朝の8時半で、酒田の商工会議所前からバスに乗って、鶴岡商工会議所経由で新潟へ行く。
この場所は鶴岡の内川、川端通りとも呼ぶが、商工会議所前である。
鶴岡公園の前を通って、国道7号線に向かう。そこから日沿道(高速)にのり、新潟を目指す。
途中、温海のしゃりんで休憩を取る。今回、私は商工会議所組で新潟へ行くが、ここで市役所組と遭遇する。
水平線がはっきりと見え、空は青空だったのだ。
この辺りは、先の地震でも大きな被害があった。特に屋根瓦の被害が大きく、補修できないままのブルーシートが痛々しい。
工事をしてくれる瓦屋さんを見つけられずにシートを被せているのだが、シートは風でも飛ぶし、まさかこのまま冬を迎えるのではと考えると、本当に気の毒になる。
海は綺麗だが、流れ着くゴミは、大小様々で、いくら清掃しても追いつかない。
新潟市に着いて、駅前の須坂屋そばで昼食を摂る。名物のへきそばだそうだ。蕎麦粉に布海苔が混ぜてあり、ツルツルとのどごしが良い細麺だ。今回の一行に蕎麦打ち名人のK氏がおり、皆でK氏の蕎麦の方が美味いかもと評を受ける。天ぷらは衣が豪快だった。
せっかく新潟に来たのだから、朱鷺メッセの展望台に行ったらと言う会頭からのお誘いで、数ヶ月ぶりに展望台に上る。
沖に向かうのは佐渡汽船かと思われる。本来なら真正面に見える粟島は、天気が悪いので見えない。山形県側からはあんなにはっきりと見えたのにである。
ここで妹に頼まれた「妙高のかんずり」を2本ゲットした。
新潟の港は、歩いて楽しい港である。
今回の目的は、日沿道の建設促進大会に参加する為である。会場はホテルイタリア軒。以前の新潟大会でも使われた。
会場に着くと、市役所組の方々が先におられ、ピンクのジャンパーを受け取る。酒田みち未来女性の会をアピールする為でもある。
フォーラムが始まった。
主催者、来賓の挨拶と続き、青森・秋田・山形・新潟の4県から代表者が意見発表を行った。
基調講演では、毎年1月に東京で行われる全国みちづくり女性団体交流会議の顧問のような立場で、ずっと私達に付き合って下さっていた石田先生が道路のイノベーションについて話された。
5時過ぎに大会決議を読み上げ、閉会となった。
鶴岡へ着いた頃は20時前だった。灯りの点る内川を撮す。鶴岡の人達はここで降りたが、鶴岡酒田で一緒に行動したのは初めての経験だ。これはこれで面白いと思う。バスの中で、地震の事など詳しく聴けて良かったと感じた。