5月29日、酒田港女みなと会議の総会が、山形市で開催された。初代の水戸部浩子さんから2代目の青木久子さん、そして私に移った座長は、NPO法人の立ち上げで理事長となり、ついに卒業の日が来た。自分では想像もしていなかったが、総会が終わった後の安堵感と来たら、ちょっと言葉では言い表せない。
思えば15年ほど、事務局を含め様々な事をやってきた。山形県内に点在する会員が諸事情で抜けて行ったり、資金難で潰れそうになったり、評価しない所長が現れたりと、宇用曲折で今日まで来た。続けて行くのは大変な事だと思いながら、細々とやってきた。地元でも広く知られる訳でもなく、知っている人だけ知っている存在だと考えていたが、事務局長のKさんから「港湾関係の国レベルではとんでもない存在になっているのよ。」と教えられた。そう言えば、賞を貰ったこともあったっけ。
酒田港女みなと会議を、発足から見守ってくれた顧問から、「お疲れ様!」と手作りの椿をプレゼントされた。傘福に飾っても良し、コサージュをしても良しの作品で、使われている布が素晴らしい。椿の由来もプリントされた物以外にも、教えて貰った。椿寿とは八千歳だそうだ。「長生きせ~よ。」と言われたが、そこまでは・・・・。