玄界灘を望む山の中腹にある平家の落人の里と伝わる集落「唐原:とうばる」へ行ってみました
1.平家落人の里
平安時代の末、平清盛の嫡男重盛の内室と千姫、福姫の二人の姫が都を追われ隠れ住んだとの伝説があります。
三人は源氏の追っ手により殺害されましたが、生きのびた家臣がここでその霊を弔うため農耕を行いながら住み着いたそうです。
2.棚田
今でも6軒の住民が農耕をされています。
3.集落から見る下界の風景
加布里(かふり)湾と可也(かや)山が見渡せます。
4.千寿院
近くには平重盛の遺髪を埋めた「黒髪塚」や内室の墓も現存しています。
さらに上ったところにある千寿院の滝は、姫たちがが舞を舞ったと伝えられています。
5.薬師堂
奈良時代作の薬師如来像が建立されていたであろうといわれています。
昭和の初期までは近隣住民による祭礼が行われ、屋台が並ぶほどの賑わいであったとも伝えられており、今日でも唐原の人々によって大切に護られています。
6.唐原の案内板
駐車場には集落の詳しい案内板がありました。
現在集落からさらに南に上る道路が閉鎖されており、車では北側からしかアクセスできません。
撮影:CANON M5
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