トルコのアンタルヤで開催されていたサミットG20が無事に閉幕した。開催中に、フランスで同時多発テロが起こり、大事な会議の内容が、大幅に対「ISIS団」向けの制裁にと変化し、南沙諸島の人口島の問題は置き去りにされた。まるで、中国が矛先を変える為に、テロと何らかの関係があったのではと、勘ぐられる程だ。会議に参加している大半の国は、東アジアの公海問題よりも、EUの難民やISISのテロの方が身近で、解決を早めなければならないのだ。早速、各国がシリア北部へ空爆を再開する。
アンタルヤの会場ではしっかりと警備されたと見え、テロの欠片も起きなかった。ただ、G20の会場に+3の侵入者があった事は映像に残されている。
Funny Turkish cats on G20 summit, videos
日本でのフランス多発テロのマスコミの報道は、まるでISIS団のCMのように見える。イスラム国と言う呼び方も復活してきた。イスラム教が悪いみたいな誘導の仕方に、ISIS団は無謀なテロ組織なのだと、何故伝えないのかと腹だたしい。今回、テロ実行犯の首領は逃げおせている。今回のテロに限らず、過去にも色々計画実行した犯人だ。EUに国境が消え、自由に移動が可能になった事で、神出鬼没に活動しているようだ。シリアからの難民の中にテロのメンバーも隠れて侵入したことで、EUは難民の取り扱いを変えるだろう。本当の可哀想な難民は、シリアから逃げ出せていない。そこそこ金を持ち、家や財産を売り資金を持った人達が、今回の難民だったのは既に伝えられていた。
残されたパスポートから、犯人がどのルートを通ってフランスに来たかが事細かく、BBCで報道されていた。その後に、今回のテロの被害者の顔写真も、音楽と共に流れてきた。多くは劇場での死者だが、若い人ばかりだったので余計に悲しくなった。