一人で出かける時は、場所と時間を自分で調べるから、こんな間違いはしないのだが、スガツネの展示会の会場を、他人任せ&自分の思い込みで考えていた。結局はビッグウィング近くの団地だったのだが、私はてっきり蔵王の団地だと思っていた。S氏は工業技術センターあたりだと思っていた。その為山形市に入ってからネットで探す羽目になる。時間も午前中には間に合わない。と言うことで、高速道路の下をくぐって山辺町に出た。山辺中学校の新しい校舎をぐるっと外から眺めて、栄屋食堂に入る。
ここはモヤシラーメンが有名なのだと言う。普通のラーメンにモヤシとニラの炒め物の餡かけがタプタプに載っている。ここのチャーシューは牛肉だと聞いて、注文することにした。この量はいったい何だ。餡かけだけにいつまでも熱い。結局上あごをやけどする。チャーシューは食べ応えがあった。
栄屋食堂は、山辺駅の近くである。フルーツライン左沢線で山形駅から3つめなので、電車で来ても面白いと思う。
さて、帰りは天童の弘水に寄る。
ここのかき氷は凄い。客層の90%は若い女性客だった。土日は入るのが難しいほど混んでいるそうだ。
とても柔らかいかき氷である。ただし、量が多い。頭がキーンと痛くなりながらも食す。今日は火攻め水攻めのような一日だった。
メールでも電話でもお誘いがあり、久しぶりにスガツネ(金物)の展示会に出かけた。今回の会場は山形市で、いつもは仙台まで出かけていたのだが、日々開発される建築の金物も、見ているだけで新たな発想が生まれてくる。開発者にとっても同じ事で、ニーズに合わせて開発する。両輪の車のような関係だ。
アイランド形式の調理台が使われる機会が増えた。今回面白いなと思ったのは、この調理台に使用できる引き出しの金物で、調理側とカウンター側どちらでも1つの引き出しが使用可能な物だった。あれは便利だと思う。
以前の展示会で、とても薄いLEDの照明器具を見た。照明器具メーカーでは作られていなかった代物で、家具の棚板に埋込が出来るほどの薄型だった。ステンドグラスをはめ込んだ棚に、その照明器具を使用した。電気屋さんが驚く照明だった。LEDも日々進化する。今回見つけたのは、リボン型のLEDだった。コンデンサーは必要だが、証明自体は両面テープで設置出来る。リボンなので、曲面でも何処でも場所を選ばない。ただし90度の直角や鋭角の所は無理だそうだ。
今回の展示はスガツネでもほんの一部だ。「是非、東京に来て下さい。ビルの5階ほど展示があります。見るのに半日はかかりますが。」と誘われた。面白いとは思うのだけど、東京に行くんだったら、新しい建物が見たい。