つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

奇跡だったけど…

2012-12-28 06:25:36 | 食べ物
正月の親戚一同の来襲にそなえ、昆布巻き
と筑前煮の特訓中である。


今度初めて正月料理を私が作るので、昆布巻きと
筑前煮のレシピとにらめっこしつつ試行錯誤している。

最近圧力鍋を多用しているので、この二品も
圧力鍋で作っている。なにせ、昆布巻きは5分で
出来るし、筑前煮は3分圧を掛けた後、10分
中火で煮れば出来上がるのだ。

圧力鍋は、ほぼ通常の半分程度の調理時間で
できるので省エネになり、魚など骨まで軟らかくなって
食べやすくなる。しかも味わいは深くなるので、
重宝している。

今まで、食べた身内らにやれちょっと甘すぎるだの、
柔らかすぎるだのと微調整を余儀なくされてきていた
のだが、きのう、「これ旨~い!」「絶品!」と、食べた
身内らの賞賛を浴びたのである。それも、二品共
なのだ。

醤油を薄口に変え、砂糖をみりんにしてみた
結果だった。「よし、これで行けるゾッと!」と
喜んだのだが、待てよ…とハタと我に返った…。

先に作った昆布巻きは、それでいいとして…
そのあとで作った筑前煮は、ちと困ってしまった。

というのも、テキトウー人間の悲しさで、テキトーな
直感でやってしまったところがあるからなのだ。

作ったレシピは必ずノートに書き残しておくように
しているのだが、時折そのテキトーさが出てとんでもない
ものを入れてしまったりして、後でアタフタしてしまうことが
あるのだ。

この日も実は、昆布巻きで余った昆布と前日の
料理の残り物のきくらげを放り込んでいたのである。
おまけに、醤油を大さじで入れてる途中から「まてよ
薄口がいいかも…」と薄口に変えて、混ぜたのである。

つまり、あの絶賛の味を本番の正月に再現
しなければならないのである…。

すると、あの絶妙の味は…余って入れた昆布の
せいか、それとも、前日の残り物きくらげの
せいなのか…。

思い出しつつノートを取る手が、揺れる、ゆれる…。
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