フトモモと言っても、人間の脚とか鶏肉の話ではない。植物にフトモモ科と呼ぶ種類があり、主に熱帯亜熱帯に分布する。園芸コーナーでブルーベリーを見ていたら面白い形の花を見つけた。フェイジョアと呼ばれ、実がなると書かれている。ブルーベリーが頭にあったので、レジで聞いてみた。「実がなると書かれてあるけど、1本で大丈夫か。」答えは否だった。これは大変だ。でも考え方を変えて、花だけ楽しむのはどうだろう。長い目で見て、実がなったらラッキーだと思えばいいさと買ってきた。
花と言えば、柚子に次いで沙羅(シャラ)の花が咲いた。ひっそりと蕾が開き、開ききらずに散っていく。まるで私を見ているようだ。←チガウダロ
椿よりもお茶の花を大きくしたような気もする。咲いた雰囲気がモコモコとした表現にピッタリだ。
千円ほどかけて苗を買ったのが昨年の暮れ。どんなに実が成るのを楽しみにしていたか。しかし、全部の苗が花を着けた訳では無かった。ぐんぐんと成長し、ストローを増やすだけで、たった2本の株しか花を着けなかった。1個が百円を超えるイチゴである。それがようやく色づいた。この株の実は大きい。何種類か違う株を植えている。やっぱり地植えに叶わないのだろうか。増えているストローは、どうやって処理をしようか。