米どころの庄内地方では、平野のあちらこちらにライスセンターなるものが建っている。
農協が中心になり、収穫された米の乾燥、脱穀、精米、選別やらを機械で自動で行っている。
その機械が重要で、ライスセンターの建物自体は、機械を保護するだけの物だ。
その為、通常の建物から逸脱した姿をしており、建ち始めた頃には子供達に「これはオー○の第7サティアンだ。悪い事すると連れて来るぞ!」と嘘をついて驚かせていた。
山間部には集約するには量が不足するのだろう、ここでは、昔ながらに刈り取った稲は天日干しにされている。
稲杭に掛けられた稲は、ゆっくりと乾燥していく。
昔はこんな姿が普通だった。
米もこの方が美味しいのだと思う。
S氏から、自宅の庭で採れた栗を頂く。
台風が日本列島に向かっているそうだが、上陸すれば栗の収穫も最後になるだろうと言っていた。
どうやら来年には樹を切るらしい。貰うだけの私とすれば、実に勿体ない。
我が家でもトマトは採れるが、これは買ってきた物。
小さなハート型をしている。