忠犬ハチ公 モグモグ日記

ヨジヨジ日記 改め モグモグ日記 改め グダグダ日記 です
街に居ても山に居ても、やっぱりハチはグダグダしてま~す

水も滴る…@上高地~涸沢

2005年10月08日 21時55分01秒 | テクテク
眠った記憶はないのだけど、気が付いたら目が覚めた
沢渡の駐車場、他のメンバーは車の中で仮眠中だった

多賀SAから全く記憶なし
運転して下さったN山さん、ごめんなさい!&ありがとう

沢渡では傘が必要なほどではないが、そこはかとなく霧雨
この程度の雨で終わってくれることを祈りつつ
タクシーで上高地へ向かう

上高地に着いたら、バスターミナルで
不動?大北??烏帽子???でお見掛けする方とバッタリ
お二方は屏風へ登りに来たらしい

さらに、河童橋あたりで朝食を摂っていると
CRUXや不動でお見掛けする可愛い女性ともバッタリ
こちらも登攀らしい

さらに、さらに、しばらく歩いていると、CRUXの定員さんの女の子にも遭遇
こちらは涸沢までのトレッキングとのこと

秋の三連休の穂高…大人気

上高地から横尾までの約4時間は水平歩行
なかなか良いペースで歩いていた

明神を過ぎた辺りから雨がポツポツき出して
レインウエアの上衣だけ着込む
徳沢辺りから大粒になってきて下衣も着込む

横尾に着いた頃には土砂降り
服を濡らしたメンバーも居るし、とりあえずはラーメンで身体を温める
私自身、今後の行動に付いて、考えをまとめたかったのもある

小屋で天気予報と天気図を見ると、明日は曇り時々晴れ
でも、今日は天気図的に小降りになりそうな気配はなかった

横尾を過ぎると、涸沢までは小屋はない
本谷橋を過ぎると、今までとは違い山道になる
アルプス初めての人も居ることだし、今日は横尾停滞を提案してみた

でも、同意なし…
実は結構、みんな登る気マンマンなのね

レインウエアをしっかり着込み、意を決して涸沢まで出発!!
今思えば、この時にスパッツも装着しておけば良かった…反省…

横尾から本谷橋までもほとんど水平歩行だったのだが
本谷橋に近付くと、5回?6回??ほど徒渉

本谷橋までに徒渉なんかあったっけ??
景色はどう見ても同じなのだが、道を間違えたのかと思ってしまった

しかし、徒渉なんかすると、さすがにGOREの靴もベショベショ
山を始めてから初めて靴を濡らしてしまいました

激気持ち悪いぃぃぃ~っ

本谷橋を越えると斜度も上がり、山道になってきた
ゴロゴロ岩の上に水が走り沢登りか?!
フェルトソールを持ってきたら良かったかと…

涸沢近くの沢は濁流でまるで滝
たった1日の雨でここまで変わるんだなぁ~ってビックリ

でも、沢の側の木々は綺麗に色付いていて
ガスと雨で視界は利かなくても、充分に満足するに足る景色だった

涸沢に着いたら大雨の中テン場の条件の良いところを探し
びしょ濡れになりながらテント設営
塗れた身体が風に吹かれて、ほんと凍えてしまった

テントの中に潜り込んだだけで温かい
風がないって素晴らしい!テント最高っ!!

ちょっと落ち着いたら、小屋前のおでんと持参のヒレ酒で乾杯
でも、疲れ果てたW壁さんは16時にはテントに戻って寝てしまった

N山さんも17時には戻ってしまったので
小屋の乾燥室でコッソリ身に付けたものを乾かしてからテントに戻った

18時…気が付いたらM木君も寝てしまってたので、私も就寝

でも、20時に身体が冷え切っていたせいかトイレに行きたくなって目が覚める
外は小降りにはなっていたけど雨…やっぱり勇気はいたが
私のMy Home(テント)でおもらしするわけにもいかず
意を決して小屋の方へ向かった

トイレを出て、再度乾燥室で靴を乾かしていると
10分もしないうちに小屋の人がストーブを消しに来たので撤退

その時一緒に居た、同じくテント泊の東京のお兄ちゃんと二人
かなり恨めしそうな目で小屋の人を見つめてしまっていたと思う
でも、その10分でパノラマコースのプチ土砂崩れの話も聞けたし
ま、悪くない10分間でした

が、それからが長かった…
青いフライのテントは暗闇では見えませぬ
約40分、涸沢内遭難をしながら、テントに戻りました…

テントに戻ると、M木君も目が覚めたようで
「お腹空いた」なんて言っていたけど、眠いので無視(笑)

シュラフに潜ってからもしばらくは40分の放浪で冷えた身体が辛くて
なかなか寝付けなかったけど…就寝
夜中、雨は降ったり止んだりって感じ
でも、風は強くて、テントが飛ばされるかと思ってしまった
明日は天気になりますように