乗って体験する。

今回の参加者は、救命胴衣のサイズの関係上4歳以上と言うことになった。例年だと小学生4年生以上だったのが幅広く参加して貰える。さすがに4歳児にカヤックを漕がせるのは無理なので、大人がインストラクターとして乗船する。

小学生達は自分で上手に漕ぎ出す。波の少ない港湾内なので比較的安全なのだが、水上バイクの若者達がごく近くを通り過ぎる度に横波を受け、なかなか出発点に戻れないチームもいた。

カヤックの順番を待つ間、足首まで波に浸かったり、砂浜を掘って遊んでいた子供達だが・・・。

だんだんと海の中へ移動を開始、殆どの子供達が着衣のまま泳いでいた。

テントを2基準備したが、真夏の日差しを浴びて、UVクリームを塗ったりと忙しい。

参加者は内陸組が過半数を占めている。全身ずぶ濡れ&砂だらけの子供達の着替えは、ちゃんと保護者の方は準備されていた。海に来て入らないなんて、無理だろう。

今年の参加者の中には、福島から避難されているご家族も加わっている。考えてみると震災以降、NPO法人の設立に慌ただしく、探検隊の開催は久しぶりだった。

My Movie(JUL 28, 2013 15:10 - 15:15)

コメント (2)
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