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寒波がやってきた。
夜中に除雪車が道路際に押し上げた雪は、中が凍っていて、普通の雪抜けスコップでは歯が立たなかった。
山形県肘折温泉の96cmや青森県酸ヶ湯の1m某に比べれば、酒田の積雪なんて大したことはないだろうと思うが。
海上も平野でも30m/sの強風で、がっつり吹山が立つ天気では、年老いた私なんぞの雪かきでは手を余す。
この冬初めてだから苦しかったのか、体力が衰えていてしまったのか。
筋肉痛と言うよりも、体全体がせつない。
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切ないと言えば、今朝のBSで小椋佳が出ていた。齢77歳、現在も音楽活動をしている。
売出しの頃、歌声が天井桟敷の寺山修司の耳に止まり、15-6歳の美少年が歌っているものと想像され、
実際に逢った時に、君を出してやるわけには行かないが、君の声と音楽が欲しいと望まれたそうだ。
彼との付き合いからプロデューサーを紹介され、井上陽水の作詞を頼まれるようになった。
その時の曲が「白い一日」
何と言ったら良いのだろう。若いだけでない苦しいまでの感性。
作曲が井上陽水だが、作詞が飛び抜けている。
白い一日 井上陽水