以前料亭だった山王クラブに、傘福が飾られてから3年ほどになる。今年も4月3日までの期限付きで、傘福の会場になった。その最後の日曜日なので、会場は酒田らしくない程の人人人である。今年から会場の近くに専用の大きな駐車場が設けられた事も良かったのだと思う。この山王クラブは、佐藤泰太郎の作った建物であり、文化財にも指定されている。ここのオーナーは、料亭を辞めた後、酒田市に建物を寄贈した。酒田市はどんな使用方法があるかを市民を交えて検討した。その席に、私も呼ばれている。専門家としての意見を聞かせて下さいって言われたのに、日当も出なかった。しくしく←オイ
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玄関の所に足場が掛けてあるのは、屋根の銅板葺きの修理中のためである。外壁の塗装も所々塗られていなかった。工事の時期と傘福の展示が重なってしまった為、難儀していると思う。耐震改修も含めた工事が終わると、4月28日から本格的に山王クラブは開館する予定になっている。
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ちょっと建築の一口メモになるが、後ろの場違いのような絵のついた建具は、料亭の決まり事であり、この先はプライベートな部屋になっている。最近の建物だと、無粋にもドアに「関係者以外立ち入り禁止」のプレートが着いているだけだが、昔料亭で遊ぶにも、こんな決まり事を知っているのが、客だったのだ。
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料亭の大広間だった会場には、舞台が設けられており、その上に並べられたディスプレイである。傘福は雛飾りの意味と、寺社に奉納の物もあったと聞く。
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人を入れないで写真を撮るのも大変だった。傘福の展示は4月3日で一応終了するが、4月28日の開館からは、別の部屋に移して、常設もされるようだ。この料亭には竹久夢二も泊まったようで、夢二のゆかりの部屋もある。また、北前船の湊町としての栄光を展示している部屋もある。新たな観光の拠点として、第一歩を踏み出す事になる。
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玄関の所に足場が掛けてあるのは、屋根の銅板葺きの修理中のためである。外壁の塗装も所々塗られていなかった。工事の時期と傘福の展示が重なってしまった為、難儀していると思う。耐震改修も含めた工事が終わると、4月28日から本格的に山王クラブは開館する予定になっている。
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ちょっと建築の一口メモになるが、後ろの場違いのような絵のついた建具は、料亭の決まり事であり、この先はプライベートな部屋になっている。最近の建物だと、無粋にもドアに「関係者以外立ち入り禁止」のプレートが着いているだけだが、昔料亭で遊ぶにも、こんな決まり事を知っているのが、客だったのだ。
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料亭の大広間だった会場には、舞台が設けられており、その上に並べられたディスプレイである。傘福は雛飾りの意味と、寺社に奉納の物もあったと聞く。
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人を入れないで写真を撮るのも大変だった。傘福の展示は4月3日で一応終了するが、4月28日の開館からは、別の部屋に移して、常設もされるようだ。この料亭には竹久夢二も泊まったようで、夢二のゆかりの部屋もある。また、北前船の湊町としての栄光を展示している部屋もある。新たな観光の拠点として、第一歩を踏み出す事になる。