尊厳死について…多くの死を見てきた医療従事者たちのコメントが心を打つと反響
アメリカで脳の末期ガン患者ブリタニー・メイナードさん(29歳)が尊厳死を予告し、
自ら命を絶ったニュースに対し、世界中で議論されています。(参照:米 末期がんの女性が安楽死を選択)
そう簡単に答えが出る問題ではありませんが、間近で死と向き合っている医療従事者たちは、どう考えているのでしょうか。
海外掲示板に寄せられた、海外の医療や医学に携わる人々の意見をご紹介します。
・・抜粋・・
●がんセンターの集中治療室で働いています。
がんを奇跡的に克服したケースや、胸が張り裂けるような最期を多すぎるほど見てきました。
そして自分は誰もが「自分の最期のとき」を決める権利があると強く信じています。
●自分も集中治療室で働いています。人は尊厳を保って死ぬ権利があると強く信じています。
政府の補助金が途絶えないために、患者を生かし続けるように主張する家族の姿を何度も見てきました。家族には
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むごい亡くなり方をする人々も見てきました。彼らは生きているとは言えません。
とても人間とは言えません。肉の塊になっているだけのときもあるのです。
チューブや点滴でつながれ、私たちが呼吸をさせ、血液をきれいにし、
半永久的にそんな状態にし続けることができるのです。
だけどそれを生きているというのでしょうか。そして何が残るのでしょうか。
しかし痛みは感じています。
そんな死んだような状態で、とても苦しんでいるのを見ることができるのです。
生かし続けるべきだという主張のために。本当に壊れた状態だと思います。
それが自分の仕事で最もいやなところでもあります。
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●がんの研究が自分の専門だ。
1度、20代前半のとても若い患者を受け持った。
胃がんで手の施しようがなく、モルヒネのポンプとともにホスピスへ来た。
憶測ではあるが、彼は私たちが何をしているかを常にわかっていたようだ。
彼の痛みを和らげるために常に薬を投与していたが
彼の痛みはコントロールできないレベルまで来ていた。
焼けるような苦痛が四六時中、彼を痛めつけていた。
ある日、新しく補充した直後に彼はポンプを離し、服用量の限度をリセットした。
それから彼は自分が死ぬまでボタンを押し続けた。
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●私は腫瘍学の看護師をしています。膠芽腫の患者に、数えきれないくらい携わってきました。
この病気は人を別人に変えます。家族が知っている人はその目前で完全に消えていくのです。
その苦しみは堪えがたいものです。彼らが感じる痛みがどれほどのものなのか、想像もつきません。
彼女のとった決断を支持します。同僚と私たちも同じことをしたと話し合っています。
必要もない苦しみをずっと被り続けることに疑問です。最終結果は同じことになるのだから。
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こうした現場の意見に対し、多くの人が心を動かされていました。
簡単に結論を出せる問題ではありませんが、
壮絶な闘いを目の当たりにした医療従事者の意見は、やはり重みがあります。
Terminally Ill Woman Brittany Maynard Has Ended Her Own Life
出来れば 余命一か月 できれば 余命一年くらいで
私は決心したいと思うけれど
病気の種類にも寄ることだろうから そううまく決めることもできないのかも知れない
わが母の余命三か月ではないけれど 51時間は つらいなぁ
忙しすぎるよ ・・・ せめて・・・最後はゆったりといきたいけれど
思ったようにならないのが人生そのものなのかも
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