11月5日、東京都千代田区にあるホテル・ルポール麹町で、第20回日本海沿岸東北自動車道・沿線市町村建設促進大会が開催された。20年もなるのかと感慨深く、目的が完成されるまではまだ10年以上はかかるのだろうと言う思いだった。
それに先立ち、羽越線の高速化促進大会も時間を前後して行われたのだが、こちらがメインになると、東京への移動はJRになる。始発と最終に乗れなければ、往復8時間+都内の移動で大方の時間は失われ、何処へも寄れずに食事も駅弁になることが多かった。この日は同じ始発と最終でも飛行機での移動だったから、随分とゆっくりと過ごすことが出来た。
現在羽越線では、新潟から秋田までの新幹線の開通はまだまだ遠い。運動を続けていても、人口の減少やら高速道路の開通に移動の手段は奪われ、ますますJRは取り残されてしまうのではと思われる。そんな中、現在新潟駅では新幹線と在来線のホームの同一化の工事が進められている。3階分を一気に上り下りしなければならない現在の乗り換えでは、風や雪で在来線が遅れると非常に困難な移動となる。特に高齢者には気の毒と言うしかない。この同一化の工事は平成20年の時点で25年完成と出ていたが、延びに延びて30年頃と言われている。
さて、本来の目的の日沿道建設促進大会が始まった。
主催者側:鶴岡市長 新潟地区期成同盟会長
新潟県副知事
国会議員の来賓席
主催者と来賓、関係者席
山形県副知事 国交省
新潟県選出 衆議院議員 秋田県選出衆議院議員
山形県選出衆議院議員 山形県選出参議院議員
山形県だけ、女性の議員だった。右側の大沼さんは、例の安保法案の時の参議院議場での被害者でもある。まったく、ホントに!!
秋田県選出議員 意見発表者
今回の意見発表者は、象潟の道の駅「ねむの丘」の運営会社の方で、10月18日の金浦-象潟間の開通にもふれ、高速道路が出来たお陰で、客数が大幅に伸びたこと、現在建物の後ろに増築を行っており、産直の野菜や魚などを販売している部分をそちらに動かすことで、より広く多くの店が入るようである。この「ねむの丘」もいつも混んでいて、休日や連休では駐車場に入るのさえ困難なことがある。これからはもう少し駐車のスペースにもゆとりが生まれるのではと思う。
閉会の言葉は酒田市長 大会決議の朗読
日沿道のミッシングリンク解消だけでなく、それに接続する地域高規格道路の整備をも促進していけるように、早期開通を目指す為、要望を続けていくことを決議した。