無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

慈恩寺へ行く

2021-10-03 21:19:57 | 建築・都市・港

寒河江市の慈恩寺の十二神将像を観たことがないと妹が言ったので、日曜日に見に行くことにした。
寒河江市に行くには、国道112号ルートと国道47-13号線ルートがある。
往路は国道13号線の東根(よってけポポラ)経由で寒河江に向かうことにした。

しかし・・・緊急事態宣言解除後とあって、どこもかしこも見事に混んでいた。
よってけポポラは駐車場に車が止められない。店の中は密密、レジは行列。
さすがにブドウの最盛期、親戚やお付き合いの人に送るのだろうシャインマスカットと宅配便の宛名書きの多さ。

おっと、本題は慈恩寺である。



建築士会の女性たちが訪れた頃は、もっと慈恩寺に近いところの駐車場だった筈だが、
慈恩寺に登る坂の前に完成したばかりの慈恩寺テラスのお陰で、歩いて10分もかかることになった。
このつづら折りの斜面を登るのがキツイ。
コロナ禍の為に運動不足だったのがわかる。登るたびに下半身の後ろ側の筋肉がベキベキ鳴った。


慈恩寺テラスを斜面から見る。
この日は暑かったので、木陰のテーブルと椅子は、超満員だった。


斜面の道路は勾配もキツく、道幅も狭いので、車はご遠慮くださいとある。
普通の生活道路なのだが、参拝客の為に、時間差で通行していると思われる。


歩いて楽しいように、見晴らしの良い休憩所が作られ、
道端に並ぶ家の壁にも、このような灯籠があった。
夜になると、明かりが灯るのだろうと思う。



つづら折りの坂道をクリアすると、今度は階段が見えてきた。
奥にあるのは、慈恩寺の仁王門。手前の石垣の上には、散り始めた曼珠沙華


先週のローカルニュースで、慈恩寺の参道に、曼珠沙華の群生が綺麗だと流れていたが、すでに時期が遅かった。


ヒーコラ言いながら、階段を登り終える。
門が大きすぎてカメラに収まらない。




この門の2階で、神楽が舞われる行事がある。


参道を歩く途中に、鐘の音が聞こえた。
正午の鐘かと思ったら、誰でも突いていいみたいだ。


本堂では特別展を行っていた。拝観料900円、内部撮影不可。



本命の薬師堂に入る。
本当に、慈恩寺の薬師堂に安置されている十二神将は、素晴らしい。








帰りに、ようやく仁王門の全景が撮れた。







本堂入り口付近で貰ったパンフレット・・・と思ったら、寄付の申込み書だった。
平成31年4月22日に、突然安置していた持国天立像が倒れ倒壊した。
それの修復に500万円必要で、市からの補助金200万円、残りを寄付で補おうとするものだった。
確かに、阿弥陀展で本堂に入った折に観たものは、持国天は居られなかった。

もし、寒河江の慈恩寺を訪れる事があったら、本堂の天井絵を見逃さないようにして欲しい。艶めかしい天女が描かれている。


コメント
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