11月3日に平田のタウンセンターで、「森と緑のフェスティバル」が開催された。
気温2℃、強風とあられ混じりの雨の降る、とても寒い日だった。
各地から雪の便りが聞かれ、雲の間に見える鳥海山は、麓まで雪が降りてきていた。
9時の集合で訪れたテントの中は、洪水の被害でもあったかのように、機材もずぶ濡れだった。
最初の仕事はぞうきん掛けだった。
芝生の上に木材を並べ準備が完了した頃、ドングリ植え隊がバスに乗って山へ出かけて行った。
一段落したので、会場の他のブースを眺めてみる。
これは茸のほだ木の販売。茸も売っている。
木工製品の販売
川で捕れたモズク蟹の販売。雄雌ペアで300円だそうだ。
子供達に「これが雌だよ」と教えている所。
子供達は雌雄の見分け方よりも、蟹の泡ぶくに驚いている。
主婦達の手作り作品の販売。
手作りミニ盆栽の販売。おじさんが「安いよ。皿も組み合わせで200円」と声をかけていた。
盆栽からも秋が伝わってくる。
これはプレゼント用のドウタンツツジ。
森林組合の利き水コーナー。左から高屋の水。鳥海山の水。金峰山の水。月山の水。
気温が寒くて、水が冷たくて、味の違いが良く判らなかった。
飛島の直販ブース。手前のは「いぎすの味噌汁」の無料提供。
右奥にビール瓶が見えるが、飛島特産のイカの塩辛。
私はトビウオの焼き干しとアラメを買った。
一見、プラスチックか石に見えたが、牛の角で作った作品だそうだ。
「今年はうし年だよ。」牛の御難の年でもあった。
木材を加工したフクロウのキーホルダー。牛の角の加工品もあった。
一個一個表情が違う。ミミズクも混じっていたが、とても上手に作られていた。
3個買い求める。
この小鳥も木で作られた物。
刺し子のタペストリー複雑な模様で刺されていた。
刺し子の入った作品。
石を使った工作。
暖かい食べ物も売っている。お祭りなのに、マスクをした人が多い。
食べ物を扱っているからなのだろう。
「産直だよ、安いよ!」平田ではみかんやバナナも採れるらしい。(嘘)
私はバナナと、一箱1000円の長芋を買った。
大きな青菜は山形青菜(せいさい)で、漬け物にすると自然の辛みが出て美味しい。
手前の大きな袋に入れられているのは、赤い温海かぶ。
ここが本当の産直で、赤ネギやカラトリイモが売られていた。
これが赤ネギ。煮物や焼きネギにすると美味しい。
しいたけ詰め放題300円に挑戦する。これでもかと言うほど天こ盛りに詰めてきた。
時折日差しもあったが、強風と雪交じりの雨の中、とても寒かった。それでも沢山の人に来て貰えたのだと思う。丸太切りや糸鋸を使った体験コーナーなど、木を使った沢山のブースに、家族連れが休日を楽しんでいた。昨年は松山で行われたのだが、会場としてはこの平田のタウンセンターが便利だったと思う。午後になって益々天気が悪くなったので、少し早めに引き上げることにした。