無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

鳥海山と丸太

2023-10-29 21:01:34 | 建築・都市・港


初冠雪も見逃し、ようやく雪の載った鳥海山に出会える。
中腹まで白くなった雪は溶け、新山と千畳ヶ原に残っている。
今年の夏は暑すぎて、いつもは残る雪もすっかり溶けて、青いだけの山になっていたのを、撮影していなかった私。
全てが後手後手なのである。

もっと鳥海山に近づくにはと、酒田北港へ走る。
ところが、それぞれの岸壁は通行止めとなり、フェンスや建物の後ろからだと、肝心の鳥海山が見えないときた。


その前に、何だこの丸太の数は!!
あ、あんな所に鳥海山。


建築用にしては長さも太さも足りない。


丸太の上から覗く白い三角形は、鳥海山の頭・・・ではなかった。


この材木は、もしかするとバイオマス発電の為のものか。
だとしたら、何だか根本が間違っている気がするのだが。


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秋田県にかほ市象潟郷土資料館

2023-10-23 00:38:57 | 建築・都市・港







鶴岡の致道博物館で見つけたパンフは上の通り。
ワクワクするではあるまいかと、暴風雨の中車を飛ばしてみた。
ナビを見ながら走っても、見つけにくい場所だった。


ここが郷土資料館


道路を挟んで反対側に体育館があった。




酒田が坂田と書かれてある。


内容は致道博物館の方が沢山見られるかな。


実際の北前船の写真は明治の頃の物らしい。
8点ほどの極彩色の船絵馬が飾られていたのは、興味深かった。


右上の屏風は、松尾芭蕉が象潟に来た頃の湊の模様を描いた物で、鳥海山の噴火や地震の前の九十九島があった。
芭蕉が松島の様だと言ったのに、今では田んぼの上に松島が乗っている。


何故タッグを組むのに、酒田湊ではなく鶴岡だったんだろう。
史料が少ないのを見破られていたのかな。

当日、北前船の展示と共に、象潟が生んだ池田修三氏の作品展もあった。
驚くほどの少額の入場料を払い、受付で池田氏の小冊子(絵画)を頂いた。
行った甲斐があったと思った。


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致道博物館の蔵の中には

2023-10-23 00:17:38 | 建築・都市・港



船が一杯だった。
酒田湊の資料館にも、こんなに沢山の船はない。


模型から


本物の船まで これは海の船。





まだまだ沢山あった。鶴岡には加茂と言う湊がある。
加茂水族館や、加茂水産高校のある漁師町だ。


川船は底が平らだ。





千石船かな。





帰り際に、パンフレットが置いてある場所に、1枚だけ残った象潟町資料館の北前船の展示詳細を見つける。
これは行かねばならないのだなと思う。


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田麦俣多層民家・渋谷家

2023-10-19 11:21:11 | 建築・都市・港

美術館から出た時に、雨が降ってきた。
軒下を伝い、隣りにある多層民家に走って入る。
桁側から入った為に、そこが裏口だと気がついた。
庄内地域にある通常の民家とは違い、この建物があった田麦俣と言う地域は豪雪地帯で、冬になると2階から出入りすると言われていた。
妻側から見ると3階建、桁側からはヤタラ屋根面が大きい1階建てに見える。



裏口から入ると、すぐ左手に物置(除雪用など)があり、その隣にトイレ(大)


引き戸を挟んでトイレ(小)と馬小屋が並んでいた。
農家の民家だと、トイレは外に設けるのが当たり前と思っていたが、豪雪の為にそこまで行けないのだろう。


土間には中央に2階に上る階段(急)が着いており、スノコを渡って部屋や台所に行くようになっていた。
左に見えるのは台所


流し(湧き水を流しっぱなし)とその傍にある水桶風は風呂か?
やはり雪で閉じ込められるから、民家内で終結してるんだ。
左奥は味噌などを入れておく食料庫らしい。



右側のスノコを渡ると、茶の間に行き着く。


廊下の向こうに見えるのは台所。流しとは1間を挟んで並んでいる。


その一間とは、こべやでわらし(下女)が使用していた。



ここが台所


ここも寝室だと思う。


神棚と仏間の向こうに、座敷が見える。


ここだけが畳敷きである。


茶の間のことらしい。


2階に上がる。ここも3階も蚕室になっている。


階段や梯子がなかったので、上がれなかった。
渋谷家では毎年冬になると、囲炉裏に薪をくべ、煙で建物をいぶす。
柱や梁と屋根の茅の虫除けと言われている。
いい塩梅に煤けている。






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ハックルベリージャム

2023-10-18 13:19:43 | 食べ物


よってけポポラで、野菜と一緒にハックルベリーも買う。



軸を取る。ハックルベリーは実以外は毒があるのだそうで、まぁそれでなくとも実だけにした方が食べやすだろう。
洗ってゴミを取る。



ネットでジャムの作り方を探る。
重曹を用いて下処理する場合と、そうでない場合の二通りがあった。
今回は重曹を使わず、3回茹でこぼしをしてアクを取った。
(前回、こんな面倒なことをした記憶がないのだが)


茹でこぼしついでに、水でジャバジャバ洗った。
水が水色になった。


3度めも終わり、鍋に水を切ったハックルベリーを入れ、砂糖とライムの搾り汁を入れた。
レモンを入れるのが普通だそうだが、我が家にはライムがあったのだ。


実を潰しながら、更に煮る。


溶けた砂糖の色が赤くなった。


こんなモノで良かろうと火を止めた。


冷めてから瓶に入れる。


どれ、味見!
うぇ~~~ん、酸っぱいよォ! ライムの入れ過ぎだ。(泣



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やまがた森林のミクス県民会議

2023-10-17 14:03:30 | 建築・都市・港


朝7時半に家を出て、県庁には会議の15分前に着く。高速は途中で降りた。
会議は当初から比べて、欠席者の数が増えていた。
毎度、同じことを言ってもつまらんだろうと、今回は国策についても取り入れた。
県庁の某さんがこっそり耳元で呟いた。「いつも感じていて、言いたくても言えなかったこと。」を私が言ったらしい。


私のお隣に座っていた天童木工のNさんが、「天童木工で制作したファザードが建築に取り入れられて、好評を博している。」と、携帯の写真を見せてくれた。
天童木工は、木材の曲げ加工を得意とする。
隈研吾もそうだが、外壁に木を使用することが流行っている(?)

帰りに天童木工に寄って、社屋の前面に実験で取り付けられている木材を観た。



そこに実際使用した時の写真と、工事場所と建築名が書かれていたのを撮して来なかった。
それは迫力があって、観に来る客が増えているのだそうだ。



某場所の野口鉱油。レギュラーガソリンが152円/Lだそうだ。
私はコストコで148円/Lで詰めてきた。
酒田はまだ170円半ばである。


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致道博物館へ行く

2023-10-15 23:23:44 | 音楽・芸術・文学



致道博物館へ刀展を観に行く。




博物館の入り口の横には、刀展の看板があるのだが。


コラボなのだそうだ。若い人や女性も多かった。


フラッシュだけ厳禁で、撮影は可だそうだ。有り難い。

 

















刀鍛冶の名前。


他の刀は、展示に耐えうる程、綺麗に研がれていたが、この掛軸の前の二振りは、実際果し合いに用いられたそうで、刃がボロボロだった。



その戦いの様子を描いた絵。


書き下し文はあるが、古文書も何となく読めるようになってきた。


刀に模様を付ける作業の実演も行われていたらしい。


こんな模様や


この様な物まで。




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米粒写経 談話室 2023.10.12 ~ツナとマヨが幕末にあったかよ~

2023-10-14 05:29:26 | 音楽・芸術・文学
 

米粒写経 談話室 2023.10.12 ~ツナとマヨが幕末にあったかよ~



 

 米粒写経×松崎健夫 映画談話室2023.10.13 ~BAD LANDS バッド・ランズ/グランツーリスモ/ロスト・キング 500年越しの運命~【ネタバレあり】
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建築女子フォーラム 3

2023-10-13 17:00:37 | 建築・都市・港


松ヶ岡開墾場からテクテクと東に歩く。以前は桑畑だったろう場所に、小道が着いていた。
弓なりになった屋根を持つ、目的地はピノ・コッリーナ。



2020年にオープンしたワイナリーで、レストランでもある。


レストランがメインかと思っていたら、ワイナリーの方が主力らしい。


1階は、厨房を除くと店の半分がレストランで、半分がワインなどのお店になっている。
これでレストランの客席が全然足りなかったらしく、葡萄畑の見えるテラスに客席を設けていたらしいが、何せ庄内は1年の半分以上が雨風な場所。
増築したガラスの屋根と壁に囲まれたテラスが、人気らしい。


色んな野菜が隠れている。


庄内豚。奥の丸いのはだだちゃ豆のズンダ。
車の運転があったので、ワインは飲めなかったが、ノンアルのシュワシュワスパークリングはテイストした。おいし~!


フォカッチャは私の大好物。オリーブオイルを付けて食す。


色々と説明しなければならない食材もあり、殆どが庄内産だそうだ。


屋根付きテラス


目の前は葡萄畑。


葡萄は収穫済みなので、残っていないと仰るが、目ざとく見つけるのがアタシ。


ワイナリーの早坂さんから、「建物の話とワイナリーの話、どっちが聞きたい?」と聞かれて、皆さん「建物!」と答える。
これじゃ商売にならんわな。


ワイン搾り機。それからパイプを使って地下のワイナリーに果汁を運ぶ。
果汁に無理な負荷をかけないと、優しい美味しいワインになると言う。
なるほど。


地下では、ワイン造りの最盛期で忙しそうだった。


天気も目まぐるしく変わる。




丘の上にもブドウ畑がある。
多分、松ヶ岡開墾場から歩いてきた道の両側も、新たな葡萄畑になるのかなと思う。


誰に弟子入りしたわけでもない。ヨーロッパの葡萄事情は見てきたが、科学的に捉え、大学の研究室とタイアップしながら、庄内に合う葡萄をつくるのだそうだ。

未来は明るい。


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建築女子フォーラム 2

2023-10-12 17:16:44 | 建築・都市・港


会場を本陣から国指定史跡松ヶ岡開墾場の4番蚕室・シルクミライ館に移して、この施設の活用整備事業について伺った。


最盛期には蚕室は10棟あったが、現在は5棟となり、それぞれ目的別に使用されている。
シルクミライ館は第4蚕室で、1階にはシルクの展示や機織りなどの体験、販売ブースも作られている。


鶴岡市教育委員会管理課施設係の渡邉氏と、工事を請け負った笠原建設KKの建築次長の富田氏に、文化財を補修模様替えする難しさを、トコトン教えて頂いた。



この方は、今回のプログラムをコーディネートして頂いた笠原建設の上役の方。


出来上がった物を見れば、苦労の跡は見えず、綺麗に仕上がっているのだが。


吹き抜けは、トイレ部分を増築したら面積が基準よりも増えてしまい、抑えるために吹き抜けにした。
それと、大きな梁が通っている為に、階段が上手く入らない。
階段を上り下りすると、頭がつかえたりするなど、大変だった。
そもそも、梁を抜くことも原則出来ないなどと言われる。


工事中にも、文化庁とのやり取りに時間がかかり過ぎ、工事期間が延長した。
質問を出しても、返事が1-1.5ヶ月もかかる。(国交省は1年かかったぞ。ソースは私)


シルクの糸で出来たカーテン風。これも厳密に言えば不燃仕様にしないといけないのだが。


絹糸の塊。雲のようである。


2階は展示室や市民への貸し出しスペースが続く。


蚕の飼い方、繭を着けるための格子など。


板張りの内部の壁は、隙間を埋めた新聞紙(明治の頃の物)を、汚いからと言って剥いでは行けないそうで、そのままの状態で残していた。


取り去った梁の一部や、構造材、建具も含めて、全て保管しなければならないそうで、それらは屋根裏に収納することが出来た。
文化財は、ともかく全て残すことなのだそうだ。収納するスペースが無い時はどうするのだろう。


絹織物の数々





これは2階の展示
1階にはストールなど、絹製品が並べてあった。
良いなぁと思い、値段を確認する。わぁ~~お!


松ヶ岡の蚕室と曼珠沙華。別名ヒガンバナとも言う。


この建物群を建てた時、鶴ヶ岡城の瓦を運んできて、屋根に使ったそうである。
長年の風雨で取替ることになった時、なるべく元の瓦に近いように生産せと、何度もやり直しをさせられたそうだ。
文化財は、実に面倒くさい。
私もヘリテージマネージャーの講習を受けるべきだったか。


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建築女子フォーラム 1

2023-10-11 18:00:36 | 建築・都市・港


鶴岡市松ヶ岡で、(一社)山形県建築士会女性委員会の第5回建築女子フォーラムが開催された。



第一部の会場は、松ヶ岡開墾場にある酒井家の本陣である。
本陣には初めて入った。鶴岡市内にある致道館(藩校)に比べると新しい感じがしたのは、補修整備されていたからか。
茅葺きに使用する茅は、独自に茅場を持っていて、20年に1度全葺き替え、10年過ぎたら部分的に差し替えしているそうである。





民家とは明らかに仕様が違う。


3間続きの座敷で大会が始まった。女性委員長挨拶



今回は、酒井家19代世嗣(こうし)酒井忠順(さかいただより)氏を講師にお迎えし、「松ヶ岡開墾の歴史~刀を鍬に持ち替えて」をお話して頂いた。


酒井藩のお殿様である。丁度昨日、鶴岡市では荘内大祭が行われ、いつもは殿様として馬上の人となるのだが、
今回はキャイ~ンのウドちゃん(鶴岡出身)がお殿様役だそうで、自分よりも人気があるとのこと。いやいやそうか?!

これから先の内容は、酒井さんのお話の他に、私が見聞きした内容を織り交ぜていることを、ご承知おき下され。


徳川家と酒井家の関係


家老と言えども、サラリーマンのようなモノと謙遜されたが。
出羽国庄内13万8千石(米本位制の為)を与えられたが、実際は酒田湊を通して商業からも税が入り、実質石高を上回った。

徳川家と酒井家の大本の関係は、磯田道史先生の動画が詳しい。



磯田道史 「天下人・徳川家康の『人事』のこと」#文春100周年フェス

そんなに長く動画は観られない方はこちら→酒井家庄内入部400年記念講演・鼎談会
昨年の9月に酒田で行われた記念講演での抜粋である。
なんの事はない。親戚で、途中でも婚姻などで繋がっていたようである。



歌舞伎の演目にもなっている「酒井の太鼓」は、徳川が三方原の戦いで負けて浜松城へ戻って来た時に、城門を開け放し、篝火を焚き、
酒井忠次が太鼓を打ち鳴らして、追ってきた武田軍を「何か策略でもあるのでは。」と思わせ、追い払ったと言う逸話に基づいている。
ただ昨年、その酒井の太鼓に纏わる日記が、酒井家の家臣の鳥海家から発見され、事実だと言う事がわかった。


酒井家の家系図


天保11年に、幕府から庄内藩に三方領地替えを言い渡される。
庄内藩、長岡藩、川越藩の領地移転なのだが、破綻寸前の川越藩の松平家(徳川の親戚)の為に、
裕福な庄内に移転させようと幕府が策を練ったモノである。
ところが、庄内藩では酒井家が長岡藩に移転すると、本間家を始め酒田の裕福な商人達も一緒に移ってしまうことに反発して、
領民が直訴するなどし、幕府の命令を止めさせたのである。

上の絵は、江戸城大手門にて直訴する様子が描かれたもの。


領民の訴え通り、酒井藩は領地替えせずとも良くなり、それを喜び庄内のあちらこちらで祝っている様子を描いたもの。

殿様とてサラリーマンの通り、江戸幕府では三方領地替えや四方領地替えが当たり前に行われていた。
それを阻止した庄内藩の領民を、通常ならキツイ御沙汰があって当然なのだが、その時の幕府内の権力争いその他で、うまく扱われたようだ。


戊辰戦争では、最後まで負けなかった庄内藩だったが、奥州列藩同盟が総崩れし、「ここまで!」と新政府の陣門に下る
元はと言えば、慶応三年に江戸市中取り締まり方をしていた庄内藩屯所を薩摩藩が襲撃する。

その頃の薩摩藩には、藩士の他に郎党らも集まって江戸の治安は悪化していた。
京都市中取締に当たったのは会津藩。庄内藩は新徴組として薩摩藩邸を焼き討ちにする。
これが発端で、戊辰戦争に突入する。
酒井さんの話だと、これは最初から仕組まれていたのではと感じたそうだ。

新政府は、戊辰戦争後に酒井家に会津への転封命令を発したが、新政府に大枚を払って阻止する。
この辺りは本間家が絡んでいる。

何故、戊辰戦争で戦った会津藩は、あのような酷い仕打ちを受けたのに、庄内藩は温情を受けたのかの質問に、
会津が戦ったのは長州。庄内藩は薩摩藩だったのが大きな要因だと思われる。
これが相手が長州なら、こんな結果にはならなかったのではないか。
とするのが酒井さんの考えのようである。
ちなみに、本間郡兵衛はご存じなかったようである。


さて、現在鶴岡の致道博物館で催されている日本刀物語から






酒井家からは国宝二振り出展されている。


国宝の扱いは難しく、年に展示できる期間が決められていること。
他の地域の博物館に貸し出しするのも、この期間の内でなければならないそうだ。
これは観に行かねばならない。

これから未来に向けて酒井家の墓所を整備して、一般公開できるようにしたいとのこと。
国指定跡の旧藩主墓所は全国で20箇所あるが、山形県では新庄と米沢で、庄内は含まれていない。
地元と京都にあるが、何とか整備したいようだ。


広く様々な内容でお話頂いたが、松ヶ岡開墾の綱領を持って終わりとする。
実に面白かった。


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ホームレシピより酒田のラーメン

2023-10-11 10:47:57 | 酒田


日本ご当地ラーメン総選挙
酒田のラーメン 予選1位通過
本選 優勝  おめでとう!!
2位との差、ぶっちぎりだった。



酒田は山と海に囲まれ、食材が豊かに入って来る地域で、料理と言っても「切る、焼く、蒸す、揚げる、煮る」で事足りていた。
しかしラーメンは、自分の家ではこの味を出すのが大変だった。
志那そば、中華そばは「中華」と呼ばれ、お客様に出すか特別な時に食べる物で、家人はなかなか食べられなかった。

酒田生まれの私にとっても、永遠のご馳走なのである。


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フライパンの上の卵。 ホームレシピ.

2023-10-10 21:02:00 | 食べ物
 

フライパンの上の卵。 ホームレシピ.

どこがホームレシピなんじゃ~~!
日本の普通の家庭に、ダチョウの肉とか卵なんぞ、あるわきゃないだろう。
その使い方で武器にもなるサーベルのような串や、切れ味の良いナイフも、日本の家庭にはない。

しかし、実にお肉が美味しそうである。
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長井市へ 3

2023-10-10 15:53:41 | 建築・都市・港


丁度「くるんと」から市役所への移動中、風雨になったので外からの撮影は無理と走って渡る。
なので、過去2011年の長井市役所の写真を貼ることにした。
この時は内部は見られずに、今回リベンジを果たす。



南側入り口から内部へ入る。
風除室のガラス面には、あやめを模った市章がプリントされている。
このように目につく所にあるのは、ガラス面への突撃防止の為でもある。
何もないと、アホな人間はぶつかる。(自爆・ソースは私)


木材は特に長井産と言うつもりもなく、県産材として選んだようだ。
木材の彫込は、最上川の流れを連想して描かれたようだ。
この壁面にドアが隠されているのだが、おわかりになるだろうか。



室名サインは透かしで壁面に直角に設置。
こうでないと、遠くから部屋が見つからない。(某Sの施設は市民からの苦情で変更)





市民課に続く


ピントが甘くて、誰が誰やら分からない。


階段は綺麗だった。


防火壁と防火扉。それにサイン


木の格子を上手く使っている。



サインは説明がなくても分かるから嬉しい。
ちょっと大きさが大きすぎるかなと思う程度。



何と!3階の市役所から続く長井駅3階には、議場が作られていた。


傍聴席から見下ろす。


議長席の背面は、長井市の名産でもある長井紬のタペストリーで飾られていた。


議場床のカーペットタイル(昨今は議員席にもOA化で、OAパネルの上に敷かれている。)
長井のアヤメとツツジと清流を描いているそうだ。
(そう言えば、来る途中に白ツツジ公園なるものを見かけた。)



家具を収納すると、広い部屋になって別用途でも使用が可能だそうだ。
収納スペースはあるのだが、実際OAフロアで机は配線で繋がれており、バラすのがしごく面倒のようだ。


市民の傍聴席の入り口には、階段と電動昇降機が設置されていた。


階段を一気に降りると、そこは銀河鉄道の・・・じゃなくてフラワー長井線の長井駅に到着する。



フラワー長井線の荒砥から終点の赤湯まで乗ると、結構お高い。
若い車掌さんが乗ると、喋りがとてもおもしろく、楽しい旅ができる。
このフラワー長井線は、映画「スイングガールズ」の舞台とロケ地にもなった。


街角ピアノ:同行した女性が岸洋子の歌を弾きだした。おおっ!!





昔の長井駅の模型


市庁舎の方へ移動


特殊な自販機かと思ったら、貸し出しオフィスだそうだ。


前後が逆になるが、長井市に向かう前の様子。
奥に飯豊連峰が並ぶ。稲刈り後の稲を干す風景が、地域ごとに異なっている。
山形は庄内も含めて、1本の稲杭に穂を下にして稲をかける。


途中休憩の道の駅あさひまち


見たこともない品種のりんごが沢山並んでいた。
りんごとポポーと栗を買った。
「東根のりんごと朝日町のりんごは、どちらが美味いの?」と酒田人に聞く。
「当然、朝日町のりんごだろう。気温の高低差で甘みが違う。」と教えられる。
そうだったのか!



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長井市へ 2 ながいよ~(^^)/

2023-10-10 15:05:31 | 建築・都市・港

最大の目的地「くるんと」へ向かう。


「くるんと」と長井市役所との位置関係は写真の通り。


「くるんと」は長井市の遊びと学びの交流施設として、グンゼ株式会社の工場跡地に、PPP(官民パートナーシップ/官民連携)の手法で整備された。
グンゼは大正3年(1914年)に赤湯駅と長井駅間の鉄道が開通し、誘致企業第1号として郡是製絲長井工場が操業開始された。
途中、肌着縫製工場になったが、令和2年まで100年間に渡り操業された。


玄関からエントランスホールに入ると、左手に図書館。
右手に遊戯施設がある。


くるんとは、グンゼの製糸の「繭」をイメージさせて、名前は一般公募で長井市の女性の発案に決定した。


こお曲面の壁の向こうは、トイレや洗面、ロッカールームのスペース。


図書館の会議室で、長井市役所建築の方と「くるんと」「図書館」担当者から説明を受ける。


まずは「くるんと」から潜入開始。


曲面に並んだ下駄箱。内部は土足禁止。


おもちゃなどが並び、自由に触って遊ぶことができる。


レゴブロック。壁面に貼り付けて絵を描く。


ミニチュアの調理台セットとお店屋さん



お店屋さんごっこ


ここは多目的ルーム。会議や遊ぶ子供を待っている保護者の休憩にも使う。


多目的ルームから観る外部の遊び場:みどりの広場


階段下をくぐり抜けるトンネル。
この感じは、イスラムのモスクにもあった。


子育て支援の為のスペース。幼児が対象。


この施設の特徴は、青と白のボールプールがある所。
そのミニチュア版がここにも設置している。


トイレや授乳室が並んでいるスペース。



幼児用は~24ヶ月専用。


階段を上って2階に着く。
ここでは静かに本を読む空間が出来ているそうだが。


幼児用だからと、ピンクを重視多用する訳ではない。


2階からボールプールを見下ろす。



全体を観る。


体操エリア


ボールプールの入り方。摺り足で入場。
ボールの上に乗ると転びやすい。足をボールの海に沈み込ませて移動する。


壁に映像でシャボン玉が映されるが、それにボールを当てるとシャボン玉が消える。
どうやって作るのだろうかと頭を捻ったが、壁の中のセンサーでシャボン玉が映された位置とボールを受けた位置を認識する。
子供達は上手に当てていた。これは面白い。



エントランスホールに戻る。


室名プレートも繭の形なのが可愛らしい。


図書館に入る。


入ったすぐが、長井市の観光展示


天井は広々と高い。


子供の図書の近くに、木で出来たカマクラがあった。
現在は、ハロウィン仕様になっている。


子ども用図書の書棚は、曲面になっている。
あちこちに椅子がある、ちょっと読みに使われる。


子供達は狭い所が落ち着くらしい。
こんな読書コーナーも作られている。



受付など


県史や市町村史関連は奥の方だった。


山形県史。案内してくれた方に、長井市は元々どちらの藩だったかを聞いてみた。
上杉藩だった。ならば良い史料が残っているのだろう。
その辺りを詳しく突っ込むと、エアコンや湿度調整した部屋に古文書類は保管してあること位しか分からないとのこと。


本が見たくてウロウロしていると、皆に置いていかれた。


2階から見下ろす図書館。


周りをグルっと囲んで、難しい本が並ぶ。


1階に降りて、図書館長に移動図書館の話を伺う。
歴史は長いそうだ。2代目の車もだいぶ傷んできているそうだが、図書館車を見ると人々が喜んで寄ってきてくれるのが嬉しいそうだ。


空には大きな虹が浮かんでいた。





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