無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

視察旅行

2023-08-24 17:01:44 | 社会


自民党の女性部会で、パリに視察に行ったそうな。
エッフェル塔前で、トンガリ頭で撮した写真が、どうのこうのとネットで炎上。
遊びで行ってるんか!
自民党の公費と自費で行ってるんだ。
自民党の公費だって税金だろう!
と、ここまではよくある話。

私の父も、昔に某代議士の視察旅行に何度か同行し、ヨーロッパやちうごくも回って来た。
酒田市の市議会の視察旅行の復命書も見せて貰ったことがあったが、仕事と観光が半分だったような気がする。



今回の視察旅行のスケジュールだそうだ。
公務とされるのは5時間だけだったらしい。
これもよくある話だ。
それなのに、炎上は止まらず、松川氏は役職を辞職することになった。
旅行に自分の娘を連れて行き、大使館の職員に学童保育を頼んだのが問題なのか、26日以降本人が団体行動せず、行方不明になったのがいけないのか。
ばれると議員辞職では済まない大問題を抱えているなどと言う人達がいる。

そうそう、松川氏と言えば、大阪の自民党の支部長を片っ端から辞めさせたと言う話もある。
選挙に勝てないような支部長は辞めろ!と(支部長にならないと自民党の公認は受けられない)軒並み切って捨てた。
自民党が負けたのは、大阪自民自らが腐っていたのと、維新の流れが強かったからなんだろうが。

このせいで、佐藤ゆかり氏が政界から引退した。
落下傘部隊と言われ、大阪自民党のボスから嫌がらせを受け、当選した地元がベッドタウンなのに、インフラの橋がないをクリアするも、維新の活躍で議席を失った。
ゆかり氏は、大阪から立つ前に山形から選挙に出ようとした事があった。
父方の祖父が新庄出身で、その伝手をと動いたのだ。
見事に凄まじい妨害を受けた。県民のゆかり氏経由の、自民党入党さえも阻止された。
そして今回、山形3区某代議士の会で、ゆかり氏の支部長剥奪に、自ら大阪へ繰り出してトドメを刺した由の報告会があった。
山形に戻ってくるのを遮るため、2度と這い上がるのを止めたのである。
某代議士は自民党の女性部会の一人でもある。今回のパリには行かなかったらしいが、松川氏を優秀な人だと言っていた。どうなんだか。

さて、かくいう私も視察旅行の経験がある。
2014年の9月の出来事だ。
あまりに長いので22等分してある。

渡航1/22    渡航2/22    渡航3/22
渡航4/22    渡航5/22    渡航6/22
渡航7/22    渡航8/22    渡航9/22

なぜこんなに長いかと言うと、全日程で観光地に行ったのは1箇所だけ。
その他は、食事以外が全て会議と研修。ホンマモンの視察旅行は本当に疲れた。
酒田港とロシア貿易の繋がりを強化する為の視察だった。
参加者は全て自費である。特別の通訳も雇い、独自のルートなので費用はかさむ。今では行けるはずもない。
酒田港の強化と太平洋側とのウエストラインの構築で、国会質問をしてくれた佐藤ゆかり氏の案内だった。
彼女は恐ろしく頭の切れる女性だった。男性の何倍もの仕事をこなす。
それゆえ、仕事をやればやれるほど、恨みや妬みを買うだろう人だった。
政治の世界は、げに恐ろしい。 



今日のニュースで、自民党枚方市支部の支部長、出来成元(でき・しげちか)元大阪府議は7日付で、松川氏を選挙区支部長から更迭するよう求める申し入れ書を茂木敏充幹事長に送り、ネットで公表した。 
特大ブーメラン炸裂かな。
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夏の山

2023-08-20 22:42:17 | 動物・自然

田沢の旧阿部家に行ったついでに、夏の山を撮してきた。


ひまわりの花に釣られて近寄ってみる。
今年はじめてのひまわりかも知れない。


奥の方に白い百合が咲いていた。



夥しい数の花をつけている株もあった。花の数は生きている年数に比例するのか。
思ったよりも香りはしなかった。もしかすると咲き終わりの時期なのだろう。



坂本林道を走ってダムに着いた。



ダムの工事前には、よく山菜やキノコ採りで通った場所でもある。




だいぶ水嵩が減っているそうだが、ここは酒田の水道の供給源でもある。
このダムのお陰で、酒田の水道水が美味しくなった。
以前は最上川から引いていたからね。


綺麗な湖水だった。
坂本林道をさらに上って行った。私の記憶では単なる林道だったのだが、実は古い街道でもあり、終点は羽根沢に至る。
せっかく整備された道路なのだが、土砂崩れなどの発生回数が多く、相変わらず工事の為に通行止めになっている。


コウゾやミツマタの和紙の原料になる木を探していたら、サルナシがあった。
まだ熟すまでには時間がかかるようだ。


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シークワサー

2023-08-18 14:36:35 | 食べ物


沖縄土産に、シークワサーを貰った。
日本列島の本州では、なかなか実物のシークワサーにお目にかかることはなく、小瓶に濃縮されたジュースを見かける程度である。

この一見硬そうな実は、輪切りにしてみると、確かに種は多いものの、驚くほどの果汁が絞れる。
同じような柑橘系の柚子・スダチ・カボスとは比べ物にならない程である。

香りも良いし、果汁も酸っぱさは適度にあるし、良いものであることは間違いないのだが。こんなに沢山どうしようとも思った。
どうしようならぬ、どう使用しようかとネットでググる。
焼き魚に絞るのも良さそうだったし、蕎麦を食べる時に絞ると言うのもあった。
我が家は麺料理が多い。それに合せると、暑い夏も涼しくなるかもとやってみた。

うふふ。美味しい。



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酒田の捕虜収容所

2023-08-18 14:13:15 | 歴史

読売新聞の地方版に、酒田に在った太平洋戦争当時の捕虜収容所の記事が載っていた。
本町に在ったとされる収容所の話は、萬谷さんの専務さんから教えて貰っていたので、耳新しい事ではない。
(なんたって、萬谷さんは戦時中に女学校生なのに、石原莞爾の勉強会に潜り込んで「日本は戦争に負ける!」を聞いてきた人なのである。)

それでも新聞の記事では、このまま掘り下げねば歴史の渦に埋もれてしまうと、村田さんが本にしようと資料を集めているようだ。





酒田市史の下段に、その様子が僅かばかり書かれている。
確かにあまりに短い内容である。
きちんとした資料が、何処かに残っているであろうと思われるのだが、その辺見つけるのに酒田市は弱い。

捕虜だった兵士の方々も、何人ご存命だろうか。
収容所側の人達も、証言出来る人は何人いるのだろうか。


毎年、夏休みになると楽しい筈のTV番組も、一斉に原爆・終戦に一色に染まって、戦後生まれにはつまらなかった。
いつまで、日本が悪いと言われ続けられねばならないのか。
そろそろ、きっちり何がどうなって戦争が始まり、敗戦に至ったのかを検証する時期に来ていると思う。ちと遅いが。
日本人にとって、終戦は8月15日だが、世界的には(得にロシア当時のソ連)には、その意識はなかったこと。
それもはっきりさせるべきだと思う。




●ayasiiojisannさんにご紹介頂きました「あなたの知らない過去の酒田」さんの記事から


どちらも素敵な内容でした。是非ご覧頂きたいと思います。

●新聞記事の中の村田則子さんの所属しているPOW研究会に、酒田の捕虜収容所に居られたオーストラリア人の方々の酒田訪問が載っていました。


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全建女・金沢大会1

2023-08-16 05:25:54 | 建築・都市・港
2025年の全国女性建築士連絡協議会の開催が山形県に決定した。
以前からチラッと打診のあることはあったが、女性会員の数も少ないし、「こんな弱小県では無理ですよ。」と逃げていた。
それが遂に本決まりとなり、その運営の仕方を探りにと、山形大会PRの為に各自が50枚の名刺を握りしめ、今回の金沢大会に総勢18名で出かけたのである。

今大会は、7月29日と30日に分けて行われる。
昨年の「谷口建築金沢行き」も、丁度同じ頃で夏の金沢がどんなに過酷だったかを思い知ることになる。(花火大会も一緒だった。ただし今回は観ることは叶わなかった。)
帰宅してすぐに医者に走った私としては、日差しを断固避けようと日傘も準備した。

総勢18名も、一個中隊の団体行動とはならない。山形県内のインフラがブチブチなのと、行き先が日本海側と言うのがミソなのである。
日本海側のJRで、特急日本海や特急白鳥などが運行していた昭和の頃と違い。
庄内からは特急いなほ→(新潟から在来線)→(妙高から)北陸新幹線と乗り換えする。
内陸勢は、山形新幹線→(大宮から)北陸新幹線に乗り換えする。
その中の庄内の鶴岡勢は委員長会議があるとかで前乗りしていた。
酒田は2名だったので、朝4時出発の Fさんの自動車で金沢へと向かう。



さて、予定時刻よりも早く着いて、前回アクシデントに見舞われ見学が出来なかった金沢・谷口建築作品の旅9 の 金沢建築館のリベンジにと直行する。


ついに来ることが出来たよ。





館内に入る。右が案内で、チケットを買う。


案内受付の後ろには、売店などがある。






敷地に大きな段差があり、地階の展示スペースは階段を降りる。
丁度「アニメ背景建築展」が開催されており、こちらは撮影不可だった。


展示室に入ると、大友克洋作アニメ「AKIRA」が出迎えてくれた。


他の人の邪魔にならないようにと、ドライエリアの庭を1枚撮させて貰った。
2枚めは駄目だった。(後に裏から撮す)


採光窓の光が面白いんだそうだ。






2階へと上る。鶴岡勢が追いついて一緒になった。


ホールから室内へと入ると、広い和室が待っていた。


その対面には水の屋根が、陽光を反射させる。


和室は非常に美しい。天井の棹も窓の上部から下げられた御簾も照明器具も、計算され尽くした美しさだった。





窓から覗いた床の間付近。


もう一部屋には茶室が設えてあった。


おまけの女子トイレ


ブースの中には禁煙のマーク



こちらの階段を降りて、外へ向かう。



外からドライエリアを観る。


やっぱり谷口さんの作品は素晴らしいな。
リベンジは成功せり。



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全建女・金沢大会2

2023-08-16 05:25:25 | 建築・都市・港
大会が始まるまでに、もう1箇所と食事を済ませようと、港の方へ向かった。
夕方近くになれば、花火大会で混雑して動けなるであろう地域へである。



シーラカンスK&H設計で2012年に竣工した「金沢海みらい図書館」である。
一体金沢には、何件の図書館があるのだろう。
各大学にもあるだろうし、流石に金沢前田百万石の城下町の文化なのだろう。


















玄関から入る。


内部は、撮影不可だった。


2階と3階は一部吹き抜けで、広々とした空間が素敵だった。
3階の本棚には、海図や金沢の絵図、港や船に関した資料が所狭しと並んでいる。
そうか、建物も素敵だけど、海の資料にも特化したコンセプトが憎らしい位に良い。



自転車置場。





昼食は近くの回転寿司「もりもり寿司」に入る。






時間も心配だったので、寿司のセットを注文する。
案外に早くお寿司は届いた。1個めを平らげている頃に、味噌汁(鮭のアラ汁)が届く。
お腹いっぱいになった。


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全建女・金沢大会3

2023-08-16 05:25:02 | 建築・都市・港


一度ホテルへ入って(時間前なのでチェックインは出来なかったが)荷物と車を預けて大会会場の金沢市文化ホールへ向かう。
昨年の金沢行きの金沢市玉川図書館からホテルへの道すがら、バスクリンの色の水が流れる堀を有した施設があった。
ちょっと気になって写真を2-3枚撮した場所が、この文化ホールだった。



酒田支部の委員長のFさんは、本当に会場に非常に近いホテルを予約してくれていた。
特に暑い中、歩くにしても凄く近くて有り難い。
左側が大ホール(劇場型)があり、右側が小ホールや会議室がある棟だ。
まずは左に入る。


地区別に受付がある。この方式は全国大会と変わりない。
担当は石川県の女性建築士達と思われる。



鶴岡のKさんが山形県全員の受付を済ませ、資料を確保してくれていた。


資料はこちら↑
予算が充分あったせいか、プログラム系が製本されている。
花だよりは、石川県の女性委員会の活動個報告。山形県で言えば「あれこれ」で、きちんと印刷所の作成のようだ。マスクとテッシュのセットもある。
久しぶりに参加したら、こんなにきちんとした資料になっている。
何時頃からの物なのか。



賛助会員からの展示もお約束のようだ。
交流会のプログラムに入っていたUIFA JAPONのブースもあった。




懐かしい友人の顔もあり、お付き合いで冊子を手に入れる。(定価はないが、寄付金必要)
関心のある方には、次回の会合に持って行くので見てね!


ホワイエは、突き当たって左側にも続いている。
左のドアは大ホール。


連合会事務局の男性なのか、もしくは石川県青年部の皆さんなのか。
資料の準備も量も簡単ではない。
開会は午後からだが、会場設営など前日から待機して準備してくれる。
発表者も前日から金沢に入っていた。(福島県から情報)


時間となり会場に入る。
司会は連合会の女性委員。


最前列の黒服の女性は、タイムキーパー。
発言者の持ち時間をカウントしてボードで示す。
ただし、それをまったく見ていない発言者もあり、時間は延びる。


プログラム通りに始まった。


連合会会長 近角氏挨拶



全体の流れやプログラム、会場での指示は連合会女性委員が行う。
その他の作業は石川県女性建築士が行う。
会場内のマイクの誘導も数人必要。


東北ブロックの太平洋側4県による、東日本大震災からの復興報告。
今回はインフラを中心に、青森県から福島県まで、実際に道路を走っての映像を撮っていた。


山形県の参加者は23名。過去最高の人数である。
丁度中央に席を陣取り、運営の仕方から発表の内容までを脳に焼き付ける。
休憩時間に撮す。


基調講演。金沢学院大学名誉教授 大場氏による石川らしい文化でおもてなしとして、北陸新幹線延伸による金沢駅を伝統工芸品で飾った様子を聴講した。


新幹線待合室は、金箔と工芸品の壁で出来ている。
昨年、新幹線を使ったのに、まったく記憶がない。
お土産を買うと、そのまま新幹線ホームに並ぶと言う行動の賜物である。


やはり、加賀前田藩は独自の文化を持っている。

 輪島塗り

 毛鉤

 紬

 著名の方の作品

金沢には国宝級の作者もいたのだが、銘は付けずに壁を飾る為として作って頂いた。




連合会副会長


活動報告





山形県ではS委員長が、銀山温泉での古勢起屋のイノベーションを題材にした女性フォーラムの様子を発表した。


可愛いでしょ。




大会終了時、山形県の面々は会場の中心で、再来年の山形大会のアピールをして来客を促した。
そして、各自持っていた名刺を、配る配る。
こうして初日の大会は終わった。
明日は分科会である。


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全建女・金沢大会4

2023-08-16 05:24:35 | 建築・都市・港


酒田組を除く参加メンバーは、金沢駅周辺のホテルを予約していた。
彼女らは新幹線で金沢入りし、駅からは市内循環バスが通っているので、その方法の移動がベターだったのだと思う。
ちなみに、金沢は観光客には優しい街なのである。

従って、夕食並びに宴会はホテル近くの居酒屋に、Hさんが予約を入れていてくれた。
駅に行くのに、タクシーがなかなか捕まらなかった。今日は花火大会の日である。

駅前の鼓門は、赤青緑紫と、暇なく色を変えている。


優しい金沢弁のタクシーの運転手さんの話では、金沢駅だけでなく市内のアチラコチラにモニュメントが建っていること。
駅前にもやかんがあるとのこと、場所は教えないから自分たちで探してみてねとクイズを出された。
勿論ヒントも出されたのだが、暑いから歩き回るのはもういいやと思ったら、目の前にやかんの取っ手が現れた。
2006年に金沢市が行った「金沢・まちなか彫刻作品・国際コンペティション2006」で最優秀作品を獲得した、鋳物作家・三枝一将さんによる作品だそうだ。


少し涼んで。
さぁ、駅に入ってみよう。


鼓門から入ったメインの通りの両側の柱には、金沢の工芸品が張られている。


説明書きもあるのだが、誰も気が付かない。
昨年、私達もここら辺で新幹線の出発時間を待ちながら、通りの左右にある土産屋を闊歩するも、気が付かない。




さて、待合室に行こうとする。しかし新幹線の待合室に入るのに、入場券が必要となった。


せっかく来たのだもの、入場券なんてなんのその。
と待合室に潜入した。金ピカの待合室である。
基調講演をされた大場名誉教授によると、自分の作品が壁のどの位置に置かれるのかでも、スッタッモンダがあったらしい。
各自の意見はあろうが、教授に一任 されたらしく、工芸の壁は完成した。






獅子である。





三味線や琴もあった。
太鼓や琴、獅子頭同様、どうしたら15cmの円に入るのかと議論が何度も交わされた。





太鼓







若い駅員さんに、ホームには金沢の5色が使われていると言われて、ホームまで駆け上る。
ホームの何番かによって、扉の色が違っているそうだ。



メインの金箔が、柱の上に張られている。
金箔の貼った壁はここだけだよと言われたが、我々の聞いた話では他所にもあると思った。


ホームの中のガラス張りの待合いスペースにも、工芸壁が設置してあった。




改札近くのスクリーンは、和紙加工で出来ていた。綺麗だ。


駅からトボトボ歩いて居酒屋に入る。
食器は九谷焼、金沢の製品である。






飲み放題で予約していたらしく、ビールはピッチャーで。
魚の焼いたのや煮たのも出てきた気がする。

解散の後、駅に戻って長~~いタクシー待ちの行列に並ぶ。
時間が掛かっても、必ず来てくれる車を待つのも一興である。
人間観察をしながら、タクシーを待った。
「ねぇ、前のカップルどう思う?」「男性が着ているあの女物の浴衣の着こなしはどうなのよ」「ちょっと気持ち悪い・・」「別れると思う?」「私だったら別れ・・あっ」
彼を乗せたタクシーが動いた瞬間、彼女の態度が変わった。おお!
男前の彼女に拍手!!

今日は金沢の花火大会の日だった。浴衣姿が多かった。



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全建女・金沢大会5

2023-08-16 05:24:03 | 建築・都市・港


大会2日目、分科会が開催される。
分科会はA~Fまであり、事前に申し込みをする。
参加者の人数に併せて会場の大小を割当する。
人数にかなりの差があったようだ。
以前の分科会では、同じような人数になるように第1希望・第2希望を取ったものだが、今回はそうではなかった。
これもコロナ騒ぎで大会が開けず、Zoomでの参加で人数制限が無くなったからだろう。
時代の流れでもある。


酒田組と鶴岡1名が申し込んだのは、F分科会の「灯台が照らし出す未来への道すじ」だった。
建物と海ならば、私のテリトリーの範囲である。酒田の六角灯台と湊の遺物を取り揃えて向かった。
この準備の為に、金沢行き前夜は一睡もしていないと言う体たらくである。
本当にFさんには迷惑の掛けっぱなしである。



連合会女性委員の司会で、発表者は大分県の女性建築士だった。
関アジ、関サバで有名な豊後水道の関崎灯台が舞台だった。














「灯台から考える海の近代」主筆者の金沢大准教授の谷川氏
「灯台どうだい」は不動まゆう氏の編集







関埼灯台の調査から始まって、国登録有形文化財に申請し登録を獲得するまでの様子。
並びに、関埼灯台を単なる灯台にするのではなく、その他の活用方法など事例を取り入れながら話は進んでいく。
ただ、後半になると灯台から逸れて自分たちの活動やらヘリテージの話も多くなって行く。
限られた時間内で、その按分が大切なのだろうと思うが、会場からの活発な意見交換なども少なかったかなと思う。

会場のみならず、Zoomでの参加もあったのが、今どきの大会だと感じた。
都合で参加出来ない人たちにも、配慮した大会だった。


見たこともない畳の縁の数々
畳表と縁を使った作品づくりも勧められた。



金沢は畳表の産地だったのか。
珍しい目の畳表も並んでいた。


全体会として報告会が行われた。



全体総評




大会アピール(これは初回から続いている。ただし内容が多くなっている。)
を終えて、来年は東京大会であることを告げられる。
東京の次は山形である。
目一杯、山形大会の名刺を配ってきた。(残りは1枚だけだった。)
名刺交換のようにして、山形アピールをすると、「私、山形出身です。」とか「兄弟が鶴岡の人と結婚しました。」など、続々と山形関係者が現れて来る。
世間は本当に狭いものだ。


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全建女・金沢大会6

2023-08-16 05:23:29 | 建築・都市・港


全建女・金沢大会2日目の午後からは、エクスカーションになる。
全国女性建築士連絡協議会は、1年毎に会場が東京都と地方に交代で行われる。
東京大会には、真面目に出た事がないから、エクスカーションの詳細は分からない。
最後に出たのが奈良の地方大会だったので、エクスカーションは奈良県各地の見学コースを楽しんだ。
過去を思い起こしても、見学会しか考えられなかったが、この金沢大会では見学は1コースのみで、加賀友禅や水引体験、金沢表具体験や呈茶(これは金沢城玉泉庵で)5コースが準備されていた。

山形大会では、見学以外のエクスカーションは必要なのだろうかと、迷いながらの見学コースを選ぶ。


酒田組は大会優先で、エクスカーションが終わり次第に帰途に着く予定だった。
よって、他の見学者はバス2台で、我々は車で石川県立図書館に向かう。



この敷地は、金沢大学工学部があった場所だと言う。
閑静な住宅街に建っている。
奥のソメイヨシノと手前の株立ち赤松(タギョウショウ)は、キャンパス時代からあった物を移植した。


設計者は秋田国際教養大学の図書館と同じく、仙田満氏である。

説明をして下さったのは、石川県庁土木部営繕課 新図書館班長の矢尾志津江氏。











外壁は、本のページをめくった感じに仕上げられている。
言うのは簡単、造るの大変。


イメージカラーは、金沢の五彩を取り入れている。


但し、天井は青い空をイメージしている。
館内の基本色は、ごく明るい木の色だったが、工事が進むに連れ、ベンガラに近い濃い色に仕上がっていく。
重厚感溢れる色彩となった。



建物中央一階の床に方角石ならぬ方磁石があった。東西南北は色分けされていて、本棚に取り付けられた照明器具も、この色に分けられていた。




単に本を並べるのではなく、主題に基づいてレイアウトされている。


通路は階の高さに応じて階段、スロープ、エスカレータ、エレベータで移動する。

丁度この辺りで、図書館の説明をして下さった八尾さんとスロープについて話を交わした。
スロープと本棚の関係は、実物大の棚やスロープを使って体験しながら組み上げて行ったそうだが。







西




あのキャットウォークに登ってみたいな。
体育館ばりの図書館なのである。


さて、実は今回の金沢行きの記事は、なかなか書けないでいた。
数百枚撮してきた写真をPCに取り込む際に、アクシデントが起きてこの図書館部分が数枚を残し行方不明となってしまった。
頭の中には記憶として残ってはいるけれど、どうやって文章を書けば良いのかと、悩んでいるばかりで進む事が出来なかった。

こうして書けるのは、カメラの中に消えないで残っていてくれた写真が見つかったからなのである。



建物の写真は、山形の参加者の皆さんが撮してくれた物の方ができが良いし、ネットでも見つけられるだろうが、
私が後半に撮してきたのは収蔵された本のタイトルの行方だった。

建物の迫力以外で、さすが前田家百万石の金沢の文化に相応しい。
現在75万冊を10年後には200万冊収容の書庫収蔵能力を持たせる設計と、弱小県では想像も出来ない規模なのである。

3階では、各県の県史の蔵書がズラッと並んでいた。
勿論、山形県史も忘れられずに並んでいた。




百冊に近い昭和史から、極東裁判の語録。


樺太史


横須賀海軍史に混じって「千代田城大奥」なんてのもある。
どれだけ幅が広いのかと感心する。
これだけの蔵書を抱える金沢市に住める人は、羨ましいなと思ったのだ。


さて、金沢駅に負けず、この図書館でも金沢の工芸品が組み込まれてあった。


本物を見極める事が出来る、贅沢な空間創りである。



子供たちがエッチラオッチラと動かしていたのは、恐竜の椅子(布製)だった。

次はおまけ


図書館から(新たに出来たであろう道路)を挟んで、こちらも新しい施設が出来ていた。
これも現代的な美しい施設だったのだが。


まだ未完成らしく、立ち入り禁止のようだ。


もしかしたら、金沢大学工学部??
と疑問符をつけながら、カメラに収めてきた。

この辺り(時間)で、酒田組は引き上げることにした。
他の山形組は、もう1泊して金沢の街を楽しむらしい。
大会だけで済ますには、勿体ない機会なのだもの。
後でどんなだったか、聞いてみよう。


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全建女・金沢大会7

2023-08-16 05:22:25 | 建築・都市・港
おまけコーナー番外編




昨年の金沢・谷口建築作品探索の旅9で、中に入ることが出来なかった谷口さんの金沢建築館は、今回無事に内部に潜入出来た。
その中で、見逃した展示物を鶴岡組のSさんが撮してくれた。
谷口さんの図面と原稿(私の履歴書・多分、日経新聞のの連載)。



昨年、館内に入ることが可能だったにも関わらず、写真は不可だった金沢市玉川図書館に、鶴岡組が「写真撮れたわよ。事務所へ行ったら許可が出た。」とのこと。
なんてこった。



という訳で、撮った写真を頂いた。



中庭が素敵だったんだよね。


ああ、そうだったのか。良いなぁ~。の4枚


1日目の大会が終わり、夜の宴会までの空き時間に、金沢城のライトアップを見たいと、「待ち合わせを何処にする?」と
私達が待っていたのは、尾山神社から上った所の、玉泉庵。
ここから観るライトアップが綺麗だそうで、物見台が新しく作られていた。



ところが、山形組が待っていたのはまるで反対側の石川門の橋の辺り。
無理無理、歩けないって。と、ライトアップは無視して宴会会場のある金沢駅に向かったのだが。

花火を観る暇もなく、夜が明けて・・・。


酒田組のFさんは元気だ。前日は朝4時酒田出発で単独運転。
疲れただろうに翌朝5時に谷口設計の片山津温泉総湯(高速で片道1時間位)へ出かけて撮してくれた写真



山形組の2人と一緒に3人で出かけたのだそうだ。
山形組も元気だな。私も行けばよかった(ただし、私は体力続かず断念)
この水場は、北潟湖だそうだ。谷口作品には水がよく似合う。


分科会が終わり、各自昼食を取るために街へ散らばった。

一見さんで店に入るのは躊躇したので、まずは歩いてデパートへ向かう。


Fさんの行きたかった店は、生憎と休みだった。
デパートでは、地下でお土産と5-6階辺りで昼食(蕎麦)を食べる。
午後のエクスカーションが気がかりで、ゆっくりと食べて買い物と言う訳にも行かず。忙しない。


そうそう、エクスカーション会場の、図書館の前には楽しそうな市がたっていた。



見学が終わり、見に行こうと思った頃には、見事に片付けが終わっていた。

帰途につく。
図書館から高速道路のICへ向かうのに、混んでいる街中は走らずに、浅野川の鈴見橋を渡った辺りから、トンネルに入り、驚くほどスムーズに高速道路へと進む。


懐かしいでしょ。糸魚川駅近くのセメント工場。


黒部水無月温泉駅


北へ北へ



米山SAにて夕食(ラーメン)を食す。


夜10時前には、無事に酒田へ到着する。
Fさんは、疲れただろうに。月曜日の飽海地域史研究会にはちゃんと顔を出してくれた。


皆で記念写真。そんな物なんて必要ないだろと私は思っていたのだが、実際報告書などの原稿を提出するのに、参加者の写っている写真は大事になる。
私のように建物ばかり、自分の好きなものばかり撮していると、使い物にならないのだ。

さて、これでようやく金沢の事が忘れられる。
ブログを書き上げるまでは、不安が頭から離れなかった。
記憶を消してはいけないと、ずっと考えていたからだろう。

暑い暑い思い出になった。と、ここで締め括ってはならない。
これからが山形大会に向けての準備になるのだ。
ほっとするのは再来年。
山形の夏も暑いけど、さくらんぼギリギリ間に合うかなの季節になるやも知れぬ。


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米粒写経×松崎健夫 映画談話室2023.08.09 ~ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE/イノセンツ/君たちはどう生きるか~【ネタバレあり】

2023-08-15 12:00:00 | 音楽・芸術・文学
米粒写経×松崎健夫 映画談話室2023.08.09 ~ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE/イノセンツ/君たちはどう生きるか~【ネタバレあり】

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米粒写経 談話室 2023.08.09 ~ビバ!口三味線~

2023-08-10 02:01:15 | 音楽・芸術・文学
 


米粒写経 談話室 2023.08.09 ~ビバ!口三味線~
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【米粒写経 書籍談義】ブックレビュー 岡崎次郎『マルクスに凭れて六十年』/国崎☆和也『へんなの』

2023-08-10 01:45:11 | 音楽・芸術・文学
 

【米粒写経 書籍談義】ブックレビュー 岡崎次郎『マルクスに凭れて六十年』/国崎☆和也『へんなの』
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フリゲート艦 もがみ

2023-08-06 23:09:51 | 建築・都市・港


土日と2日間、酒田北港で一般公開を行った海上自衛隊護衛艦「もがみ」を、見学しに日曜日の9時過ぎに古湊埠頭に出かけた。
何故、土曜日に行かなかったかと言うと、午前中に階段花壇の草取りに3時間かかり、
暑さのあまりに水風呂でも疲れが取れなくて腑抜け状態になったからだ。


それで、日曜日の9時からの一般公開で、この行列である。


今までのイージス艦とは様変わりした船体に、何だか魚類ならばサメと言ったところだろうか。


3台のジェットスキーが港内を闊歩しながら「もがみ」を観に来ている。
大浜の海岸で、私の前を走ってジェットスキーを牽引してた車の人だな。
ん?港内で乗ってええんか? ま、気にしないでおこう。


船体から反射する光の具合がマチマチで、明暗が甚だしい。



ここは別の意味でのハッチなのだろう。
3本の油圧ジャッキが着いており、折りたたみ式の階段が伸びるようになっていた。伸びたところは見ていない。


行列の待ち時間50分ほどで艦内に入る。
右舷を通って船首へ出た。
艦内は撮影不可であるが、甲板の上なら許可が出た。


行列はますます伸びている。エライコッチャ~


折返し地点。炎天下で案内をする隊員も、待つ身の見学者も大変だ。


操舵室の窓が見える。


上に見える棒は、62口径5インチ砲(Mk45 Mod4)で、その弾丸が金色の筆風な姿で横たわっている。


上の説明書き



右舷を通って船尾に着いた。平坦な道ではなく、タラップを上ったり降りたりと忙しい。
行きも帰りもこの格納庫の中から始まるのだが、ここはヘリコプター1機格納が可能だそうだ。


ここが、ヘリコプター着艦の指示を出す場所。



海上自衛隊用の迷彩服を着た隊員。子供向けのお面を被っている。
熱くて気の毒だ。


後がつかえているので、トットと降りる。


従来の戦艦のイメージからは程遠い。


岸壁には陸上自衛隊の車両が並んでいた。





陸上自衛隊員の迷彩服はかの通り。





暑い!汗がダラダラだ。



カードや御朱印(?)を貰う。
オスプレイを買ってきた。
我が家には、この手の玩具を壊すのが得意のメガ怪獣がいるので、隠しておこう。


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