無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

ブルーベリー

2018-06-29 11:50:31 | 食べ物

今年は桜の花の咲く時期とブルーベリーの時期が重なった為か、ヒヨドリによる蕾の襲撃は免れたようだ。お陰で実の着き具合も良い。

少しづつ紫色に色づいてきたのは知っていたが、収穫はまだ先だろうと安易に考えていた。ところが、27日に台風並みの天気になり、雨はまだしも風が強くなって実が落ちてしまうことに気がついた。雨降りの中を傘も差さないで摘み取っていたが、頭は勿論、腕も枝から伝わった雨水で袖まで濡れ、断念することにした。翌日の成果がこれである。

ブルーベリーの木が生長しすぎて、上の方や奥の方の実に手が届かない。枝をたぐり寄せて摘み取るには、手が2本では足りないのだ。こんな時、千手観音だったら、どんなに便利だろうと思った。

その翌日

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坂茂氏設計の建物に旅して

2018-06-29 00:12:45 | 建築・都市・港

 6月28日は、建築士会の酒田支部が真っ二つになることが起きた。安藤忠雄氏の講演会と、坂茂氏の現場見学会が同時刻で開催されたからだ。どちらを選ぶかは自由なのだ。

 

と、言うことで、私は酒田支部の研修部の方の車に乗せて貰い、鶴岡に向かった。宿泊滞在複合施設・SUIDEN TERRASSEの現場だ。

 

屋根が特徴的な構造である。この山型で梁と屋根を受け持っている。□や○の空いている壁は、木造で言う所の筋違いである。
屋根の上に、煙突が見えるが、この下には厨房があるらしい。この建物は完成し引き渡しが終わっている為に、今回の現場見学会では見ることが出来なかった。

宿泊棟である。ブリッジで繋がっている。

東側を見ると、坂茂氏らしい建築物が見えた。こども棟である。

宿泊棟共に、工期が8月末までと言う。無理ではないのか、大丈夫なのか。そんな急がしい時に見学会を行って邪魔では無かったのかと思った。ただし、我々が今回見学出来たのは宿泊棟とその周りだけだった。

現場事務所で説明を受けた。画面が光って見にくいが、手前がサイエンスパークで、奥が今回の宿泊滞在型複合施設である。

坂茂氏は、鶴岡のこの場所を訪れた時に、田園の美しさに惚れたんだそうだ。なので、この施設にはSUIDENと言う名が付いている。

温泉を発掘し、温泉施設も設けられている。ちなみに温泉は61.7℃で出たらしい。

こども棟のパース。屋根からも採光が取れるようにしてあるが、いつもの坂茂氏の建物は格子形の梁にテントで覆われているのだが、別の仕上げになるのかな。

こども達は大喜びするだろう。

現場事務所近くに造られた、屋根のモックアップ。一度模型を造ってみれば、実際の作業は捗ると思う。

かなりの人数の参加者がいた。

現場へ向かう。

メインの通路は、道路にヒーターが埋めてあり、除雪はいらない。所謂ロードヒーターだが、温泉が使えるとするならば、熱交換でも巧く行くだろう。

ブリッジの薄さに羨ましく、また惚れ惚れする。

床スラブが厚く見えない。

 

テラス部分。月山がとても綺麗に見えるそうだ。

全容がまだ見えない温泉棟

南側の宿泊棟ともブリッジで繋がれていた。

ぐるり回って西側に着いた。

宿泊棟の内部に入る。ただし、内部は撮影禁止である。色々と仕掛けを見せて貰って、外に出る。

宿泊棟の足元、基礎とスラブが綺麗だ。

宙に浮いて見える。この場所に限らず、スラブを薄く見せるのがとても上手いと思う。

 

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