セキュリティに弱いic-netは、相変わらず変な奴ら(特定外国人)に狙われている。AppleにしてもAmazonからも危ないメールが届く。
今回は某探偵社の調査員wwからのメールが楽しかった。
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私は某探偵社の調査員と申します。お客様に頼まれ、貴方のことが全面追跡調査を行います。仕事中で貴方が身分があるであることを見つけました。それで貴方が人知れずの一面を了解しました。私にとっていい見つけると思います!
もし私はこの材料を公開したら、絶対貴方にとって悪い影響があります。もしこの資料を貴方に渡したら、私達にとっていいじゃないの。
お客様と社長さんは私に「貴方が貴方の家族はとても大切」だと言いました。
貴方は私の要求を満足すればいいんだよ。もちろん、貴方は警察に連絡してもいいんです。でもね、私のノートに貴方の電話と住所を全部書いていますよ。
私の指示を操作しないと全部のことをご家族にお知らせしますよ。チャンスは一回しかない、手紙が二度来ないから。
24時間以内に2個つのビットコインを支払ってください
(Bitcoinウォレットアドレス:1PS1N19snfwSE9WTjrveoKgEYEuJM99qR9)
Bitcoinをもらってから 私達は世間で知り合ったことを忘れている、これから貴方は何にも危険が無いです。すべて悪い物を隠滅します。
覚えてね、まぐれ心を持ってないでくださいね、チャンスは一回しかないよ。
ご家族の幸せを祈ります!
U~-= 8�= 1
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機械翻訳だろうが、面白い内容である。家族に私の行動を公開されても、痛くもかゆくもないんだが。
盛岡行きが決まった時に、もしかして・・・と思っていたら、案の定この日は岩手のさんさ踊りの最終日だった。
東北の熱い夏祭りの時期なのである。
藤森さんの講演会でも、浴衣姿の女性がおられたが、講演が終わった頃からが丁度さんさ踊りのパレードが市役所付近を中心に行われるそうで、ならばと我々も歩いて会場へ向かう。
盛岡市入りをした頃には、道路は普通通りに通れたが、祭りが始まるとなると通行規制がかかり、元来た道を帰る手立ては無くなってしまう。盛岡劇場近くの駐車場に車を止めたまま、歩いて会場に向かってみた。
なにせ、我々の誰も、さんさ踊りは本格的に観たことがない。
盛岡市内を流れる北上川である。秋には鮭も遡上する。この川の向こう岸が城跡公園になっている。
こちらは準備中の様子
パレードが開始された。
広い大通りを埋め尽くす踊り手。
我々は人混みの後ろからカメラで狙うのだが、なかなか巧く撮れず。
城跡公園のお堀
このお堀はずっと続き、蛍の舞う池にも繋がっているという。
城内の広場での売店
道路で踊りが観られない場合のサテライト場でもあった。
盛岡の城跡は、石垣とお堀が残る。
そろそろ橋を渡っての帰路に着く。帰りの徒歩は15分ほど掛かった。
アーケードのある商店街に横切る。
仙台同様、盛岡でも七夕は旧歴で迎える。
仙台の七夕の飾りとは、少し趣が違う。
香ばしい匂いが漂う。
焼き鳥を焼く人にピントが合い、他はボケる裏技。ww
盛岡市でお土産を買えず帰途を急ぐ。途中の車の中で、ビービービーとけたたましい警報音が鳴り響き、福島沖で地震が起こった事を知らされる。最初は震度3-4かと思われたが、広範囲に揺れが伝わり最終的には震度5弱だと知る事になる。走行中の車の中では体感はない。
結局、夕食は秋田県の角館のガストとなった。酒田に着いたのが23:30過ぎ、シンデレラにならずに家に戻れた。深夜に秋田の一般道を走ると色んな動物に遭遇できる筈だったが一匹も遭わず、酒田の本町通りで狸が横切る。これには笑った。
今回の遠征の目的は、藤森照信講演会を聴講する為だった。岩手県建築士会が、建築士の日を記念してこの講演会は計画された。
開始時間が14:30だったので、酒田を8:00に出発し、秋田経由で盛岡に向かった。会場は盛岡劇場で、入場無料、申し込み不要と言う大盤振る舞いに、14:00前に劇場に着くと、もう行列が出来ていた。
ウカウカすると、座る席がないかも知れないと、一番前の席の真ん中に陣取る。
いわゆる、かぶりつきの席なのである。
藤森氏の講演は、今から30年以上も前になるが、1986年に結成された路上観察学会の怪しい探検隊の話から始まった。
路上観察学会は、昔に酒田でも行われたが、その時にS氏は参加していて、藤森氏や南伸坊氏とも道路を歩いたと言う。
藤森氏の何にでも興味を抱き、楽しい事に変えていくのは、建築の原点でもあるようだ。楽しくなければ建築ではないと言った所か。
何故、我々が盛岡に来たかと言うと、11月2日に酒田で行われる予定の「建築カメラマン北田英治氏の講演会とワークショップ」を山形県の建築士会女性部が企画中であるが、北田氏の写真集の「ラコリーナ近江八幡のお菓子屋さん」の設計者が藤森さんだったのだ。これは是非聴いてみたいが、純粋な動機である。
何故、藤森氏の講演会が実現したかと言うと
盛岡市の城跡公園に、Park-PFIの計画があるらしい。
これは実現した暁には、もう一度訪れなければならないだろう。
お昼を過ぎた頃、盛岡市に入った。酒田から出かけた4人組は、盛岡で何を食べるかで意見を交わす。
面白かったのは、だれもわんこ蕎麦と言わなかったことだ。「忙しくて食べたようでない。」「お椀に注いでくれる人がなかなか来ない。」「トッピングが多くて、蕎麦の味が分からない。」などなど
そこで、盛岡冷麺を食べることになった。直ぐさま、携帯で食べログを検索する。
書いてある☆4つのぴょんぴょん舎は、そっか、駅前か~。とそこへ向かう途中、赤信号で停まったら、右側に目的の「ぴょんぴょん舎」の看板が見えた。どうも、ここが本店らしい。
駐車場は混んでいたが、警備の男性の案内ですんなり入る事が出来、店の中には席待ち人が溢れてはいたが、客の回転が速いらしく、ストレスを感じずにテーブルへ着けた。
牛肉の焼き肉付き冷麺のセットに有り付ける。
焼き肉とも美味しかったのだが、キムチが滅茶目茶辛かった。
会議の後に、山形美術館へ寄る。
この美術館には何度か行った事があるのだが、カーナビに誘導されて着いた所が正面玄関側の地下駐車場前だった。
引き込まれるように地下駐車場に入ったのだが、この駐車場では美術館からのサービスが受けられない。
美術館裏には、無料の駐車場があったのだ。-350円
8月25日まで、ロシアの国立トレチャコフ美術館所蔵の絵画の特別展が開催されている。
作品の描かれた時期は、1800年代から1900年代、日本の元号で言うと江戸末期から明治大正昭和と続く頃だ。
極めて優れた作品が並んでいた。落ち着いて眺められる、見事な作品群だった。
特別展で、圧倒されて良いはずなのに、私の今回最も印象に残ったのは、吉野石膏コレクションの中の山形県出身の彫刻家新海竹太郎(1868-1927)の作品「ゆあみ」だった。
姿形も申し分ないのだが、心惹かれたのはその表情で、仏像のような慈悲深さをも漂わせ、こんなに美しい人がいるのかと感動した。
その足で、新海竹太郎の作品集、せめてポストカードがないだろうかと、受付で尋ねるとポストカードならとショップの廻る棚から一枚を抜き「30円です。」と・・・。
色も良くないし、ちっちぇ~し、表情も見えないし。葉書サイズなら仕方がないかブツブツ・・・と思いつつ買ってきた。
こんなことなら、誰にも見つからないように、盗撮でもしてくればと本気で思った。←駄目だよ。
今日になって、ネットで調べると、出るわ、出るわ・・・。皆さん、やってくれますね。
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ロシアのモナリザも素敵だけど、日本のモナリザはもっと素敵だよ。
さて、終了時間で美術館を追い出され、道は混んではいたが、銅町辺りにかかると渋滞で動かなくなった。
何だろうと、背伸びをしてみると、前方で祭りの大きな御輿が動いている。
せっかくなので撮そうと(こんな日に限ってカメラは持って行かず)携帯のカメラを立ち上げようとするも指紋認証が作動せず、車は動き出した。
大きな2台の御輿を追い越して、ようやく作動した携帯を向ける。時、既に遅し。
もっと進むと、今度はお囃子の車が見えた。
東北の夏祭りの時期になったのだな。暑い訳だ。
7月27日、酒田市民会館の大物エンターティナーとのバッテングにも関わらず、一平ちゃん好きな人達が港座に集まった。客層は断然男性が多い。前座の三組が終わった後に、一平ちゃんの戦後生まれの傷痍軍人(単に軍帽の端から手ぬぐいが見え、軍靴と浴衣を羽織った)が現れた。
どんな右翼発言が出るかとヒヤヒヤしたが、7対3位の割合で一平ちゃん本人が出た。「虎ノ門ニュースを見て来た人は?」で、殆どの観客が手を挙げた。勿論私も虎ノ門で酒田に来る事を知り、即座にチケットを取った。東京へ朝早く着いた時、虎ノ門ニュースのサテライトを見に行って、本物の一平ちゃんを見ていたが、同日に新宿で行われるイベントのチケットは、すぐにソールドアウトしていた。何としても本物が観たい。でも出来れば米粒写経として普通の一平ちゃんを観てみたいとする私の願望は、この酒田での非常呼集で、叶えられた。
即座に応えられる全国都道府県の有名な人物、山形県(特に酒田)と当日入場していた新潟と岩手の観客にも応えていた。いつもYOUTUBEでした観たことがなかった博識な喋りも、次元を超えた物まねも、会場皆が参加する三島由紀夫の最後の演説も、観客を翌週の虎ノ門で「山形での前のめりなお客さん」と表現するなど、舞台は面白かった。
何故、酒田が選ばれたのか。きっと、一平ちゃん本人が酒田を選んだのだと思う。彼は俳優の成田三樹夫が好きで、特に好きな映画はフルバージョンで再現できる。そこで任侠映画(私はあまり観たことがなくて)の一場面を物まね付きで再現してくれたのだが、成田三樹夫の生まれ故郷でのこの再現に、きっと観客は熱狂してくれると思ったのだろうが、意外に皆冷静でアテが外れたようだった。観客の反応を確かめながら次々と新たな芸を披露する一平ちゃんに、本当に酒田に来てくれたことを有り難いと思った。
翌日の日曜日には、成田三樹夫さんのお墓参りに行くのだそうだ。