再放送 2月4日 午前8:00~9:00
なかなか良い番組構成だった。
藤沢周平の言葉を借りながら、作品の要所に出てくる酒や庄内ならではの食材、風景や暮らしぶりが映像とともに伝わってきた。
温海蕪、口細カレイ、ハタハタ、納豆汁、寒鱈のどんがら汁。
野菜も庄内では伝統野菜が作られ続けている。外来種は癖がなく万人向けだが、伝統野菜はその癖が地元の人に愛され、作られてきたこと。
温海カブも、その一つだったとは知らなかった。
温海カブも、その一つだったとは知らなかった。
森林組合の人達が温海の山の杉を伐採した後を焼き畑し、その灰を栄養分として温海カブ(赤カブ)を植えた。
カブの収穫後に杉苗を植え、次のカブの収穫は50年後だと言う。
なんと気の長い話か。そうやって伝統野菜は復活したのだそうだ。