どういうわけか、今年は戴き物にものに恵まれていて、
どいうわけか、初めてのレシピと出会うのだった。
ハンドルネーム、ビナカさんから庭で収穫したという
ブルーベリーをたくさんいただいた。ブルーベリーと
言えば、我ら絵描きにとって、大切な目にいい
食品であることは、すでに周知のことだと思う。
ビナカさんは、アメ翔君の飼い主で、展示の時
埼玉県から愛知まで来てくれたのである。
その折、翔君を描いた小品を差し上げたのだが、
お礼として、過分にブルーベリーをいただいたのだ。
「今年は甘みが少ないので、小さいのはジャムに
するといいですよ」というアドバイスをいただいたが、
どうしてどうして、その新鮮な酸味は、そのまま
食べるにも十分で、日々つまんでいたのだった。
しかし、一度ジャムを作ってみたいと思っていたわたしは、
チャレンジしてみることにした。
圧力鍋で簡単にできるという本を読んだので、作って
みることにしたのである。ところが、イチゴやリンゴの
ジャムレシピはあるのに、ブルーベリーはなかったのだ。
それぞれ微妙に違うので、やむなく色々組み合わせて
やってみた。すると圧をかけ始めてしばらくすると煙が
出始めたではないか。あわてて火を止めると、焦げ付いて
いるのである。「ゲッやちゃったか」とガックリきたのだが、
あきらめきれず、水を加えるなどして再び作り出し、
何とかジャムにした。
これが、食べてみると焦げの功名か、いい苦味が
加わって、得も言われぬ旨さになっていたのである。
当然身内らは、「食べ過ぎるなよ」の我が制止も
ものともせぬ傍若無人の食いっぷりで、たちまち
ジャムを詰めたパックは底を見せ始めている。
いま我が家には、俄かにバジルソースとブルーベリー
ジャムブームが沸き起こっているのである。
どいうわけか、初めてのレシピと出会うのだった。
ハンドルネーム、ビナカさんから庭で収穫したという
ブルーベリーをたくさんいただいた。ブルーベリーと
言えば、我ら絵描きにとって、大切な目にいい
食品であることは、すでに周知のことだと思う。
ビナカさんは、アメ翔君の飼い主で、展示の時
埼玉県から愛知まで来てくれたのである。
その折、翔君を描いた小品を差し上げたのだが、
お礼として、過分にブルーベリーをいただいたのだ。
「今年は甘みが少ないので、小さいのはジャムに
するといいですよ」というアドバイスをいただいたが、
どうしてどうして、その新鮮な酸味は、そのまま
食べるにも十分で、日々つまんでいたのだった。
しかし、一度ジャムを作ってみたいと思っていたわたしは、
チャレンジしてみることにした。
圧力鍋で簡単にできるという本を読んだので、作って
みることにしたのである。ところが、イチゴやリンゴの
ジャムレシピはあるのに、ブルーベリーはなかったのだ。
それぞれ微妙に違うので、やむなく色々組み合わせて
やってみた。すると圧をかけ始めてしばらくすると煙が
出始めたではないか。あわてて火を止めると、焦げ付いて
いるのである。「ゲッやちゃったか」とガックリきたのだが、
あきらめきれず、水を加えるなどして再び作り出し、
何とかジャムにした。
これが、食べてみると焦げの功名か、いい苦味が
加わって、得も言われぬ旨さになっていたのである。
当然身内らは、「食べ過ぎるなよ」の我が制止も
ものともせぬ傍若無人の食いっぷりで、たちまち
ジャムを詰めたパックは底を見せ始めている。
いま我が家には、俄かにバジルソースとブルーベリー
ジャムブームが沸き起こっているのである。