今年は珍しく展示会が多くなってしまった。
大体年一回がベースなのである。
とはいっても、ギャラリーでちゃんとした個展を
開いたのは今年が初めてだった。
いつもは、無料のアート喫茶とか、郵便局、などで
展示させていただいているのだ。
今年はそのギャラリーの個展の後、
もう二回決まっているので、計三回である。
これではとても新作が間に合わないので、
案内を出すのは遠慮することにした。
今度の展示場は「茶房じゅん」という
ママさんの趣味の行き届いたギャラリー喫茶で、
予約して展示するのに2年もかかる人気のところだ。
美味しいコーヒー&紅茶&ケーキをいただきつつ、
展示作品を鑑賞できるようになっている。
ここでは、販売も可能で作者の自由にまかせている。
そこで今回私は作品の一つに値段をつけてみようかと思っている。
というのも、今年のギャリー展示で、絵の値段というテーマを
真剣に考えるようになったからである。
私は売るつもりは全然なかったので、考えもしなかったのだが、
画友のM氏に「本当は画家が値段をつけないというのは
失礼なことなんだよ」と言われ、真剣に考えるようになったのである。
彼は実際絵を売っているし絵を売ることに誇りを持っているのだ。
その言葉には重みがある。実際前回の「はうまっち」で
考えたのだが、やっぱりちゃんと値段を出すことは、できなかった。
私は今までどうしてもほしいと言われる方には、差し上げていたのだ。
しかし、画友のM氏に「原画は絶対やっちゃいけないよ、
どんなに気に入った作品でもタダだと大事にしないから」と
注意されたのだ。これには「ウ~ン」と考えさせられてしまった。
思えば絵を生業にしている人には、売ると
いうのは当然な事なのである。
さて、初めての試みだが、手放してもいいという作品を考えてみた。
それには三つの条件があることに気づいた。
一つは、今まで展示していたが、改めて見ると少し不満が
出てきた作品。
二つ目は、私は割りと気に入っているのに、家族に不評な
作品。(けっこうこれで未発表のがある。)
いま一つは、絵を描いて気に入っているが、
俳句が入りきれず「はいまん彩」になっていない作品。
それらを探してみると、あるわあるわ、それで個展が開ける程である。
しかし「はいまん彩」になってない作品では意味がないので、
ちゃんと俳句の入っているのから選ぶことにした。しかし、一つ目の
不満が出てきた作品には、ほしいと言う方に差し上げることは
できても、不満が出てきた以上、値を付けることはできない。
結局二つ目ということになる。
さて…その内の一作にどんな値段を付けれるのか、
それも又チャレンジの一つだ。
今度こそ「はうまっち!…。」
<はいまん彩>展
「茶房じゅん」水・木(休)
東海市大日町寺下53
tel0562・32・1826
大体年一回がベースなのである。
とはいっても、ギャラリーでちゃんとした個展を
開いたのは今年が初めてだった。
いつもは、無料のアート喫茶とか、郵便局、などで
展示させていただいているのだ。
今年はそのギャラリーの個展の後、
もう二回決まっているので、計三回である。
これではとても新作が間に合わないので、
案内を出すのは遠慮することにした。
今度の展示場は「茶房じゅん」という
ママさんの趣味の行き届いたギャラリー喫茶で、
予約して展示するのに2年もかかる人気のところだ。
美味しいコーヒー&紅茶&ケーキをいただきつつ、
展示作品を鑑賞できるようになっている。
ここでは、販売も可能で作者の自由にまかせている。
そこで今回私は作品の一つに値段をつけてみようかと思っている。
というのも、今年のギャリー展示で、絵の値段というテーマを
真剣に考えるようになったからである。
私は売るつもりは全然なかったので、考えもしなかったのだが、
画友のM氏に「本当は画家が値段をつけないというのは
失礼なことなんだよ」と言われ、真剣に考えるようになったのである。
彼は実際絵を売っているし絵を売ることに誇りを持っているのだ。
その言葉には重みがある。実際前回の「はうまっち」で
考えたのだが、やっぱりちゃんと値段を出すことは、できなかった。
私は今までどうしてもほしいと言われる方には、差し上げていたのだ。
しかし、画友のM氏に「原画は絶対やっちゃいけないよ、
どんなに気に入った作品でもタダだと大事にしないから」と
注意されたのだ。これには「ウ~ン」と考えさせられてしまった。
思えば絵を生業にしている人には、売ると
いうのは当然な事なのである。
さて、初めての試みだが、手放してもいいという作品を考えてみた。
それには三つの条件があることに気づいた。
一つは、今まで展示していたが、改めて見ると少し不満が
出てきた作品。
二つ目は、私は割りと気に入っているのに、家族に不評な
作品。(けっこうこれで未発表のがある。)
いま一つは、絵を描いて気に入っているが、
俳句が入りきれず「はいまん彩」になっていない作品。
それらを探してみると、あるわあるわ、それで個展が開ける程である。
しかし「はいまん彩」になってない作品では意味がないので、
ちゃんと俳句の入っているのから選ぶことにした。しかし、一つ目の
不満が出てきた作品には、ほしいと言う方に差し上げることは
できても、不満が出てきた以上、値を付けることはできない。
結局二つ目ということになる。
さて…その内の一作にどんな値段を付けれるのか、
それも又チャレンジの一つだ。
今度こそ「はうまっち!…。」
<はいまん彩>展
「茶房じゅん」水・木(休)
東海市大日町寺下53
tel0562・32・1826