呑んでいる。
まあ、家酒も安心して呑めるのという
点では、決して悪くはないと思うのだが、
何か物足りなさも感じてしまうのも
否めない…。
そんな時、いつものように朝のお絵描き
タイムに聴いていたラジオで、この地方に
雪が降っているとのニュースが流れて
いたではないか。
そう言えば今日は、クリスマスイブでは
ないか、おう!ホワイトクリスマスだ。
確認すべく、玄関ドアを開けてみると、
見事に降っている、それも吹雪いている
程の勢いだ。
これは、極上の酒を呑む絶好のチャンスでは
ないか。
朝酒など飲んだことなどないが、これを
逃す手はない。
リビングのカーテンを一気に開き、レース
カーテンも開き切った。
しかし、もう7時だというのに、外はまだ暗く
雪見酒にはちと早い感じだ。
慌てるな!と自分に言い聞かせ、洗濯を始め、
今のうちにと朝飯の支度に取り掛かった。
そうこうしている内に、身内らが起きてきて、
顔ぶれが揃った。
朝飯が出来上がる頃には、身内が洗濯物を
室内干ししていた。
配膳を済ませると、早速燗酒のチン!をして
テーブルに付き、いざ!雪見酒!…⁉️
オープンにしたカーテンの真ん前には
洗濯物がズラリ!
完全に窓ガラスが塞がっていたのだ。
目の前には、身内らの下着、それもパンツ🩳
が、ぶら下がっていたのである。
今更いかんともし難く、ほろ苦きパンツ見酒
を味わったのだった…。MERY Xマス‼︎(>_<)
今日の一句
転びたる 深雪にしばし 身を預く
issei