中国の宗教施設は文化大革命で破壊されたものが多く、1855年以降この地にあった文廟も徹底的に破壊されましたが、1983年以降再建に着手されました。
1.万世師表
「師表」とは人柄や学問上の模範や手本となる人を指します。孔子を称える言葉でしょう。
2.文廟路の入り口
孔子を始祖とする儒教は、中国の思考の根幹と言われています。
3.文廟の地図
文廟は上海県城の南西部の「文廟路」に位置し、学問の神様として敬まわれています。
孔子廟と県学が併設されていました。
1931年文廟は市民衆教育館となり、上海市最初の図書館となりました。
現在は毎週日曜日に露天の古本市が開かれているそうです。
4.蔵書楼
そり上がった軒が中国風ですね。
5.聴雨軒
池のほとりにあり、静かに「雨音」を聴くのも趣があります。
6.魁星閣
「魁星」とは北斗七星の第一星を指します。
中国では文運・科挙をつかさどる神に由来し、各地に同じ名前の建物があるそうです。
撮影:CANON EOS 5DIII
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