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晴れのち雨の天気予報で、午前中は晴れだった。
外に出てみると、ルリニワゼキショウ の花が開いていた。
気を付けないと、咲いているのかいないのか、あまりに小粒で目に付かない。
それに満開の頃が過ぎて、丸い種球がコロコロと、そればかりが際立って見える。
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これが花である。アヤメ科と言うよりも、桔梗に近い。
実に美しい花である。もっと大きいなら人目にも付くのだろうが、山の草むらに咲いていても見付ける人は少ないのだろう。
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遊びに来たにゃん。
ストロボを焚いたばっかりに、瞳がギュッと絞りを入れられたのが残念。
それがないと、可愛い猫になる。
猫くらぶの中で、一番素早っこい猫である。
昨年から姿を見るようになったが、階段の草むしりをしていると、(動く箒を追いかけたりと)猫の手で手伝ってくれる奴である。
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午後になると花の数が増えた。
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花の形は、アヤメには似ていない。花の位置もアヤメと言うよりも菖蒲のように、茎の途中からニョッキと顔を出す面白い咲き方をする。
開花の時間も1日で終わるのでは無く、明るくなったり暗くなったりで開閉をし、数日は保つようである。
これも面白い。