新築された米沢市立図書館で、伊東忠太の建築展が開催されている。伊東忠太は米沢が産んだ有名な建築家で、彼の作品の中には魔物が棲んでいる。7月10日に、講演があった事を、今朝の新聞で知った。ああ、勿体ないな。建築士会で米沢の方と伊藤忠太の話になった時も、この情報は教えて貰っていなかった。無理してでも出かけたのにと思う。
その米沢市の図書館の愛称が「ナセBA」と言う。これは上杉鷹山の「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」から出来た名称かと思う。ちょっと上手いんじゃないの。
伊藤忠太が巡った旅行記のスケッチが素晴らしいのはTVで見たが、その一部でも展示されているのだろうか。図書館も山下設計の作品で、なかなかの仕上がりになっている。8月24日までには出かけて見ようかと思う。