無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

半夏生

2016-07-01 11:36:18 | 食べ物

ト一屋にビニール袋を買いに行き、ついでにぐるっと店内をまわったら、たこ飯のお弁当があった。その上に「半夏生」と書いてある。

半夏生は季節の名前だとは知っている。しかし、なぜタコに結び付くのか判らなかった。半夏は植物の名前で、これが咲く頃で農家は一時的な休みが取れるらしい。タコの足のように丈夫に根が付きますように、タコの吸盤のように稲が沢山実りますようにと、こじつけのような願いを込めた行事だと思う。それに食品業界が飛びついた。私はこれだけ生きて来て、半夏生にタコ飯やたこ焼きを食べたことは無い。節分の時の恵方巻きのような物かととも思ったが、お弁当を1コ買ってきた。お昼にみんなで突っつくつもりだ。

私が1コ取り上げて籠に入れ、店員さんに写真を撮しても良いかと聞いて携帯を取り出す。これが最初の1枚。次々にお弁当が重ねられ、となりにたこ飯だけのパックが並べられる。写真には店員さんの手が映り、動くのでピントがブレブレになる。結局はこれだけしか使い物にならなかった。

半夏生は梅雨の終わりだとも言う。何だか毎日が暑くなった。

水が恋しい季節でもある。

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南陽

2016-07-01 11:18:58 | 食べ物

左が佐藤錦。右が南陽。

仏壇のさとうさんのブログで、「南陽」と言うさくらんぼの品種があることを知った。佐藤錦よりも粒が大きいらしい。佐藤さんはこの時期、何度もさくらんぼの収穫にお手伝いしているようで、その帰りに沢山ではないが採り立てのさくらんぼを酒田へ運び、お店で販売もしている。しかもすぐに売り切れる。

「南陽」を実際に見てみたい、味わってみたいと思っていたら、「当店にあります。」とSNSに書いてあった。当店って何処だろう、東根まで行かないとならないかとぼんやり考えていたら電話が鳴った。「南陽はまだあるよ。でも売れない。」と言う内容だった。えっえっ?「売り物にならないのならあるので、あげる。」 おっおっ!

と、言う訳で、一パックを貰って来た。さとうさんの社長さんは、「南陽よりも、佐藤錦の方が美味しい。特に色が白いのは無理しないで。」と仰る。

味は、佐藤錦にナポレオンの酸っぱさを足したような味だった。これはこれで美味しいのだと思う。

山形県は、本当にさくらんぼの品種改良に力を入れている。紅秀峰も美味しいし、次は何が出てくるのだろう。美味しくて大きな粒の品種が出てくるのを楽しみにしている。

コメント (2)
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