きょう何か作るか?」と身内の一人に聞くと、決まって「カルボン、カルボン」
と連呼する。
カルボンとは、身内の一人が勝手に言う「カルボナーラ」のことである。
我がヘボ料理のカルボナーラがどういうわけかお気に入りなのだ。お陰でこれだけは
レシピを見ないで作れるようになってしまったのである。
何だかんだ言って休日のたびに作っている。我がカルボンには2種類あって、
クリームを使うやつと使わないやつである。たいがい交互に作っている。
どちらもお気に入りのようだが、どちらかというとクリームを使うのをより好んでいる。
これには理由があって、パスタを平らげた後に残ったクリームスープに、パンを浸けて
食べたいのである。これが抜群の相性の良さで、旨いのだ。
まあ、自分の作った料理が美味しいと言って食べてくれるのはとてもうれしいのだが、
ちと、困ってもいる。というのは、元々カルボナーラというのは、イタリアの炭焼き工が
体力をつけるために注文して作った料理と言われていて、卵の黄身やクリームを使った
濃厚な料理なので、カロリーを気にする今の日本人には向かない料理なのである。
わたしなども、油断をするとすぐに内臓メタボになるタイプなので、正直いいのかなあと
いう思いで作っているところがあるのだ。
しかしながら、「おいしい」という作り手にとって、最もモチベーションの上がる
言葉を発せられると、他愛もなく作ってしまうのである。
我が単純なうれしがり性分の根底をくすぐられてしまうからである。しかし…
「まあいいか…」と、今のとこ成り行きにまかせることにしている。
休みの日、また返事がわかってて聞くんだろうな…。
「きょう何かつくるか?」
と連呼する。
カルボンとは、身内の一人が勝手に言う「カルボナーラ」のことである。
我がヘボ料理のカルボナーラがどういうわけかお気に入りなのだ。お陰でこれだけは
レシピを見ないで作れるようになってしまったのである。
何だかんだ言って休日のたびに作っている。我がカルボンには2種類あって、
クリームを使うやつと使わないやつである。たいがい交互に作っている。
どちらもお気に入りのようだが、どちらかというとクリームを使うのをより好んでいる。
これには理由があって、パスタを平らげた後に残ったクリームスープに、パンを浸けて
食べたいのである。これが抜群の相性の良さで、旨いのだ。
まあ、自分の作った料理が美味しいと言って食べてくれるのはとてもうれしいのだが、
ちと、困ってもいる。というのは、元々カルボナーラというのは、イタリアの炭焼き工が
体力をつけるために注文して作った料理と言われていて、卵の黄身やクリームを使った
濃厚な料理なので、カロリーを気にする今の日本人には向かない料理なのである。
わたしなども、油断をするとすぐに内臓メタボになるタイプなので、正直いいのかなあと
いう思いで作っているところがあるのだ。
しかしながら、「おいしい」という作り手にとって、最もモチベーションの上がる
言葉を発せられると、他愛もなく作ってしまうのである。
我が単純なうれしがり性分の根底をくすぐられてしまうからである。しかし…
「まあいいか…」と、今のとこ成り行きにまかせることにしている。
休みの日、また返事がわかってて聞くんだろうな…。
「きょう何かつくるか?」