無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

おしらせ

2010-03-30 22:01:29 | 社会
私のブログ仲間の「ぶんずのぼんこ」のかっちゃんが、自費出版で本を出されます。



発売日:4月29日
場所 :福島県白河市
    「大昭和祭り」会場
価格 :ワンコイン(格好良いでしょ。ちなみに500円)


白河に行かないと買えないの?
お祭りはどこの会場で開催してるの?
などの詳細は、見つかり次第にお知らせいたします。

こうご期待!


大昭和祭り2010公式HP
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春の雪

2010-03-30 12:36:12 | 動物・自然
季節外れの寒波がやってきて、雪になった。29日の山形からの帰りも、新庄から最上川沿いは吹雪だった。そしてこれが今朝の雪景色だ。



昨年の3月30日も丁度雪だった。私は、3月いっぱいは車のタイヤを履き替えない。4月の第1土曜日も雪に見舞われ、恐い思いをした事があったからだ。
3月30日の今朝の全国の天気予報では、日本海側の一部を除いては快晴なのだそうだ。その一部に酒田は入っている。




背伸びして窓から見ると、遠くにピンクのぼんぼりが見えた。雪にぼんぼりはそぐわない。これは絶対にカメラに収めるべきだと、長靴を履いて外に出た。



雪を被った梅の花もおつなものだろうと、斜面を登ると雪の上に点々と椿の花が散っていた。



雪にかろうじて紅梅の桃色が暖かそうに見える。




白梅の方は、見るからに寒々としている。

頭の上でピーヒョロと鳴く声がした。見上げるとトビが舞っていたが、その先に巣の中で卵を暖めているもう一羽が見えた。私のカメラでは、これだけ撮るのが限界だった。


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エコハウス見学会

2010-03-29 08:47:32 | 建築・都市・港
山形県が肝いりで始めたエコハウスが完成し、見学会と説明会が行われた。場所は東北芸工大の近くで、大学の駐車場に車を止めて見学することになった。酒田からはKさんとNさんと3人で朝早くから向かうことにする。



使用している木材は全て山形産の杉、山形市有林から伐採したものだ。1階部分のミーティングルームの外壁は、これも山形産の富沢石を使用している。
あれ、ここは22条地域じゃないのか。延焼の恐れラインはクリアされてないぞと、疑問が残る。ちなみに外壁に使った杉は45mmらしい。



エコハウスの特徴は、分厚い屋根と壁の断熱材、屋根の上に載せたパッシブソーラー、暖房と給湯はペレットボイラーを使用している。



ぺレットボイラーはオーストリア製。このお二人はそのETA社の社長と営業担当者である。午後からは説明会の講師になった。



熱交換の為の貯蔵タンク。ここでペレットボイラーからと、ソーラーからの熱交換を行う。前に積まれているのがぺレット1袋10kg。この建物で使用するのは、1-2t/年だと言われている。冬期間を除いてはソーラーで賄う事が出来るからだ。




同じボイラー室にあったペレットの貯蔵庫。これを吸引パイプでボイラーに送る。最大20m離れていてもOKだそうだ。



内部はスキップフロアの2階建て。木部は杉材で壁は30mm、床は60mmを使用している。
壁はプラスターボードにEP塗装、一部漆喰仕上げ。




屋根勾配は3.5/10で、ソーラー設置の有効角度からは緩いが、内部のボリュームからはこれが限度であるとの考えのようだ。トップライトや窓を用いて、1階からの自然対流を利用して換気も考えている。24時間換気はそれぞれ熱交換の換気扇を設置している。




壁厚は内側200mm、外側100mmのグラスウールが入っている。その他、外断熱で空気を動かしている。
窓は全てドイツ製だった。(外部アルミ内部木製サッシ)
設備がオーストリアで窓がドイツだもの、この辺りがちょっと引っかかる。それに負けない技術を持った日本製はまだ生まれていないのかも知れない。一番問題なのは、需要がないことかも知れない。
ソーラーはホンダ製だった。発電部分と温水部分の一部を受け持っている。ソーラーなどのエコポイントで、納期が間に合わないのでホンダになったようだ。エコポイントの弊害は益と比較してどうなのだろうと思う。一時的な駆け込みでしかなく、経済の地盤の支えにはならない気がするのだが。

内覧会は、これから引き続きずっと行われる予定であること。工事期間が短すぎたので、完成図面の手渡しが出来ないことが告げられた。沢山の人に見て貰う事は良いのだが、この建物を完成するための工事費用が高すぎる。一般的な物になるためには、さらなる努力が必要だと思う。建て主にこの建物を見せて、100万円/坪なのですがと言ったら、首を縦に振るだろうか。
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認知症

2010-03-27 14:11:27 | 健康・介護
Nさんから、緊急のメールが入った。「認知症の人と家族の会の勉強会」の開催のお知らせで、読んだのが当日の朝だった。大急ぎで身支度を整える。場所は総合文化センター、私が通った啄成小学校の跡地に建っている。天気も良いので、歩ける距離とにらんでコートも羽織らないまま飛び出した。だが勉強会の途中で雪模様になり、帰りは雨の中を傘も差さずに走ることになる。走りながら考えた事と言えば、小学生の頃に忘れ物を取りに家に走って帰ったっけとか、今朝の夢の中でも走っていたから正夢だったのかとか、雨と涙と鼻水でグショグショになりながらのくだらない内容だった。

さて、本題に入ろう。今回の勉強会では、認知症や介護の理解などの初歩的な問題はすでに終わっていて、何段階もステップアップをした内容だった。講師がケアマネージャーさんと弁護士さんで、高齢化社会に於ける認知症の数の多さ、それに伴う虐待、一人暮らしの認知症の財産の管理と成年後見人制度を取り上げた。事実、三世代同居の多い山形県でも、一人暮らしは増えている。また家族と同居していても、親の介護に手が掛かり子供が仕事に就けなくて、親の年金をも生活費に充てているなどの問題は多い。都会に住む資産家の為の後見人制度では、後見人に弁護士が担当し、その報酬の多さにも実は驚いた。この後見人制度の法律は、色々と抜け穴があったりで、今後の改正に希望を繋いでいるのが現状のようだ。

頂いた資料も難しい物だし、勉強会で行ったワークショップも、高齢者や認知症などで相談を受けた場合の対応の仕方だったので、現在の私にはすぐに役に立たない。参加者は殆どがケアマネさん達のようだ。そんな訳で、初心者にも分かる、特性cakeの認知症講座を開催したいと思う。認知症は高齢者だけではない、若年期認知症もあることから、早期発見、早期治療をお薦めしたい。


☆「認知症」早期発見のめやす
(□にチェックを入れてみてください。)

・もの忘れがひどい
 □ 今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる。
 □ 同じ事を何度も言う・問う・する。
 □ しまい忘れ、置き忘れが増え、いつも捜し物をしている。
 □ 財布、通帳、衣類などを盗まれたと人を疑う。

・判断力、理解力が衰える
 □ 料理、片付け、計算、運転などのミスが多くなった。
 □ 新しいことが覚えられない。
 □ 話のつじつまが合わない。
 □ テレビ番組の内容が理解できなくなった。

・時間、場所がわからない
 □ 約束の日時や場所を間違えるようになった。
 □ 慣れた道でも迷うことがある。

・人柄が変わる
 □ 些細なことで怒りっぽくなった。
 □ 廻りへの気遣いがなくなり頑固になった。
 □ 自分の失敗を人のせいにする。
 □ 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた。

・不安感が強い
 □ ひとりになると恐がったり寂しがったりする。
 □ 外出時、持ち物を何度も確かめる。
 □ 「頭が変になった」と本人が訴える。

・意欲がなくなる
 □ 下着を替えず身だしなみを構わなくなった。
 □ 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった。
 □ ふさぎ込んで何をするのも億劫がり嫌がる。

(社)認知症の人と家族の会 入会の資料より

これを見ると、わぁー私はすでに認知症?!
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成長

2010-03-26 09:43:36 | 動物・自然


福寿草の花もそろそろ終わりになり、子房が膨らんでヘビイチゴの実のようになった。どんな風に実が育って、種が付くのか楽しみだ。



アマリリスもすくすくと育ち、花の茎の丈が70cmを超えるまでになった。まだ伸びそうな気がする。こんなに大きな茎は始めてだ。球根の廻りから新しい芽が出たのは撮していたが、その反対側からも小さな芽が出てきた。




うわっ!見事なピンボケだ。



フキノトウは、写真がないのでイラストを載せてみる。「急にイラストを描いて!」と頼まれると、普段練習していない事がモロに出てくる。少しづつでも描かないといけないのかも知れない。どんなイラストを描いたのかは、また今度載せてみようと思う。
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黄砂

2010-03-23 22:34:21 | 動物・自然
今回の低気圧と一緒に飛んできた黄砂は酷かった。雨が泥水となって降ってきた。窓硝子も青空駐車の私の車も、見事に黄土色になっていた。黄土色という名は、この黄砂から来たのじゃないのと思うほど、アスファルトの道路も黄土色に染まった。



お彼岸の墓参りも雨の中だった。車を動かそうとして、自分の目を疑った。フロント硝子は何とかワイパーで汚れも落ちるが、両サイドの窓がまったく見えない。雨の中、水道からのホースを伸ばして、汚れを落とさねばならなかった。天気の良い彼岸には、散歩がてらの墓参りで大勢の人で賑わう寺町も、この雨では駐車する車も少なかった。こんな雨だからと理由をつけて、墓参り以外の外出を止めることにした。

次の日も雨だった。せっかくの連休なのに、これではイカンと思い立ち、山に水汲みとフキノトウを採りに出かける事にした。田圃のあぜ道のフキノトウは、もうすっかり花を咲かせている。少し標高を稼がないと蕾のが採れないと、鳥海山の麓に向かうことにした。真っ黒な雨雲が鳥海の姿を隠す。西風が強いので、雲の流れも速い。雨の切れ間に車を降りて、フキノトウを摘んだ。そばにあったタラノメは、まだまだ硬い。それでも半月もすれば、すこしづつ山菜も顔を出すだろう。


ガソリンスタンドへ寄ると、長蛇の列だった。ガソリンを入れる人が並んでいるのではない。洗車場が混み合っているのだ。黄砂は、いくら洗っても、またすぐに汚れるだろうにと思っているのは、私だけかな。

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レジ袋

2010-03-23 22:01:07 | 社会
スーパーに行くのに、マイバックを忘れた時など、ヒヤッとする。5円を払ってレジ袋を買うのも馬鹿らしい。レジ袋は有料でも、ダンボールの箱は無料なので、品物が多い時にはそれに詰め込んでくる。レジ袋を無くすことが、本当にエコに繋がるのかは、どうも釈然としない。我が家では、生ゴミの小分けや母のオムツの廃棄用に使っている。それが足りなくなるので、レジ袋とそっくりのビニールの袋を多量に買うことになった。なので捨てる袋の枚数が減ったと言う事はない。

私のエコバックは柔らかな比較的薄い生地の物を、普段持ち歩いているバックの中に入れている。それでも場所は塞がる。店名の着いていないレジ袋を折りたたんで入れておき、何度も買い物の時に使う方が、場所も取らずに便利でもある。TVのニュースで、あるスーパーでは、近所の買い物客がいらなくなったレジ袋や紙袋を持ち寄り、自由にお使い下さいとしてワゴンに入れてあった。これは、本当の意味でのリサイクルだと思う。なかなか好評だったのも頷ける。


ある日、いつものようにト一屋へ行くと、買い物カゴがレジで真っ赤な物に変わっていた。つまり買い物の時の緑色と、レジで支払いが終わった時の赤とは、違う色なのである。これはマイバックを持って買い物をするようになって、万引きが増えたからだろうと思う。カゴの色が変わったのは、ト一屋だけではなかった。エコの弊害が出たのだろう。そんな世の中になったのだと、心に重い物を抱えたような気になった。
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十六羅漢

2010-03-20 09:55:07 | 
酒田市の北に遊佐町がある。その遊佐町の吹浦海岸の岩場に、十六羅漢がある。子供の頃は、小学校の遠足や海水浴の時に来て、本当に16あるのか探してみた。最後に訪れたのが某ネットのオフ会の時だったと思う。吹浦バイパスが出来てから、この海岸線を走る7号線には、なかなか足が向かなくなった。先日、某審議会の視察で、この十六羅漢から見る景観を確かめる必要があった。昼の休憩を利用して、降りてみる事にした。



さぁ、何体見つけられるかな。





狛犬のような物を見たのは、初めてだ。



少し離れた所にも点在する。



大海原を枕に、横になっている羅漢さんもいた。





見終わった後で気が付いた看板。16体どころか21体もあるのだそうだ。



十六羅漢の由来。(あ、英語の部分が切れている!)



おまけ
十六羅漢そばのレストランで食べた夕日ラーメン(650円)。
出汁は魚だし、縮れ麺、アオサがトッピングしてあり、美味しかった!
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とり

2010-03-20 09:39:35 | 動物・自然
空から鳴き声がした。見上げてみると白鳥達の北帰行だった。





2つの群れが北へと飛んでいた。時間はお昼頃で、中途半端な時間だなと思った。あちこちで休憩でもしながら飛んでいくつもりなのだろう。



久しぶりに事務所の前の林にやってきたアカゲラ。たった一羽だったが、盛んに木をつついている。色がとても鮮やかだった。




羽根を広げるともっと綺麗なのだ。写真はS氏提供
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くじらを所望す

2010-03-18 16:58:47 | 食べ物
シーシェパードとクジラ、アカデミー賞とイルカ、それに最近は地中海のクロマグロが論議を呼んでいる。クジラは子供の時には高い豚肉の代用として散々食べ飽きたし、クロマグロなんて、およばれの時でもないと食べられないし、イルカ肉は見ただけで怯え上がったが、どれも日本の食文化には違いないのだろうけど、私の食文化ではない。

と言うわけで、今回は別のくじらの話である。尾花沢の道の駅では、住民手作りのくじら餅が売られている。普通の餅に比べれば高い。以前は家庭で作られた、山形の最上地方の特産品である。餅米粉や米粉を原料に、砂糖やクルミが入った甘い餅である。白砂糖、醤油、黒砂糖に味噌味と言った具合に数種類の味と色があり、平べったい四角の柔らかい物を、切ってたべるのである。今回買ってきたくじら餅は醤油味で、少しばかり柔らかすぎた。せっかく切って並べても、もとの1枚岩になってしまうスライムみたいな餅だった。

最上地方ではくじら餅を久持良餅と書く。東北地方では青森県の鰺ヶ沢にもあるそうだ。元々は京都あたりのお菓子が北前船でやってきて、本家は消えても地方に文化が残ったと言うことらしい。現在残っている山形県と青森県も、どちらも1本づつ単色になっているが、昔の京都で出来た鯨餅は、下が白砂糖の餅で、上に少し薄く餡の葛が載っていて、断面が黒と白の鯨肉(脂身)のようだと文献に残っているのだそうだ。そうか、それでくじらなのか。これで長年の疑問が一つ解けたことになる。
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いたい

2010-03-17 13:29:09 | 社会
現場で転んだ。
あっと言う間に身体が宙に浮いて、気が付いた時には目の前に砕石がドアップで見えた。図面やらカメラやら両手に抱えていたが、とっさに着いた手も、傷と内出血で少しだけ腫れている。問題は両膝だ。なにせ相手は砕石で、当人はこの体重。右膝はえぐれたらしく、みるみるズボンの膝が赤くなった。左の出血は少なく、その分青く腫れている。

子供の頃、自転車の三角乗りで毎日のように転んで、膝は常に赤チンが塗られていた。遊んでいる時には痛くもないが、夜になって風呂に入る時にしみたのを思い出した。子供の頃の膝の怪我は、子供の勲章みたいなものだったが、オトナになると恥ずかしいだけだ。しかも痛いのを堪えるさまも、非常にみっともない。不幸中の幸いで、ズボンの方は無傷だった。これも幸いと言うのだろう。早速洗って干す事にする。

話は変わって、PCのDVDが壊れた。ついでにハードディスクも音がする。まだ新しいはずなのに。思わぬ出費が少しづつ嵩んでいく。これも痛い。

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低気圧

2010-03-17 13:12:12 | 動物・自然
気温は高かったが、夕刻から天気は崩れて雪になるかも知れないとの予報に、少し早めに出て大降りにならない内に現場の写真を撮ろうと思い立った。酒田を出発した時には小雨で、新庄当たりが一番の降りのようだった。いつもながら猿羽根山あたりで、劇的に天気は変化する。大きな川の両側でも、あっちとこっちで天気が変わるが、山を境にしての変化の方が多いのだろうと思う。村山辺りはすっかり晴れて、月山と葉山の雪が輝いて、綺麗に見えた。実の事を言うと私は13号線から見た月山と葉山の区別がつかない。写真を撮ろうと試みたが、丁度良く見える所で停車出来なかった。

現場から山形へ走り会議へ向かう。13号線のバイパスも混んでいるが、市内を抜けてからの西バイパスも、ウンザリするほど混んでいる。余裕の時間は使い切り、ぎりぎり会議に間に合った。



議題が多いにも関わらず揉めることもなく、すんなりと会議は終わり、気温が下らぬ内に家路につくことが出来ると、車を走らせてた。もうじき彼岸で春の訪れも時間も問題と普段は思っているが、やはり山形県内をみると尾花沢・新庄・狩川(庄内町)は、雪の中なのである。いつもの尾花沢の道の駅に寄った時にも、廻りは雪の山だった。



こんな天気でも、国道のあちこちで工事を行っている。ここでの待ち時間も長い。場所は最上川沿いで、田圃に残る雪も古い物ではないように見えた。春だと浮かれているのは私だけかも知れない。
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アマリリス

2010-03-14 14:20:50 | 動物・自然
ともさんの所のアマリリスが綺麗に咲いていた。
我が家のは葉っぱだけだもんなと思っていた。



昨年の(正確には一昨年の暮れ)に咲いたアマリリス



花茎が2本、時間差で出てきて、どれも綺麗に花を咲かせた後、今度は葉が次々に伸びてきた。冬でも部屋の中が暖かかったので、その葉はスクスクと育ち、高さが窓枠に納まりきれなくなった。今年に入って急激に冷えた日に、寒さが堪えたのか、葉の色が黄色になり枯れて、1本だけになってしまった。球根はどでかいタマネギと言った感じで、葉が重かったせいもあって鉢の中で斜めに育っている。その横から小さな芽が分かれて出てきて、こんな風に増えていくのかと観察していた。



葉がすっかり落ちてからでないと、次の花茎は無理だろうと思っていたが、ともさんのアマリリスに感化されて、自分のもじっくり観る事にした。新しい葉っぱだけが出ていて、何だ、私のは観葉植物になったのかとがっかりした。その2-3日後、おやおや、これは葉っぱじゃないぞ!



球根が大き過ぎて鉢がせまく感じるほどだ。臭いが無く部屋でも使える有機肥料と化学肥料の双方を買ってきて、栄養の補充を行った。(やっぱり臭かった)こんなに育ってから植え替えするのは無理かしら。捻れて咲くことになるのだけど。
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緑の砂漠

2010-03-13 23:20:01 | 動物・自然
金曜日に、さかた木づかい夢ネットの研修会が開かれた。山大農学部森林資源政策研究室の学生達の卒論発表が中心だった。国内、特に庄内の林業に関連した様々な問題に、5名の学生が独自の切り口で研究したものを講演するのだが、臆することなく堂々としているところが好ましい。山形県では緑環境税が導入され、山の保全に有効に使われようとしている。当初は手を挙げる人も少なかったようだが、認知度が広がるにつれ意識も高まり、徐々に浸透してきた。しかし、これは5年で改正される運命なのだ。続ける続けないも、5年にかかっている。

日本の林業は、一部を除いてその様を呈していない。しかし、森林がもたらすCO2の削減、豊かで安全な水の保全、海の生物にもたらすミネラルも森林を無くしては語れない事は、多くの市民の知ることとなった。川下の人間は、緑環境税を使って森林の保護を求めているのに対し、山や森林を持つ側の人間が、手を掛けたがらない現状が浮かび上がって来る。それを打破する為の逆転の発想が、輸入木材の制限だろう。地産地消、地元の木や森をを自分たちで守っていくステータスを持つことが必要だと思う。

 お昼のそば K氏の手作り



学生達の発表の後に、準教授のインドネシア報告があった。この話はショックだった。知らないのは自分だけなのかと、空恐ろしくなった。

森林破壊と呼ばれるものには、幾つかの種類がある。無計画で違法な森林伐採、焼き畑による森林の減少、最近ではパーム椰子(天然素材の石けんの原料)のプランテーションが、声高に叫ばれてきた。今回聞いたのは、インドネシア・カリマンタン島のユーカリ・ペリタのプランテーションの話だった。パルプの原料として、主に中国へ輸出されている。以前はアカシアが主だったが、現在は効率の良いユーカリに徐々に変わっていると言う。資本は民間60%政府40%なのにも関わらず、問題が起きた場合や植林に失敗すると強制的に会社は変更させられるのだそうだ。

その効率と言うのが凄まじい。ユーカリはハウスで種から25日間育てられ、75日間で苗木(高さ20cm)が完成する。植林して3ヶ月で高さ4m程に成長する。6年で高さ18m-20m、幹の直径は30cmを優に超すと言う、異常な成長ぶりだ。その6年で伐採を始める。植林を行う土地は山間部の多い日本とは違い平地である。見事にだだっ広い平地である。そこに6年サイクルでユーカリを繰り返し植える。これはもう林業とは言えない。農業そのものだ。

農業として認識すると、誰もが知っている問題点が浮かび上がってくる。単一作物の輪作は土壌にも作物にも害をなす点だ。その最終地点が、湖化なのだそうだ。不毛の土地になって砂漠化すると思うのだが、ここはインドネシアで、雨期と乾期の繰り返しの気象であっても、水は十二分に足りている。森林が保全していた水が持ちこたえきれなくなって、土地が湿地から湖に変わってしまう。広大な湖の映像が美しいだけ残酷に見えた。そしてユーカリのプランテーションの森では、見事に鳥の声の一声も聞こえなかったそうだ。

そのユーカリで出来たパルプは中国に運ばれ、経由して日本にも輸入される。私たちが安易に使っているテッシュペーパーも、OA化と呼ばれているにもかかわらず消費され続けているコピー用紙にも、パルプは使われている事を認識しなければならない。ちなみに、輸出先の1位は中国でも、2位には日本の有名な企業の名前があったことをお伝えしようと思う。


WWFの活動 ←ちょっとは参考になると思う。本質的な事は語られていない。

準教授の講演の折り、かなりの数の映像をカメラで撮らせて頂いた。これは貴重な資料であり著作権もあるので、ここで発表する事はできない。インドネシアから帰られて急いでまとめられたようだが、まだ途中の段階だそうだ。詳しい内容を聴きたい時には、山形大学農学部の小川準教授に講演依頼をすると良いと思う。まだまだ隠してあるお宝映像がどっさり見られる筈だ。
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洗濯資料館

2010-03-12 09:55:27 | 
寛平ちゃんのアースマラソンのブログで、こんな素敵な場所を載せてくれた。
なんとまぁ豪華な洗濯場なのだろう。造ってくれたきっかけが、また嬉しい。
優しい市長さんがいたものだ。

もっと詳しく知りたいと思ったが、ググッても出てこなかった。
屋根のない、屋外の洗濯場の写真なら見つかるのだが。
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