無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

カマキリ

2015-09-24 10:26:03 | 動物・自然

春、植木鉢の周辺に、小さなカマキリを見つけた。うまく育ってくれよと見守ってはいた。カマキリや蜂は、自然の中の警察官のようで、害虫を退治してくれる。害虫にもそれぞれ事情はあるのだろうが、人間の立場で葉っぱや花を食い荒らすのは、やっぱり害虫なのである。

秋になって、あのチビ助のカマキリは、かなり大きな身体に成長していた。立派なメスである。人間が触れてもどうってことないが、近くに昆虫が寄った時の頭のかしげ具合は、やっぱりさすがだなと思う。こちらに顔を向けているのは、手前の花に茶色の蝶々が止まっているからだ。花に引き寄せられる虫を捕るには、やはり花のある辺りでの待ち伏せ作戦が功を奏するだろう。

その雌よりも一回り小さな雄がやってきた。この男女の距離はまだ遠い。事の顛末を知る人間には、この出会いが切ない。まだ産卵するには早いんじゃないのと声を掛けたいのだが。

ちなみに、止まっているのは青紫蘇の葉で、後ろに見える赤いのは2mを超える蕎麦の茎である。荒れ地にでも育つとされる蕎麦だが、栄養豊富な場所で育つと大木になる実験結果である。

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平野と山

2015-09-24 10:11:19 | 動物・自然

水汲みの帰りに、杉沢方面に回る。ゆるやかな棚田(?)は、実りの秋を迎え稲刈りが始まっている。空には薄っすらぼんやりの月と、飛行機雲が見える。

今年の米はどうだろうか。

これも鳥海山。見る角度によって、山の表情が変わる。田んぼには、オリンピックのエンブレム・・もとい、黒い鳥よけが風で揺れていた。

遊佐中の前の赤い蕎麦は、どうなっただろうかと寄ってみた。見事に1本も生えておらず、畑は雑草で覆われていた。何故植えなかったんだろう。赤い蕎麦は珍しいだけで、美味しくなかったのだろうかと、少し離れた田んぼの中の蕎麦畑を眺めながら考えた。蕎麦を植えるのは比較的簡単な筈。一粒もこぼれ種がないのも不思議だと思った。

道端に白い小さな花が咲いていた。シロツメクサではない。これは何と言う花だろうか。(多分、ヒメイワダレソウだと思う。)

 

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