無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

イヌホオヅキ

2020-08-25 14:27:02 | 食べ物


植えたはずのない植物が、鉢植えから顔を出す。
これはブルーベリーの鉢から生えてきた物。その名はイヌホオヅキ(ナス科)である。

始めて遭遇したのは、2013年の我が家のプランターの中からである。
こんな種が飛んでくる筈は無く、多分鳥が運んで来たものと思う。
さすれば、無毒で食用になるのか。
若々しい葉を見れば、柔らかいほうれん草のようで、ついつい食欲が湧く。
しかし、植物事典では有毒と書かれている。


雑草扱いで、いくら引っこ抜いても、翌年どこからか生えてくる。
やっかいな代物である。


実は熟すと黒くなる。
これとよく似た植物にハックルベリーがある。
熟す前の蒼い実は毒性があるそうだが、黒く熟すとブルーベリーそっちのけのアントシアニン満々の実になる。ハックルベリーのジャム
実の大きさは、不通のイヌホオヅキとは違い、大きな実になる。


さて、そのイヌホオヅキなのだが、毒性がある筈なのに、「休みの間に観ていた物1」では、料理の上手い女性の2人とも、それを料理していたのに驚く。
しかも、黒くなった実ではなく、蒼い内にもぎ取って熱を加えてはいたけど、普通に使っていた。
似ているけど、全然別の物なのか、それとも熱を加えると食べられるのか。
試す気持ちはサラサラないが、世界は広いなと感じた。


話は変わるが、Chinaで大食いや料理を残す事を禁じる法が出来たらしい。
日本だって、コロナ過や水害によって、野菜の高値が続いている。
彼の国は、揚子江(黄河でも)流域の水害で作物の目途がたたず、平たく言えば飢饉とも言える。
また、昨年より続くアフリカ豚コレラで、多くの豚が死んだ。
豚肉が買えない。高くて買えない。そもそも豚肉がない。
私同様、彼の国民には豚肉は不可欠で、豚肉がない食卓なぞ考えられない。不満は大きいだろうなと思う。

北海道でジャガイモを買い占めに走っているとの噂を聞いた。だいぶ高値で持ちかけられているようだ。
全国では、仔牛が盗まれただの、豚が盗まれたとのニュースもある。勿論、犯人は分からないが、これは、かなり深刻に受け止めた方が良い。
彼の国では、政治に多少不満はあっても、食料さえ充分なら国民は着いていくのだそうだ。

彼の国の話ばかりではない。日本においても、これから益々食料が上がっていくだろう。
買いだめしようにも、野菜は保存がきかないからね。特に冷蔵庫があれでは・・・・。
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メダカの水替え

2020-08-25 13:22:50 | 酒田

数ヶ月前から、メダカの水槽がアオコに襲われ、水が緑色になった。
僅かばかりの水を残して、新しい水に入れ替えしても、あっという間に緑色になる。
週一の割合で水替えしても、2日目でもう緑色に変色する。


ならばと、2日続けて水替えしたら、小さなメダカが数匹死んだ。
そうか、やはり水道水のカルキが良くなかったんだねと思って、緑色に変わった水を2-3日そのままにしておいたら、水の上に泡が出てきて大きな白メダカ6匹を残して、全て死んだ。

この辺から私の目の色も変わった。


水の入れ替えだけでなく、これは一度リセットしなければならないと、もしもの為にカルキ中和剤に、アオコ防止剤を買いに行った。
ついでにヒメダカ(赤)10引きと黒メダカ5匹も手に入れて帰って来た。
あの身体が痛いと言っていた日にである。


バケツに汲んで置いた水にメダカを入れ、水槽の水はすっかり汲み出した。
ゴリゴリに水槽を洗い、フィルターには熱湯を掛け、濾過装置も時間を掛けて洗った。
今まで長い間共存していた巻き貝は、情け容赦なく捨てて寒天状の卵もそぎ落とした。

翌日、元気に餌を求めるメダカとは違い、買ってきたばかりのヒメダカが6匹死んでいた。
確かに買ってはみたが、お腹が異様に凹んで細く尻尾もヨレヨレで、あっこれは保たないなと感じたほどだったから、案の定死んでしまっていた。

最初からガタイの良いのは残っている。餌も食べる。卵を産んでいるのさえいる。
透き通った水に、この子らは慣れるだろうか。
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