11月26日、酒田みちみらい女性の会のメンバーは、山形県遊佐町女鹿(あの秘境駅のあった集落)へ現場見学会に出かけた。残念ながら日にちが重なって、私は山形のみちづくり評議会への参加となった。月山自動車道路はみぞれだった。
遡ること11月16日、尾花沢-新庄道路の開通式が賑やかに行われたそうだ。18日に山形市で会議が行われ、その新しい道路を通って帰ろうと国道13号線に向かった。辺りはどっぷりと日が暮れていた。尾花沢の花笠おどり観光センターの交差点を通り過ぎ、どこからその道路へ抜けられるのだろうかとキョロキョロしている内に、左手の頭の上を車がスピードを上げて新しい道路を走って行くのが見えた。その日は入り口を見つけられずに帰途につく。
さて、昨日は「絶対に走るぞ!」と意気込んで向かう。この時期は日の落ちるのも早く、またしても尾花沢を走る事には、真っ暗になっていた。しかも雨が降り、良いコンディションではない。会議に同席していた尾花沢の方から、だいたいの場所は聞いていたので、その通りに国道を降りる。降りた場所は国道347号線(銀山方面へ行く道)だった。左上には高架の道路が見え、もしかして間違えたかともう一度国道を戻り、交差点を大石田の方へ向かって見た。それらしき入り口は見えずに国道347号線に突き当たる。347号線を走ってみたが、高架の道路の下を抜け、国道13号線と交わる。
ええ~い、腹が立つ。それなら、逆から入って位置を確かめようと思い切って尾花沢の道の駅まで走った。この道の駅は、高規格道路の上下どちらからも入る事が出来る構造になっている。ついでにトイレ休憩を試みたが、トイレは工事中で仮設トイレが並んでいた。ここでも運がない。(工事は来月いっぱいで完成の予定だそうだ。)
さて、無事に走り抜けICを確かめる。この日何度も走った347号の途中から、ICの入り口があった。小さな看板である。降りてまた入り、往復で道路を確かめたが、妙に走りにくい道路だった。道幅がせまい。そんなにカーブは無いはずなのに、何だか恐い。開通して10日も経ち、知る人も多いと思うのだが、断然国道13号線を走り、福原ガソリンスタンドの所から新庄道路に乗る車が圧倒的に多い。ラッシュアワーの時間でさえもである。この開通では、一度国道を降りてICに向かう距離も考えると、それほどの時間のメリットはないのだろう。尾花沢の方は5分の短縮だと言われたが、そうだろうか。
ちなみに、まだGoogle Map には、その道路はない。Google Earth だと、工事中の道路とICが見える。今度その道路を使う時には、それを参考にされると良いと思う。