これは8月21日に、新聞の折り込みに入っていたコストコのチラシである。
今まで気が付かなかったのか、始めてチラシを見た。
これだけ見ても、安いんだか高いんだかわからない。
普段から行きつけのスーパーでの価格を知っていないと、外れを引く可能性もある。
天童から上山までは、さほど・・・・離れているが、始めてコストコに潜入した。
ソーシャルディスタンスとやらで、会員以外1名だけ追加で入場出来るのだそうだ。
郵便局で貯金を降ろし、喜び勇んで入る。何もかも初めての出来事だった。
右に写るカートは私の買い物。話に聞いていて期待していた物や、あまりの安さと量に驚いたマンゴーやグレープフルーツ。
さほど安くはないぞと、携帯の電卓を弾く物もあり、どでかい店内をうろついた。
マンゴーとグレープフルーツは、本当に安かった。熟れて食べ頃のマンゴーが箱売りで、8個ほど入っていたと記憶している。
とても一家族で消費出来る量ではない。
賢い主婦ならば、マンゴーを切り刻んで冷凍にしておくと言う手もあるが、私の冷蔵庫はハンスト状態で使い物にならない。
探しあぐねていたゴーダチーズも、Goodだった。
小分けにされているのが、食べ易い。味も好かった。
さて、本当に欲しかったのは、豚肉のスペアリブの塊である。牛肉でもラム肉でもない所が私らしい。
勿論、スペアリブは酒田でも売っている。
ただ、その切り方で殆ど肉が付いてない骨のような所も、肉肉しい所も、グラム辺りの値段が同じなのが解せなかった。
いつか塊を買いたいと思っていた。そして買ってきた。
事務所にたどり着いて、肉を冷凍庫に入れようとしたが、3Kgの量では入りきれなかった。
自宅の冷凍庫に半分を入れる。
残りの1.5kgは面倒なので、料理することにした。夜中の作業である。
スペアリブを切り、塩胡椒とハープを振り、少々の小麦粉でコーティングする。
小麦粉を付けると、肉が痩せないとも聞いたが、どうだろう。
フライパンにオリーブオイルを敷いて、焦げ目を付ける。
鍋にネギとセロリの葉っぱを敷いて、焼いたスペアリブを投入。
肉を焼いた油で、大タマネギのスライスを炒める。
タマネギを炒めながら、セロリの葉のみじん切りとショウガを加える。
ショウガは面倒なので、みじん切りにはしなかった。要は手抜きである。
安い赤ワインをドボドボ・・。
勿論、野菜ジュースをドボドボ・・・・。
炒めたタマネギを入れ、ベイリーフをてんこ盛りにし、足りない水分は水を足しコンソメを2個投入し、火に掛けた。
煮立ったら弱火にしてグツグツ煮込む。肉肉しい料理である。
焼く前に肉に着けた小麦粉が、スープにとろみをだしてくれる。
やっぱりセロリは大事だよね。
それにしても、冷蔵庫がそろそろ寿命みたい。困ったな。