昨年豊川の佐奈川縁でカメラマン感写さんとの
菜の花酒の際、里山造りのに精を出してるKさんが
合流。その時「来年里山へ二人してお邪魔しますよ」
との約束を交わしていた。
その約束を果たすべく、日程の調整が整ったので、
感写さんの車に乗せてもらって出かけた。
なにせ、愛知県のはずれの山の上にあるので、
普通に行けば3時間以上はかかる。そこで、高速を
使って行くことにして、AM10時頃に名古屋を
出発した。
まずは途中の豊川で、展示でお世話になっている
ギャラリー喫茶「奈邪」へ寄り道。東名高速を使っているので、
本来ならば1時間足らずで「奈邪」に着けるのだが、
事故渋滞に遭い通常の2時間近くかかってしまった。
二俣博さんという方から写真展の案内状をいただいて
いたのである。
ひょいと覗くと、いつものマスターの顔が「あら」という
顔になる。元気そうだ。小腹がすいていたので
コーヒーとスパゲティーを頼み、さっそく展示の
写真を見て回る。モノトーンで統一された雫、それが
集まってできる雲の写真が、20~30号の大きな
額に写っている。
なかなか味わいのある作品である。聞けば二俣さんは
プロの写真家ということだった。同じカメラマンの
感写さんは、相当刺激を受けたようで、何度も
お気に入りの雲の写真に見入っていた。
ひとしきり話込んだ後「奈邪」を後にした。
目的の山の上まで道がごちゃごちゃと
分かりにくいのだが、感写さんの車には
強力な助っ人のナビが備えてあるのだ。
女性の声の案内が流れ、的確に信号の
少し手前から右へ左へ、斜め前なども
言ってくれるのには、ナビを備えていない
私は感心した。
谷沿いの道を登り始めると、途中から気圧が
変わるためか、耳が詰まってくる。大あくびをして
気圧を合わせ、上って行った。途中に見晴らし
のいい一角に差し掛かると、車を路肩に止めて
ひとしきり撮影会である。再び出発し、ナビのお蔭で
なんなく到着した。
ここだここだ…。久々に訪れたわたしは、一気に
以前の感慨に包まれたのだった。里山一帯には
赤とんぼが飛び回っていて、ハスの田んぼはすっかり
枯れはちすに覆われていたのだった。
面白かったのは蝉の声で、名古屋では聴けない
ミンミンゼミが鳴いていて、後でヒグラシまで声を
添えたのである。同じ愛知県内でもこれほどの
差があるのかと驚かされた。無論うれしい驚きだ。
この時期の里山は、より静かな風情だった…。
以下、次回へ。
菜の花酒の際、里山造りのに精を出してるKさんが
合流。その時「来年里山へ二人してお邪魔しますよ」
との約束を交わしていた。
その約束を果たすべく、日程の調整が整ったので、
感写さんの車に乗せてもらって出かけた。
なにせ、愛知県のはずれの山の上にあるので、
普通に行けば3時間以上はかかる。そこで、高速を
使って行くことにして、AM10時頃に名古屋を
出発した。
まずは途中の豊川で、展示でお世話になっている
ギャラリー喫茶「奈邪」へ寄り道。東名高速を使っているので、
本来ならば1時間足らずで「奈邪」に着けるのだが、
事故渋滞に遭い通常の2時間近くかかってしまった。
二俣博さんという方から写真展の案内状をいただいて
いたのである。
ひょいと覗くと、いつものマスターの顔が「あら」という
顔になる。元気そうだ。小腹がすいていたので
コーヒーとスパゲティーを頼み、さっそく展示の
写真を見て回る。モノトーンで統一された雫、それが
集まってできる雲の写真が、20~30号の大きな
額に写っている。
なかなか味わいのある作品である。聞けば二俣さんは
プロの写真家ということだった。同じカメラマンの
感写さんは、相当刺激を受けたようで、何度も
お気に入りの雲の写真に見入っていた。
ひとしきり話込んだ後「奈邪」を後にした。
目的の山の上まで道がごちゃごちゃと
分かりにくいのだが、感写さんの車には
強力な助っ人のナビが備えてあるのだ。
女性の声の案内が流れ、的確に信号の
少し手前から右へ左へ、斜め前なども
言ってくれるのには、ナビを備えていない
私は感心した。
谷沿いの道を登り始めると、途中から気圧が
変わるためか、耳が詰まってくる。大あくびをして
気圧を合わせ、上って行った。途中に見晴らし
のいい一角に差し掛かると、車を路肩に止めて
ひとしきり撮影会である。再び出発し、ナビのお蔭で
なんなく到着した。
ここだここだ…。久々に訪れたわたしは、一気に
以前の感慨に包まれたのだった。里山一帯には
赤とんぼが飛び回っていて、ハスの田んぼはすっかり
枯れはちすに覆われていたのだった。
面白かったのは蝉の声で、名古屋では聴けない
ミンミンゼミが鳴いていて、後でヒグラシまで声を
添えたのである。同じ愛知県内でもこれほどの
差があるのかと驚かされた。無論うれしい驚きだ。
この時期の里山は、より静かな風情だった…。
以下、次回へ。