お盆の墓参りには、いつも午前中に出かけるのだが、今年は何時にも増して人が多かった。11日の山の日が出来たのが功を奏して、長目になった夏休みを有意義に過ごそうと、暑くならないうちにさっさと墓参りを済まそうとする人が増えたのかも知れない。昔、私が子供の頃は、盆休みが少なくて13-15日まで休めれば良い方だった。父の弟子達が故郷へ帰ると、夕方の薄暗くなってからが墓参りの時間だった。祖父を除いて家族が花を持って出かけて行った。祖父は寺で何らかの役員をしていたのか、朝からいなかった。
お盆の仏花には、蓮の花と葉が着いていた。旧盆で行っていたから蓮の開花と併せて仏壇や墓に持って行くことが出来た。
ここは、市街を外れて北にある蓮の畑である。盆前に来れば、綺麗に咲いた蓮が沢山見られたと思う。お盆の蓮の花の出荷で、農道手前の部分は、葉も花も切り取られていた。咲いているのは中央付近で、とても背の低い私には届かなかった。花を撮すのに、望遠レンズが必要なんて、まさかねと思うだろう。
隣の田んぼとの境には逃げ出した蓮が育っていた。
蓮の葉の上の水は、まるで水銀の玉のようだ。
蓮の花より実の方が多い。かなり広い蓮畑だ。
始祖鳥だ!←SFの見過ぎ。2種類のサギの群れだった。こんなに沢山育つほど、餌があると言うことか。
雲を被った鳥海山と蓮。
風に煽られる葉。
あと3mほど身長が高ければ、奥の花が見えるのに。(ドローンが欲しいとは言わない。)
ぬかるんだ畑の中に入っていく意地もない。
葉が面白い枯れ方をしていた。
稲の出穂も始まった。
夏山もあと何日続くかな。