つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

反省会

2008-08-05 04:40:22 | 絵・まんが
今年の5月画友M氏と絵の展示会をやったのだが、
終わったときに、「今度反省会やろう」と約束していた。

この間M氏から電話が来て反省会をやろうということになった。
普通なら一杯やりながら、ということになるのだが彼は下戸なので
お茶をしながらの反省会となった。

彼は、展示会への来場者は過去最高だったが、「絵がぜんぜん売れなかったネエ」
というのが今回の反省点として上げた。彼は全ての絵を売りたいのである。

そしてわたしの展示に対して「絵を売るのかそれとも本にしたいのか
ちょっと中途半端でわかりにくかったねえ」と指摘してくれた。

これはまったくその通りだと思う。今回は一部の絵に値段を付けたのと、
小さな(ハガキ大・もう1つ上の2Lサイズ)の額入りの小品(千円)
を並べて販売したのである。

これはちょっとやってみようと思って、やったことなのでそれは
いいのだが、彼が言うには本にするのが最大の目標なら「それを
前面に押し出してアピールしなきゃあ」と言うのである。

アピールしてれば必ずどこかに引っかかったり、いい情報が
もたらされたりするというのである。

なるほど、確かにそうかも知れないなあと納得するばかりだった。
値段を付けた絵は1点が売れ、小品は約20点がたちまちなくなってしまった。

以前展示会に来てくれた人が、記念に絵がほしいと言われたのがきっかけで
コピーした小品を販売したのである。

この小品はまあこれでよかったのかもしれないが、皆さんに千円
という負担をかけるので、どうももう1つしっくり来ないところがあったのだ。

絵を記念に差し上げるのなら、ポストカードぐらいでいいのでは…と
思った次第である。

とにかくわたしの現在の目標は本にしたいということなので、
今回の反省点として、絵に値段は付けない・小品は全面的にポストカードに
切り替える。などなどであった。

やっぱり絵に値段を付けるのはどうもわたしにはなじまないので、
今回を最後にしたいと思う。

どうしてもと所望される方があれば、本にする作品リストに入っていなければ
お好きな絵段で差し上げるつもりである。

反省会は終わり、彼を家まで送って暑い日差しの中、帰途についたのだった。
またまっしょ。

コメント
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