無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

飛翔体

2017-04-05 17:10:58 | 社会

謎の飛翔体が宇宙人の乗ったUFOなら、ちょっとSF的で夢があるが、今朝の6時42分の飛翔体は、後ほどの記者会見で管官房長官が「北朝鮮の弾道ミサイル」と断言された。着弾した場所が日本の排他的経済水域には届かなかったし、失敗かなと思える程飛距離が短かったが、彼らは様々な条件で飛翔実験しているのだろう。狙い通りに性能が上がれば、それはそれで恐怖なのだが、失敗した時にも恐怖はぬぐい去れない。流れ弾が何処に落ちるか判らない博打のようなものである。それに、これが真夜中に行うことはないと誰が断言できるだろうか。

北朝鮮から謎の飛翔体が飛んで、日本に辿りつくのに、どれくらいの時間がかかるのだろうか。発射の情報が危機管理室からTV局に届いて、警報を発するまでの時間は幾ばくか。ミサイルの飛翔時間は、6~7分だそうだ。1発だけなら避けようもあろうが(ないない)、200-300発が同時に、あらゆる方向で飛んできたら、どう逃げよう。目標は首都圏と米軍基地だろうが、先に述べたように流れ弾の危険性を考えると、秋田に近い酒田も安全とは言えないだろう。

さて、もしも万が一当たったら、生命保険は下りないだろう。ミサイルのせいで家が燃えても、火災保険は貰えない事になっている。被災した件数によって、僅かな金額が出る可能性もあるようだが、戦争を仕掛けられた時には、保険会社は責任を免れる事になっている。家が燃えたり、怪我をしたりも大変だが、これが生物化学兵器だったら、これも難儀である。北朝鮮が何故テレビカメラのあるマレーシアの空港で、堂々と金正男を殺せたのか。あれは、北朝鮮にはVXガスも使える準備が整っていることを、世界にアピールする為だろうと私は思う。そんな脅しで、米国は怯むだろうか。米国を心配するよりも、日本国内にみっちりといる工作員の手で、VXガスが撒かれないと誰が責任を持って言えるだろうか。

コメント (2)
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