無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

中目黒とスターバックス

2019-04-10 13:32:02 | 建築・都市・港

翌日は中目黒から始まった。東京は桜が満開である。
隈研吾氏設計のスターバックスを目指して歩くも、どうも一本隣の道路が賑わしい。 

目黒川では桜祭りが開催されていた。
開花宣言からだいぶ経ったので、とっくに散っているものとばかり思っていたが、途中の寒の戻りもあって、驚く程開花の時期が長かったと、目黒川桜祭りの実行委員長が全国放送に出て話していた。

橋の上からカメラを向ける人がいた。その中に紛れ込んでみると、なるほど川に被さるように咲く桜が綺麗だった。

ついでに川面に何かがいた。

鴨がかも~ん!

 

川の両側は桜並木で、どれほど長い区間なのかも判らないほどだ。

全体的に混んではいたが、公衆トイレの辺りからますます混み出した。左に見えるのがスターバックスである。

3-4階建てに見える。道路が狭くて撮せない。
店内に入るのには申し込み順で、午前中の早い時間なのに1時間半待ちと言われて、さっさと諦めた。

あちらこちらに行列が出来ているのだが、時々「○○番のお客様、お待たせしました。」と呼ばれるのが3000番台で、この日は平日だったが、先日の日曜日には2時間半待ちだったと、橋の上で話していた人が居た。あ~やだやだ。酒田人は行列は不得意だ。

 

 

中も混んでいる。こちら側は売店か。

 

あら、外にも出れるのね。と外観を撮すだけ撮して、駅に向かった。

基本的に道路には露店を出してはいけないし、食べ物を食べながら道路を歩いては行けないなどと立て札があったが、道路ではない個人の敷地なら露店は可能だ。

川が流れるのは勾配があるからだが、道路にも勾配があった。

いちごが入ったの飲料水の店。若い女性達は、グラスに埋もれた苺を食べながら歩いていた。だって、花見なんだもの。

桜の花びらが風に舞って上昇していく。

暑い。

 

人だかりの先には、おされな猫が。

そうそう、このグラスに入った苺。もしかして、アルコール入り??

駅近くの川沿いの広場

ソメイヨシノは、そろそろ散り始めていた。花びらが舞う所が綺麗だ。

枝垂れ桜

中目黒駅

高架下には、新しい店が入っていた。

これも最近の町づくりの一環らしい。綺麗な区画だった。

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渋沢栄一

2019-04-10 13:07:35 | 社会

日本の紙幣が一新する。年号が平成から令和に変わるタイミングも良い。見慣れた福沢諭吉翁が変わるのは残念な気もするが、渋沢栄一もなかなかの人物なので良いのだと思う。そんな紙幣の渋沢栄一の肖像に、隣の国が噛みついた。とんだ内政干渉である。例え朝鮮半島で初めての紙幣の肖像が渋沢栄一だったとしても、それも歴史なのである。

溜息をつきながら、長い年月を有して読み上げたイザベラ・バードの朝鮮紀行でも、李氏朝鮮では貨幣制度が非常に遅れていて(と言うより、庶民は少額の硬貨は使ったが、殆どが物々交換のようにしていたらしい。奥地へ行くのに、この少額硬貨をどっさり持って移動しなければならなかったり、金で物を買えないこともあった。)今回の紙幣の渋沢栄一に噛みつくことは、とりもなおさず自国の哀しい歴史を認識せねばならないのだが、そうも感じていないのがかの国らしい。

 

渋沢栄一の名前で蘇った青森の旅、私のブログでも旧渋沢邸が素晴らしいかったと載せている。そうか、2011年の秋、震災の後に建築士会の女性部で訪れた所だったんだ。それにしても、渋沢邸は移設できるのに、水戸部稲造邸はなぜ保存出来ないのか。ぶつぶつ。

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ホキ美術館

2019-04-10 12:38:59 | 建築・都市・港

さいたま新副都心駅から千葉の土気駅に向かう。ただし直接ではなく、一度東京駅に戻らないとならない。隣の県なのにとか遠くなるんじゃないのと思っても、快速電車を使えるので、その方が速い。時間を稼ぐ為に、さらに駅からタクシーを使って、ホキ美術館に着いた。

この建物の設計者は日経設計の山梨知彦氏で、彼の建物は繊細かつ大胆なのである。この美術館は日本建築大賞を受賞した優れた建物だ。

外壁面は、なだらかな局面で構成されている。アプローチは鉄筋を使った境界で区切り、期待を抱かせるスロープだった。

まずは、周囲を回ってみる。この飛び出た部分はどうなっているのか。

木々に邪魔されて全容が見えない。

道路を挟んだ「昭和の森」から撮してみた。これだけ宙に浮いている。

内部に入った。館内は撮影禁止である。

外観からは想像出来ないほど、館内は幾つもの層に分かれ、曲線の壁に沿って作品が展示されている。作品が眩しくて見えない等と言う照明計画はされておらず、安定して観ることが出来た。階段を上ったり降りたりしながら見て回ったが、一番飛び出た部分は割と近くまで室内で、作品が飾られていた。壁が薄くて途中で切れていると思えるのは、人間の目の錯覚を利用した巧みな手法だ。
その飛び出た部分の下には、カフェがあって、その窓から昭和の森の桜を見ることが出来た。カフェの女性が「平日に来られて良かったですね。日曜祭日なら人が多すぎて、作品の前でも人が多いし、カフェも行列が出来るんですよ。」と教えてくれた。

さすがに山梨さんの作品、素晴らしいと思った。内部の写真が撮れないのが残念だ。どこかに山梨さんの作品集でもないかな。

ここまでちょっと遠いのが難点だ。帰りは駅までバスで移動することが出来た。

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