そろそろ梅雨が明けるのか?
今、色々なことで困っている人がいるというのに、
わたしは呑気に青じそを収穫して、今年は青じそ酒にしました。
・・・・・ただ、本当は呑気ではないのであった。
しかし、今日はそれは置いておきます。
と、速報をみましたら、三浦春馬、自殺の可能性?。まだ三十歳。
何があったのでしょうか?それはわたしの知らなくてよいこと。
昔は自死の理由を知ろうとしました。
何らかの『絶望』に耐えられなかったのだと今は思います。
キルケゴールの言う絶望がわたしに理解できているわけではない
けれど、希望を持てないことほど辛いことはないから。
キルケゴールの言う死に至る病とは、絶望して死を選ぶという
ことではなく、絶望しても絶望の中で生きていることが、
死んでるも同じということなのか?
キルケゴールより長く生きていますがわかりません。
ふん、キルケゴールも若造よのう・・・。
人はよくしたもので、絶望して生きていても、
また希望を見出すことができます。
ささやかな、ささやかな希望でも良い。
だから今日、やりたくもないけれど、面倒くさっ、
と思いつつも青じそ酒に着工。
おいしく頂く希望を胸に。
まっ、貧血予防も期待できるそうですから。
どうやっても小さな希望も見いだせない時、その時は
医学の力を借りた方が良いとわたしは思っています。
梅雨明けを待ちながら、ホイットニーヒューストンや
ビリージョエルを聴いて、ピンボケの老眼の目で青じそ酒を作り、
『彼女』がいた夏を思い出している。
十代で世を去った『彼女は』クリアな視界で生き、
こんなぼやけた世界を見ることはないのだ。
眩しく、希望いっぱいの夏であった。
三浦春馬君、どうぞ安らかに。
自死の理由を追及すべきでないと個人的には
思うけれど、有名人の場合、つまびらかにしないと
こういう多くの人が発言できる場所がある時代ゆえ、
何らかの誹謗に苦しんでいた可能性もあるから
暫くは穏やかではないかもしれませんが。