無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

みちのくプロレス in 酒田日枝神社

2020-11-01 15:25:04 | 酒田


11月1日、本当にお天気になって良かった。
日枝神社の境内で、雨天決行と言われた「みちのくプロレス」が行われた。



まずは、日枝神社の宮司さんの祝詞から始まったのだが、プロレス独特のマイクパフォーマンスの司会者の声に、
観客からは大声で声援を送れず、拍手だけの参加で、少々寂しい気もしていた。


それを上回る観客の声援が頭上から降り注いでくる。
常日頃は静寂な山王森に、突如訪れたプロレスの面々。
テリトリーを犯されたカラスとトビの大群が、凄まじい声で啼き叫ぶ。



宮司さんの祝詞など(こちらはマイク無し)聞こえやしない。


選手団が入場し、観客も一緒に二礼二拍手一礼するも、その拍手の音に尚更驚いて、頭上では劈く悲鳴が鳴り止まない。


「ええい、うるさい。」と誰もが感じながらも神事は続く。
宮司さんが、コロナの事も祝詞に入れていたようだが、コロナ過のせいで、みちのくプロレスはずっと試合が出来ないでいた。


今回の試合も、実は観戦が無料だったのである。
本当に気の毒だった。
でもようやく、11月からは各地で試合を行う事が出来る。


神事が終わり、選手が退場する。


そこに、予め参加希望していた小学生(20名だそうだ)が、リングに上がり、プロレスの技と言うか護身術と言うか、それを教わるのだそうだ。


中には女子も混じっている。
教えるのは、マイクを握っている選手と、酒田出身の選手の2名。



残りの選手は、試合の出番を待っている。
光丘神社の参道で、ストレッチをしている選手もいた。

そして私は、試合を観ずに帰る。
頭上のカラス達は、まだ啼いている。

事務所に帰り、窓を開けると、プロレスの実況中継が聞こえる。
マットにドスンと叩き付けられる音も聞こえて来る。

今日の試合だが、本当は酒田祭りと同時に行いたいと企画していた物だった。
少しづつ日常が戻って来ているようで、嬉しい。

コメント
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