山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

日本の伝統文化

2009年06月21日 | 健康
栗と言えば、村人から教えて頂いた話をちょっと。


うるしにかぶれ村人が、栗の葉を水で濃く煎じて湿布したら十分ほどでかゆみがとれ、床につく前にもう一度湿布したら、それきりでなおったそうです。

やけどには、実を黒焼きにして、ゴマ油でねってつけるそうです。

魚の中毒には、生グリを渋皮のままかみ砕いて、吸っているとか。

「昔は、医者に行けなんだから、なんでも野に有るものを使って直していた。」そうです。

昔の人たちは、自然の中から経験的に対処する方法を授かっていたようです。


もう一つおまけに、耳寄りな情報が・・・。

いがを黒焼きにして、ゴマ油でねって「頭」に付けるそうです。

初めのうちは、「こんなごとくらいで毛がはえるのだろうか?」と疑いましたが、だんだん用いているうちに、細い毛がぞくぞくはえてき、なお続けて用いたところ、わずか二、三ヶ月で20cmくらい伸びたそうです。


作り方は簡単です。


あきカンのふたのあるものに、いがを入れ、火の上におき、黒土のように黒こげになったらおろし、さめてから粉末にします。

ゴマ油一合(180cc)の中に、いが十個分の粉末を入れてよくまぜ合わせ、一回に茶さじ一杯くらいずつ、一日に二、三回頭の地にすりこみます。


つい先日、私の頭も子供に「何時の間にそんなに薄くなったん!」と言われてたところです。

やってみよか~な~・・・。




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