ボコボコ増殖している偽慰安婦像が、いつのまにか「少女像」に変わっていた。それにしても「しょうじょぞう」は言いにくい。3遍続けて言えない早口言葉のようだ。アナウンサーの人達は日頃の訓練が行き届いているので、噛んだりしないが、コメンテーターはかなり苦労しているようだ。それなら「偽慰安婦像」に戻せば良いのにと思う。
ただ、ネットを通じて流れてきた情報が、偽の偽慰安婦像どころか、本当に少女像ではないかと思われる内容だった。
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これが一般的な像である。この少女の隣のイスが、なぜ空席なのか不思議に感じたことはないだろうか。チマチョゴリの丈が短いのも、何となくおかしい。
実は、この像を造った彫刻家が、反米の活動家らしい。この像のモデルと言うのが、2002年6月13日に起こった議政府米軍装甲車女子中学生轢死事件(Wikipedia)で、米軍の装甲車に轢かれて亡くなった二人の女子中学生だと言うのだ。
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日本でも問題になっている米軍の地位協定で、韓国の裁判に掛けられない悲劇が拍車をかけた。
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彫刻家は、亡くなった少女の像を造り、米国に抗議した。
この像の周りに集まっている少女達のチマチョゴリが、学生服用のスカートであることに気がついただろうか。それと裸足なのは、装甲車に轢かれた時、スニーカーが脱げて、そばに転がったからだ。
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その後、この像は何故か従軍慰安婦像として、町に溢れることになる。この少女の親はどんな気持ちだろうか、事故で亡くなった可愛い自分の子供が慰安婦にされてしまうなんて、いてもたってもいられないだろう。何故に反論が起きないのか。それは、慰安婦像がビジネスになっていて、親にも金が払われたと聞く。制作費用は一体で300万円から800万円との噂もある。
日韓合意に10億円払って、いつもの通りにゴールポストを移動されるのなら、10億円を現金でなく、夥しい数の慰安婦像を現物支給してあげれば良かったのにと私は思った。青山繁晴氏が日韓合意に最後まで反対したのは、相手の韓国は約束を守らない国だからだそうだ。
かの国に約束や契約と言う言葉があってそれを守る国なら、1965年の日韓基本条約で文字通りに終わっていた筈である。偽慰安婦の嫌がらせと集りは、あと1000年続く。今年78歳の元慰安婦が亡くなったという話や昨年だったかは70歳の元慰安婦が亡くなったニュースもあった。終戦から70年、そんな慰安婦がいる訳がない。それから数日前には100歳の元慰安婦の誕生日を祝うニュースもあった。彼女は18歳で連れ去られたそうだが、太平洋戦争は始まっていない年だ。足し算引き算が出来ないのかなと思う。ただ、100歳の慰安婦は別として、かの国では、朝鮮戦争は独立戦争で日本軍と戦ったと教えている節もある。
韓国ばかりが悪いのではない。そもそもの慰安婦のねつ造は、朝日新聞から発生した。それと元慰安婦達にシナリオや台詞を作り、資金を渡した旧社会党の重鎮メンバーもいる。自らが暮らしている日本を蔑んで心地よいのか、ビジネスになったのかは判らない。掃除をするとすれば、その辺りからだろう。DHCシアターの虎ノ門ニュース新春スペシャル1月5日放送分で、社会党から慰安婦活動をしている団体に資金を渡した場面に立ち会った本人の話があった。
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