無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

閖上の港と朝市付近

2021-03-12 16:53:30 | 震災東日本大震災


閖上朝市の市場と店舗は営業をしていなかった。
朝市の前面の海は見えなくなり、高い堤防が築かれている。



その堤防の港側は、レジャーボートの係留地になっていた。


その先には新しい橋が出来て


港を挟んで向かい側にはホテルのような建物が建っていた。

朝市場は営業をしていなかったが、メイプル館は営業中で、そこで生わかめ(南三陸産もあった)を買う。
先のかわまちてらす閖上でも、生わかめが売られていなかったので焦っていた。


メイプル館の中では、ピアノが置いてあり、若い女性が「花は咲く♪」を弾いていた。



メイプル館の南側に人が沢山集まっていた。
仮設の建物に見えるのは、閖上メモリアルミュージアムだそうだが、今日は催しの控え室になっていて、入場は叶わなかった。
ここでも献花台があり、シャボン玉が切れ間無く飛んでいた。



橋を渡って、海側に行く。橋の上で閖上の港が見えた。


海との境には、大きな防潮堤が築かれていて、無論陸からは海が見えない。



防潮堤の上に上がる。


朝市場の方向を見る。


奥が閖上港、中間の緑が新しく植えられた防潮林(黒松)らしい。
手前の土盛りは、もしかすると2段目の防潮堤かも知れない。
単独で津波を防ぐのではなく、2段目、3段目と設置することで、波の力は弱まる。
この方式は福島で見ていた。福島の現在(いま)←長いよ!



防潮堤の向こうは海だった。






あの日とは違う海の色をしている。
行方不明のまま、帰って来ない家族を待ちわびている人々がいる。


大津波で疎らになった黒松林の復活を目的に、黒松の苗木を植えている。


若木の頃は、風に弱いので、風除けを置いている。
植えて数年は経っていると思う。随分と伸びてきた。



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かわまちてらす閖上

2021-03-12 14:53:43 | 建築・都市・港


かわまちテラス閖上に向かう。
曲がる道を通り越して、対岸から撮したテラス。


名取川の川岸に完成した「かわまちてらす閖上」。
閖上の朝市の市場は、毎日開店している訳ではない。


こちらは、新しく出来た住宅街のそばに建っている。





この日はてらを中心に、献花台やマスコミも一緒の催し物が開催されるようだ。






広く突きだした屋根の軒が、雁木のようになっていて、雨でも濡れることがない。





店舗の間から抜けて階段を登る。


ここはお互いの裏口、バントリーに使う。



上の段の店舗は、飲食店が並ぶ。


今日のような天気の良い日は、外の椅子テーブルを使って食事をすることができる。





閖上丼(生しらす入り)の昼食。


献花台は名取川に向かっている。
奥に見えるのは、津波時の避難場所。日和山になっている。


川の堤防を使った催し物の準備に追われていた。



堤防も嵩上げしたようだ。奥には太平洋が見える。



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東日本大震災より10年

2021-03-12 12:24:49 | 震災東日本大震災


東日本大震災から10年が経った。宮城県の閖上に行く。


鎮魂碑に献花する。


私は事前に酒田から持って行ったが、会場で白い菊を求める事が出来た。


10年と言う区切りの場だと言うのに、いつもよりも人の数が少ない。
放送で、名取市の正式の追悼式は、市民会館だったか大型の屋内施設の中で行うのだと流れていた。だから人が少ないのか。



神社に登ってみる。


辺りを見回してみる。


公園は出来たが。


10年経っても、人は戻ってこない。


ここは閖上朝市の市場。この日は開いていなかった。


空き地が多く、建物が積極的に建っているようには見えない。


辛うじて、水産関係の工場が建っている。



閖上太鼓の面々が、パフォーマンスの前のストレッチを行っていた。


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