そろそろ届く筈だと思うマイナンバー。国民と日本に住む人間の財産をを把握しようとしている政府だけが便利なのだろうと思っていたが、裏の社会でも都合良く使おうとする輩もいるようだ。個人に届く前から、マイナンバー詐欺も発生しているようだし、個人情報保護法なんて何処吹く風と、どこかの国に筒抜けになる懸案さえ見えてきた。政府が手ぬるいのは国民年金でも発覚している。
数ヶ月前、欧州でシリア難民の移動が話題になった。日本で騒がれる前からBBCなどでは伝えられていたが、一気に広がったのは浜辺に打ち上げられた幼児の写真からだろう。可哀想にと思わない人間はいない。そんな時、衝撃的な絵がツイッターから流れて来た。
この絵の元となったシリア難民の女の子の写真とか、レイシズムではないかと、まぁ色々問題はあるのだけど、ドイツに向かう人達が普通の難民ではないのでと言われるようになって、人の見る目が変わってきたら、次々に発表する作品が的を得ていることに気がついた。
これを快く思わない人達が、ある問題を起こした。コメントを書いたり、「いいね!」を押した人間の個人情報を集めて公開したのである。(ちなみに、私もいいねを押している。すると私の非公開情報も公開されているだろうか。)俗に「はすみリスト」と呼ばれているが、殆どがフェイスブックの個人情報で公開されている物だと言う。ただ非公開の物までネットにさらされたようで、何故そんな事が出来たのかと言うと、その道のプロが行ったからである。
この400人もの情報を流したK氏は、ネットのセキュリティの会社 F-Secure社(エフセキュア)でも地位のある人間で、若者とは言えない年配だ。彼の過去のツイッターなどから、彼個人だけでなく仲間も居るような書き込みをしている。この会社が実はマイナンバーに関わっている。現在K氏は退職したようだが、こんな大事な事件をマスコミは伝えない。政府も動いているのかいないのか。マイナンバーのセキュリティがザルみたいな物だと国民が気づいたら、どうするのだろう。