月末、朝一番に銀行へ走る。キャッシュディスペンサーで、あっちの通帳からこっちの通帳へと、お金を移動させる。自動引き落としに間に合わせる為だ。ところが幾ら入金しようとしても、お金が戻ってくる。「お前は、そんなにお金がいらないのか!」と他の機械で行っても、同じように戻ってくる。そこで、やおらに黒革のコートを脱いだ。すると何もなかったように入金出来た。
黒い革の服を身にまとっていると、自動ドアにも反応しない時がある。体重が足りないのかとジャンプしても開かない。赤外線センサーの辺りを、手で遮るとようやく反応するのには慣れてしまったが、キャッシュディスペンサーでは初めてだ。影が薄いとでも言うのか、人間がいないと反応するのだろう。
さて、もう一つは、トイレの出来事である。残り少ないトイレットペーパーで、鼻をかんだ。ゴミ箱に捨てて、いよいよ本来の用に使おうと思ったら、僅かしか残っていなかった。オーマイガッ!
黒い革の服を身にまとっていると、自動ドアにも反応しない時がある。体重が足りないのかとジャンプしても開かない。赤外線センサーの辺りを、手で遮るとようやく反応するのには慣れてしまったが、キャッシュディスペンサーでは初めてだ。影が薄いとでも言うのか、人間がいないと反応するのだろう。
さて、もう一つは、トイレの出来事である。残り少ないトイレットペーパーで、鼻をかんだ。ゴミ箱に捨てて、いよいよ本来の用に使おうと思ったら、僅かしか残っていなかった。オーマイガッ!