土曜日のお昼のローカル番組で、鼠ヶ関の烏賊祭りが報道された。その画面に映る烏賊があまりに美味しそうだったので、妹たちと急いで鼠ヶ関に向かう。小一時間で着くものの、終了まで間に合わないかと思った。
「おかあちゃん、生イカ買ってけ~!」と、発泡スチロールの箱から、黒いイカを見せながらおじさん達が叫ぶ。
鼠ヶ関港の岸壁に、グルッと露店が円陣を組み、中央のテントの下には食事用の椅子テーブルが並べられている。暑い中、ビールは美味しそうだ。
イカやホタテが焼かれている。この香ばしい匂いと言ったら・・・。
イカのかぶり物をした武士がいる。
イカの墨を使い、筆はイカの下足を使っての習字も行われているようだ。
生は勿論のこと、出来上がったばかりの干物も、さっとあぶって美味しい。
このイカ祭りのイベントで、イカの口飛ばしコンテストもあったらしい。
現在作成中のイカとタコ
干しダコも、大きさに合わせて値段が付いている。
げんげも干されている。さっとあぶって美味だそうだ。
道理で、買ったスルメに口が着いてないと、今更に思う。
ハタハタの干物。炙った物が試食で並べてあったが、焼き方も上手なのだと思う。
ホッケやらタラも並んでいる。
基本的に一皿1000円なのだが、一夜干しのイカは1350円だった。
味見した醤油漬けの一夜干しが美味しかったので、焼いて貰う。我が家のコンロは新しくしてから、網焼きが出来なくなったそうだ。
厳島神社。この幟と同じ色のTシャツを来たスタッフがいた。
世の中の喧噪から逃れて、ゆったりと昼寝をする猫
一串400円の栄螺を買う。
様々な料理が並ぶ中、イカ汁500円が気になったのだが。イカ汁は味噌味でイカの肝臓を汁に溶かし、具は烏賊2杯と山菜のミズが乗っていた。イカの土手焼きや塩辛は大丈夫でも、この味について行けないかもと、買うのは却下になった。
温海からも出店があった。
帰り際、ババヘラアイスを買う。
鼠ヶ関港鮮魚センターのでっかい看板犬たち。以前見た白い犬は亡くなったようだ。
初夏の昼下がりである。