UIA(国際建築家連合)のゴールデンキューブ賞(子どもを対象とした建築や都市環境の教育活動)の最優秀賞に、「子どもたちが応援する歴史的建造物の震災復興~地域・小学校等との協働プロジェクト~」(建築と子供たちネットワーク仙台)が選ばれた。
発表する細田さんと渋谷さん
彼女たちの活動は25年前から始まった。初期の頃、私もプログラムに参加させて頂いた事がある。長い間、よく続けて来られたと感心し、最優秀賞を獲得したのも頷ける。本当におめでとう!
今年のUIA大会は、南アフリカのダーパンで開催された。お二人は家を出てから三十数時間かけて会場にたどり着いたそうである。長い・・・。
取り組みは2つ。1つは東日本大震災で破壊された登り窯の修復をこども達と行ったこと。もう一つは同じく東日本大震災で壊れた旧丸木商店の土蔵の修復に、こども達がデザインした紋の格子を飾ったこと。
その紋が素晴らしい。
アフリカらしいトロフィー。
勿論、大会でのスピーチは英語だったそうで、二重の意味で偉いなと思う。