つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

日出ずる国

2024-03-07 04:47:41 | ちょっとした出来事
最近ユーチューブにハマっている。

たまたま眼の手術をキッカケに、
眼科医のユーチューブを観たのが
キッカケなのだが、ユーチューブは
その他スポーツ、芸能、などあらゆる
ジャンル、画像が溢れていて、
知らない内に、色んなものに目移りして
しまうのだ。

なので知らないうちに、1時間2時間は
経ってしまうので、甚だ眼に悪いという
悪循環に陥っている。

それも、寝室で寝ながらなので、睡眠不足
気味になってしまっているので、余計に
よろしくないのである。

最近は、海外からの旅行者が日本🇯🇵で
驚く事などを観まくっている。

我々日本人が、普通に暮らしている
この日本という国が、外国人の眼には
どのように映っているのか、それらが
色々紹介されているのである。

以前も、日本の常識は世界の非常識と
言われた事があったが、これは未だに
続いているようなのだ。

それで気付かされたのは、自分は
日本という国を全く知らなかった
という事だったのである。

大まかに知ったことでも、外国人が
日本に来て驚くのは、
①夜に女性が一人歩きできる
②街や道にゴミ一つ落ちてない
③日本人は皆んな優しくて親切
④日本は静かで空気がきれい!
⑤トイレ🚽が最高!
⑥コンビニの24時間営業や品揃えの多さ
⑦自販機が町中溢れてる
などなどまだ沢山あるのだが、これらは
日本人には当たり前のことなのに、
外国人が見ると驚くほどの事らしいのだ。

トイレはさもありなんと思うが、街や
道がきれいとか、空気がきれいとか、
住んでいる我々には案外わからない事
ではないだろうか?

言われて初めて気付くような事ばかり
なので、何のことはない日本人自身が
日本の本当の姿、世界での立ち位置
など、分かっていないのに気付かされた
のである。

ましてや、日本が2000年以上続く
世界一古い国家ということも知らなかった
のである。

ちなみに、1位日本は建国約2700年、
2位デンマーク約1100年を考えても
その古さが分かろうというものである。
その間日本の王朝は神武天皇以来
ずっと続いているのである。

アメリカなど建国約240年ほどである。

何せ日本書紀などの信憑性などもあって、
色々な意見もあるようなのだが、実際
ギネスには最古の国家として記載されて
いるそうだ。

そういうこともあって、いま私の中で俄かに
母国日本とは何ぞや?という興味がフツフツと
湧いてきていて、改めて日本史を勉強し始めて
いるところなのだ。

今まで得た知識によると、この日本の戦後の
昭和に生まれて良かったのかなあ、とつくづく…。

今日の一句

踏みしめる 日出づる国の 春の土
                issei

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小さきしあわせ

2023-12-09 03:26:21 | ちょっとした出来事
ちょっとした出来事2点。

①スーパーで買ってきた芹を調理しようとして、
根元の茎に巻いてあった小さな(直径1センチ程)の
緑色の輪ゴムを外したら、ピン!と手元から飛んで、
調理台に見事に縦に着地したのである。

思わず、”お〜っ”と声が出てしまったw

②買ってきたフッシュ&ナッツを食べていたら、
小魚の中にこれ又小さなタコの赤ちゃん!(2〜3ミリ)が
混じっているのを発見!

こんなに小さくても立派にタコの形🐙

この2点の小さな出来事は、小さな”平和”を感じた。

今日の一句

見つけたる 小さきしあわせ 冬うらら
                issei
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病院での、とある出来事

2023-11-26 04:16:44 | ちょっとした出来事
定期検診のため、近くにある市民病院に
行った。

一通りの検査を終えて、待合室のちょっと
後方の席で、会計表を隣の席に置いて
座っていると、前方の席の方で40代ぐらいの
神経質そうな男の人が、眉をちょっと
しかめ気味に、聞こえるか聞こえない
ぐらいの声で、何やらブツブツ言っている。

そしてやはり会計のためか、こちらへ歩いて
来た。

私は予約表などカバンの中を整理していた
ので、視線はカバンの中に向けられている。

すると、彼の足が私の横で止まったでは
ないか、そして何やら「も〜…」とつぶやくと、
ほんのひと時であったが、何か違和感の
ある空気が漂ったのだ。


そして何事もなかったかのように
彼は立ち去ってしまったのである。

「ん…?」私はその違和感を感じた
会計表の方に眼を向けると、斜めに
置いていた我が会計表が真っ直ぐに
なっていたのである。

全く知らない他人に、断りもなく
自分の書類を触られるというのは、
あまり気持ちの良いものではない。

ちょっと違和感の小波が胸元を
過ぎったが、一瞬の出来事で、しばし
呆然としてしまった。

世の中には、潔癖症的な人も多々おられる
ようなので、彼には斜めに置かれた書類が気に
なったか、かなりの目障りで、それが
我慢出来なかったようなのだ。

キッチリ椅子に対して平行に置かれた
会計表を眺めつつ…まあ…何がしかの
被害を被ったわけでもないので、「ま…
いいか…」とこちらも直された会計表を
持って、会計を済ませて、病院を出た
のだった。

外は、何事もなかったように冬晴れの
空が広がっていた…。

今日の一句

ため息の 白きに我に 返りたる
               issei





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帰らんちゃよか

2023-11-23 05:02:58 | ちょっとした出来事
台所に立って、さあ料理を作るか!
という時、必ず近くに置いてある
スマートスピーカーに声を掛けて
好きな曲を流してもらっている。

やっぱり好きな音楽を聴きながらの
料理作りは、気分良く出来るので、
料理も一味違ってくるような気さえ
するのである♪

日々いろんなジャンルの曲を聴くのだが、
料理が最後の仕上げにかかる頃、ふと…
島津亜矢の「帰らんちゃよか」を聴きたく
なったのだ。

この曲はたまたま、深夜に絵を描いている時に
ラジオから流れてきたのを聴いて、涙が
止めどなく流れてしまった曲だったのである。

「アレクサ!島津亜矢の帰らんちゃよかを
お願いします!」とAIに声かけすると、
早速流れてきた。

しかし、これは明らかに選曲ミスだと
思い知らされたのである。

この曲は、故郷を離れて東京で夢に向かって
生活している娘に向けての親心の歌なのだが、

九州弁丸出しで、「親に気を遣って帰って
こんでもよかよ」という事を切々と歌って
いる名曲なのだ。

もう曲が始まってすぐから、涙腺が疼き出し、
序盤から涙が出てきて、調理中のフライパンの
中が見えなくなってしまったではないか。

ヤバイ!と気づいた時にはすでに遅く、もはや
ストップの声掛けもままならず、涙腺崩壊の
まま、何とか料理を終えたのだった。

「ちょっとしょっぱめだけど美味しい!」
と、身内らに言われたのだが、まさか我が
涙が混入したわけでもあるまいが、まあ…
涙の味が入ったのかも…とやれやれ…と
胸を撫で下ろしたのだった…。

今日の一句

琴線に 触るる一曲 冬椿
            issei
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つくつくしの詩

2023-09-04 14:39:30 | ちょっとした出来事
・ワタシはつくつく法師の声をここ3年ほど
 聴いていない
・正直つくつく法師の声が大好きという
 わけでもない
・むしろ蝉しぐれの中につくつく法師の
 声が混じってくると秋の足音が聞こえた
 ようで少しうら寂しささへ覚えていた
・やがて全てつくつくしの声に代わって
 秋へのページが捲られるのだ
・つくつく法師は俳句ではつくつくし、
 法師ゼミ、などと呼ばれる秋のセミである

・しかしまったく聴かないとそれはそれで
 違う寂さを覚えるのだ
・ましてや3年も聴かないとなるとあの声の
 懐かしさが思い出されてしまうのだ
・一体どうしたというのだ、クマ蝉、アブラゼミ、
 ニイニイゼミはこの夏 鳴きまくっていたのに
 つくつく法師の声だけ聴いていないのだ
・つくつくしは消えてしまったのか
・つくつく法師よ鳴いてくれ!
・さあ鳴くぞ!というグジュグジュグジュ…
 のイントロを聴かせてくれ!
・”ジュグジュッショー”という第一声の
 張り切った声を聴かせてくれ!
・人の足音が近づくと”ジュグッショ!ジュグッシヨ”!
 と慌てふためいて早鳴きし出す声を聴かせてくれ!
・鳴いている時にお尻をふりふりする姿を見せてくれ!
・聴けなくなって初めて気づいたのだが、ワタシは
 つくつく法師の声が好きだったのだ!
・あの透き通った翅の美しきが好きだったのだ!
・大好きなつくつく法師よ鳴いてくれ!!!

今日の一句

蝉時雨 中の一声 つくつくし
              issei

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